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乙とは?
ネットで使われる『乙(おつ)』は、お疲れさまという意味です。
『お疲れさま』を『おつ』と省略して使われていたのが、誤変換で漢字の『乙』となったことが始まりです。
オンラインゲームでの退席時にあいさつとして使ったり、ゲームで敵に倒され、力尽きた人に対して、今までの苦労をねぎらう言葉として使ったりします
自分が力尽きるときの表現としては、「乙る」が使われます。
「乙る」は、お疲れさまの意味は持たず、力尽きたときにゲームから『落ちる』が『乙る』になったという説があります。
「乙る」の過去形は「乙った」です。
乙の前に数字を入れて、「1乙(いちおつ)」「2乙(におつ)」「3乙(さんおつ)」と使われることもあり、由来は、ゲーム『モンスターハンター』です。
『モンスターハンター』のクエスト失敗条件の1つに既定の力尽きた回数を越えてしまうことがあり、力尽きた数を把握しておくことがゲームを進めるうえで必要になります。
そのため、力尽きたことを表現できる『乙』に力尽きた回数を入れて使われるようになりました。
また、煽り(あおり)として乙が使われることもあります。
使うタイミングしだいでは、相手の感情を逆なでしてしまうかもしれません。
相手の気分を害さないように使い方には気をつけましょう。
- 乙です。また明日。
- すぐ乙るけど、許してくださいね。
本来の乙の意味とは?
本来の乙(おつ)は、2番目という意味です。
甲(こう)と合わせて使われることが多く、甲には1番目という意味があります。
甲を英語にするとアルファベットの『A』、乙を英語にするとアルファベットの『B』です。
『甲乙つけがたい』という言葉は、2つのものに差がなく、どちらが優れているかを決めるのが難しいという意味です。
甲や乙は、古代の中国で暦として使われていました。
甲は1番目、乙は2番目に表記されていたことから、現在の意味として使われています。
監修者:Pacific Metaマガジン編集部
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