“OpenSocial Protocol”で誰でも簡単にWeb3アプリ開発が可能に?注目の開発技術やdApp導入事例を紹介

2024.10.25

執筆者

Pacific Meta

従来型のWeb2ソーシャルメディアでは、企業がユーザーのデータやコンテンツを管理し、広告収入を独占していました。一方で、ユーザーにはその利益がほとんど還元されることはありませんでした。さらに、データ漏洩やプライバシーの問題も度々指摘されています。

Web3では、ブロックチェーン技術を活用することで、ユーザーが自分のアカウントやコンテンツの所有権を保持し、その所有権を他のサービスでも利用できるようになるとされています。また、Web3ソーシャルプラットフォームでは、ユーザーが自らのコンテンツを直接収益化できる機会が増え、トークンやNFTを通じてインセンティブが提供される仕組みが導入されています。

こうした変革の中で、Web3ソーシャルメディアの開発に特化した分散型インフラが登場しました。今回ご紹介するOpenSocial Protocolは、誰でも簡単にWeb3対応のソーシャルアプリを作ることができ、コミュニティを育てるための重要な技術基盤として注目されています。

本記事では、OpenSocial Protocolについて、以下の内容を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

また、Pacific Metaは、Web3事業に取り組む企業様向けに、海外Web3プロジェクトの最新情報や、自社の支援事例をはじめとしたさまざまな情報をお届けしています。

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    OpenSocial Protocolの概要

    画像:https://www.opensocial.co/

    OpenSocial Protocolは、Web3ソーシャルアプリ開発における技術基盤を提供する分散型インフラストラクチャです。

    2024年にローンチしたばかりのプロトコルで、開発者が簡単に分散型ソーシャルdApps(分散型アプリケーション)を構築できるように設計されています。従来のWeb2ソーシャルアプリとは異なり、ユーザーが自分のデータやコンテンツを完全に所有・管理できることを目指したアプリケーション開発環境を提供しています。

    OpenSocial Protocolの主な特徴

    OpenSocial Protocolの大きな特徴は2点あります。

    まず1つ目は、モジュラーアーキテクチャの採用です。

    これにより開発者は、様々なソーシャル機能(投稿、コメント、リアクション、チャットルーム、フォローシステムなど)を、まるでパーツを扱うかのように組み合わせてソーシャルdAppを構築できます。

    次に、マルチチェーン対応であることです。

    OpenSocial Protocolは、ユーザーのアカウントやコンテンツのデータを複数のブロックチェーンをまたいでシームレスに利用できるようにすることを理想としています。これにより、開発者は特定のブロックチェーンプラットフォームに縛られることなくdAppを開発することが可能になります。

    これらが、OpenSocial Protocolを理解する上で押さえておきたい特徴ですが、この他にも有用な機能が多数あり、その詳細は後述する「主要な技術」セクションでさらに掘り下げて説明します。

    OpenSocial Protocolが解決しようとしている課題

    OpenSocial Protocolはどのような既存の課題を解決してくれるのでしょうか?これが見えてくると、OpenSocial Protocolの競争優位性が見えてきます。

    まず、モジュラーアーキテクチャを採用しているため、開発の難易度が大幅に低減します。

    従来のソーシャルdApp開発では、コーディングや専門知識が多く求められ、高い参入障壁がありました。OpenSocial Protocolは、モジュール化されたソーシャル機能を提供し、迅速な開発を可能にし、時間とコストの大幅な削減を実現しています。

    次に、マルチチェーン対応であることで、データ所有権の制約の解消が期待されます。

    従来のブロックチェーン上では、ユーザーのデータ(フォロワーリストや投稿内容など)が特定のアプリやプラットフォームに固定されてしまい、異なるアプリ間でデータを共有したり持ち運ぶことが難しかったのですが、この点でOpenSocial Protocolは、ユーザーが異なるdAppsやブロックチェーン間で自由にデータを利用できるようにし、データのポータビリティの問題を解決します。

    OpenSocial Protocolが持つ主要な技術

    OpenSocial Protocolは、分散型ソーシャルアプリケーション(dApps)の基盤として、Web3時代における次世代のソーシャルインフラを提供します。その技術的アーキテクチャは、柔軟性、拡張性、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指して設計されており、複数のブロックチェーンにまたがる分散型環境でシームレスに機能することを目的としています。

    これらを実現するために、どのような技術基盤を提供しているのか、以下で詳細を解説します。

    (1)モジュラーアーキテクチャ

    画像:Pacific Meta作成

    OpenSocial Protocolは、モジュラーアーキテクチャに基づいて構築されており、開発者は各種ソーシャル機能を自由に組み合わせて独自の分散型ソーシャルアプリケーションを簡単に作成できます。これにより、開発に柔軟性と拡張性を提供し、迅速な開発やカスタマイズが可能になります。

    具体的なモジュールには以下のものがあります。

    • フィード:ユーザーが投稿やコンテンツを閲覧するための基本的なタイムライン機能
    • チャットルーム:リアルタイムでのメッセージ送受信機能を提供し、コミュニティ内のユーザー同士が即座にやり取りできる機能
    • コメントとリアクション:投稿に対してコメントや「いいね」などのリアクションを行う機能
    • 投票機能:ユーザーが意見を表明し、コミュニティ内で意思決定を行うための投票機能

    OpenSocial Protocolでは、これらのモジュールを自由に組み合わせることで、開発者は特定の目的やニーズに応じたカスタマイズされたソーシャルdAppを作成できます。さらに、モジュラーデザインにより、新しい機能の追加や既存機能の更新も容易に行えるため、迅速なイテレーションが可能です。

    このモジュラーアーキテクチャは、ノーコードまたはローコードでのdApp開発をサポートし、技術的なハードルを大幅に下げます。これにより、従来のWeb2ソーシャルプラットフォームよりも効率的に、迅速に新しいソーシャルアプリケーションを立ち上げることが可能です。

    (2)マルチチェーン対応

    画像:Pacific Meta作成

    また、OpenSocial Protocolは複数のブロックチェーンに対応しています

    このマルチチェーン対応によって、開発者は特定のアプリケーションに最適なチェーンを選択して展開できるようになります。さらに、ユーザーのニーズに応じて、柔軟にチェーンを移動させることも可能です。

    また、マルチチェーン対応によりエコシステムの拡大が容易になることも大きな利点です。異なるブロックチェーン上のユーザーや開発者が相互に連携できることで、エコシステム全体のネットワーク効果を高めることができます。

    従来のソーシャルdAppは、単一のブロックチェーンに依存することが多く、特定のチェーンに固有の制約やパフォーマンスの問題がありました。これに対し、OpenSocial ProtocolはEthereumやBNB Chainをはじめとする複数のEVM(Ethereum Virtual Machine)互換チェーンでの展開をサポートしており、将来的にはSolanaや他の非EVMチェーンも統合する計画があります。

    (3)オンチェーンソーシャルグラフ(Social Graph as a Service)

    画像:Pacific Meta作成

    OpenSocial Protocolは、ユーザー間のつながりや関係性を示す「ソーシャルグラフ」をブロックチェーン上で管理します。ソーシャルグラフとは、インターネットやブロックチェーン上での人々の関係性や接触のネットワークを可視化・管理するための概念です。例えば、一般的なソーシャルアプリでは、ユーザー同士のフォロー、友達関係、興味関心の共有などがソーシャルグラフとして表されます。

    OpenSocial Protocolでは、フォローや友達関係、リアクションなどをブロックチェーン上で管理でき、これによりユーザーは自分のソーシャルデータを自由に制御し、異なるdApp間でデータを活用することが可能です。このソーシャルグラフは、Social Graph as a Service(SGaaS)として提供され、以下の機能を果たします。

    • データのポータビリティ:ユーザーが異なるプラットフォーム間で自分のソーシャルデータを持ち運べるため、新しいdAppに参加しても、1からフォロワーやコンテンツを構築する必要がありません。
    • コンテンツの個別最適化:ソーシャルグラフを活用し、各ユーザーに最適なコンテンツや広告をパーソナライズして表示することが可能です。
    • 分散型ネットワークの強化:ユーザー間のつながりがブロックチェーン上で透明かつ安全に管理されるため、分散型ネットワーク全体の信頼性が向上します。

    分散管理されたソーシャルグラフにより、ユーザーはプライバシーを守りながら自分のデータを完全にコントロールでき、dApp開発者にとっても貴重なユーザーインサイトを活用することが可能になります。

    (4)AAウォレットやガスレス取引の技術

    画像:Pacific Meta作成

    OpenSocial Protocolは、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、専用のAccount Abstraction(AA)ウォレットを備えています。これは、通常のウォレットよりも柔軟で使いやすく、従来のシードフレーズ管理の煩雑さを解消し、ユーザーのオンボーディングを簡略化する仕組みです。さらに、OpenSocial ProtocolのAAウォレットでは、ユーザーがガスレスで利用できる仕組みも提供されています。

    OpenSocial Protocol専用AAウォレットの主な特徴:

    • シードフレーズが不要:ユーザーは複雑なシードフレーズを覚える必要がなく、ソーシャルログインやメールアドレスを使ってウォレットをセットアップできます。
    • ガスレス取引ユーザーがガス料金を気にせずにトランザクションを行える環境が提供されています。特に、頻繁な投稿やリアクションが発生するソーシャルアプリでは、ガス料金の負担がなくなることで、ユーザーの利用が促進されます。

    (5)オンチェーンとオフチェーンのデータ処理

    画像:Pacific Meta作成

    OpenSocial Protocolは、ユーザーの行動やコンテンツに関するデータをオンチェーンとオフチェーンで効率的に管理します。各アクション(投稿、リアクション、コメントなど)をオンチェーンで記録することも可能ですが、コストやパフォーマンスの面で不利な場合には、オフチェーンでのデータ処理が推奨されます。

    • オンチェーンデータ:ユーザーの主要なアクションや重要なコンテンツはブロックチェーン上に記録され、透明性と永続性が保証されます。これにより、トランザクションが改ざん不可能な形で管理されます。
    • オフチェーンデータ:高頻度のアクションや一時的なデータは、パフォーマンス向上のためにオフチェーンで処理され、分散型ストレージ(IPFSなど)で保存されます。これにより、コスト削減と高速な処理が可能になります。

    オンチェーンとオフチェーンのデータ処理を組み合わせることで、OpenSocial Protocolは柔軟かつ効率的なソーシャルdAppの運営を実現します。

    (6)プラグインNFT

    画像:Pacific Meta作成

    OpenSocial Protocolは、プラグインNFTを活用して、開発者やコミュニティが追加機能を簡単に利用できる仕組みを提供しています。プラグインNFTは、ERC-1155規格に基づいており、以下のような機能を提供するためのライセンスとして機能します。

    • トークン発行:独自のトークンやNFTを発行し、コミュニティ内での経済活動を促進します。
    • ガバナンスツール:コミュニティガバナンスを管理し、ユーザーが意思決定に参加できる仕組みを提供します。
    • メンバーシップシステム:限定コンテンツや特典を提供するためのメンバーシップ機能を活用できます。

    (7)メガホン(Megaphone)広告機能

    画像:Pacific Meta作成

    メガホン(Megaphone)広告機能は、広告主が特定のターゲットコミュニティに対してプロモーションを行うための仕組みです。この機能により、広告主、コミュニティオーナー、ユーザー全員が公平に報酬を得られる環境を提供します。

    • ターゲット広告:広告主は、特定のタグやコミュニティ(トライブ)を選び、そのユーザーに対して広告を表示します。
    • 報酬の分配:ユーザーが広告にエンゲージするたびに、トライブのオーナー、広告主、ユーザー、OpenSocial Protocolに報酬が分配されます。
    • CPM(Cost Per Mille)モデル:最初はWeb2の広告プラットフォームに似たCPMモデル(1000回表示あたりのコスト)を採用し、ユーザー数の増加に応じて動的な価格設定モデルに移行します。

    この広告機能は、Web3ソーシャルエコシステムにおける収益化手段として重要な役割を果たし、ユーザーやコミュニティに直接利益をもたらすだけでなく、OpenSocial Protocol全体のエコシステムを活性化します。

    OpenSocial Protocolのエコシステム

    以下に、実際に現在OpenSocial Protocolで展開しているdAppをご紹介します。

    SoMon(Social Monsters)

    画像:https://www.opensocial.co/infrastructure

    SoMonは、OpenSocial Protocol上に構築されたWeb3フォーラム型のdAppです。

    ユーザーは「トライブ(コミュニティ)」を作成し、トピックに基づいて議論やコンテンツ共有を行います。特に、コミュニティ内で活動することで報酬が得られ、インセンティブを提供する仕組みが整っています。

    公式サイト:https://www.social.monster/

    BreadnButter

    画像:https://www.opensocial.co/infrastructure

    BreadnButterは、BNB Chain上に構築されたWeb3ソーシャルアプリです。

    ユーザーはトピックベースのコミュニティに参加し、コンテンツを投稿したり、他のユーザーと交流したりできます。投稿やコメント、リアクションに応じてネイティブトークン$BUTTERを獲得することができます。

    公式サイト:https://www.breadnbutter.fun/

    Deek Network

    画像:https://www.opensocial.co/infrastructure

    Deek Networkは、分散型コラボレーションプラットフォームです。

    ユーザーが「ウィッシュ(Wishes)」と呼ばれる課題に対して知識や情報を提供し、その見返りとしてオンチェーン報酬を受け取ります。さらに、Deek Networkはユーザーのソーシャルレピュテーション(信頼度)を構築するためのレイヤーも提供しており、コミュニティ内での活動が評価される仕組みを持っています。

    公式サイト:https://www.deek.network/

    OpenSocial Protocolのチーム

    OpenSocial Protocolの創設者の一人、Sean Tao氏は、Web3領域における豊富な経験を持ち、以前は暗号取引プラットフォームKikitradeのCEOを務めていました。さらに、彼はAsia Innovations HK LimitedのGiftoチームでプロジェクトリーダーとして、ブロックチェーンを基盤としたバーチャルギフトの開発に注力した経験もあります。

    また、Sean Tao氏は、アジア最大級のWeb3開発企業Everest Ventures Group(EVG)にも所属しています。

    EVGは、OpenSocial Protocolのパートナーであり、AlibabaやTencent、ByteDanceなどの大手テック企業の専門家を含む300人以上の開発者を擁しています。EVGは、アジアで急成長中のSocialFi分野に注力しており、特にOKX VenturesAnimoca Brandsといった著名な投資家グループからのバックアップを受けています。

    OpenSocial Protocolの資金調達状況

    2024年9月現在、OpenSocial Protocolは合計で約2,600万ドルの資金を調達しています。主要な調達ラウンドとしては、Framework VenturesとNorth Island Venturesが主導し2024年7月に行った600万ドルの戦略的資金調達などがあります。

    この資金調達には、Hivemind Capital PartnersMoonrock Capitalといった他の著名な投資家も参加しています。また、この戦略的投資に先立ち、2024年5月には500万ドルのシード資金を調達しています。

    さらに、1,500万ドルのエコシステムファンドが設立されており、この資金はOpenSocial Protocolのインフラ拡大や、2025年までに1,000以上のコミュニティdAppを立ち上げるために活用される予定です。

    OpenSocial Protocolのトークノミクス

    OpenSocial Protocolのネイティブトークン「OS」は、2024年10月時点でローンチ前であるため、詳細なトークノミクスは公表されていませんが、現時点でわかっていることを以下に記します。

    OSトークンは、エコシステム内の様々な用途で使えるユーティリティトークンとして位置付けられています。OSトークンの総発行量は35億トークンと決まっておりますが、その供給スケジュールはまだ具体的な情報は出てきていません。

    トークンアロケーション

    トークンの割当て率は、以下のようになっています。

    画像:Pacific Meta作成
    • 投資家: 20%(シードラウンドやプライベートセール)
    • チームとアドバイザー: 20%
    • エコシステム: 60%(ステーキング報酬、エアドロップなど)

    トークンのユーティリティ

    • ステーキング: ユーザーはOSトークンをステーキングすることで利回りを得たり、プロトコルのガバナンスに参加することができます。
    • 報酬システム: ユーザーはコンテンツを投稿したり、他のユーザーと交流することで報酬を得られます。
    • メガホン(Megaphone): 広告主がトークンを支払い、トライブに対して広告を配信する仕組みです。このトークンは、トライブオーナー、ユーザー、OpenSocial Protocolの運営チームに分配されます。
    • トライブのアップグレード: トライブオーナーがトライブの機能を強化するためにトークンを使用できます。たとえば、プラグインNFTの追加購入やトライブのカスタマイズなどが可能です。
    • ガス代クレジット: トークンを使って、OpenSocial Protocolエコシステム内のガス代を補充することができます。

    OpenSocial Protocolの課題と今後の可能性

    分散型ソーシャルアプリという領域の今後の成長は、まだまだ不透明といえます。なぜなら、Web2のSNSに大きな不満を抱いているユーザーは、現状はそこまで多いようには見えないためです。

    また、SNSはネットワーク効果が大きく働くサービスです。分散型ソーシャルアプリが圧倒的な競争優位性をユーザーに提示できなければ、すでに存在するWeb2のSNSとの競争は厳しいものになります。

    一方で、特定のアプリケーション開発に特化した分散型インフラストラクチャは、今後注目すべき分野かもしれません。

    OpenSocial Protocolのような特化型プロトコルは、開発時間の短縮や学習コストの低減という大きなメリットを提供しています。ブロックチェーン業界全体では、長らく指摘され続けている「ブロックチェーン開発者の不足」という問題は依然として深刻であり、ブロックチェーンの複雑な開発要件により、開発の遅延・中断の話が絶えません。

    開発者は、既存のインフラを活用することで、ゼロからすべてを構築する手間を省き、より迅速にプロダクトを市場に投入することが可能になります。これは、分散型技術を利用した開発において非常に有効な解決策と言えるでしょう。

    OpenSocial Protocolは、分散型ソーシャルアプリに特化していますが、今後はこのようにターゲットを絞ったプロダクトが求められるようになるかもしれません。

    OpenSocial Protocolについてまとめ

    本記事ではOpenSocial Protocolについて紹介しました。
    まとめると、以下の通りとなります。

    • OpenSocial Protocolは、分散型ソーシャルアプリケーションを構築するためのマルチチェーン対応インフラを提供するプラットフォームである
    • モジュラーアーキテクチャとマルチチェーン対応により、開発者は効率的にdAppを構築できる
    • OpenSocial Protocolは、ブロックチェーン開発のハードルを下げ、ガスレス取引やAAウォレットを通じてユーザー体験を向上させる技術基盤を提供している
    • Web3ソーシャルサービスの拡大に伴い、OpenSocial Protocolは今後重要な役割を果たす可能性がある

    OpenSocial Protocolは、開発者が簡単にdAppを作成できるように、モジュラーデザインや、ガスレス取引などの開発者フレンドリーな仕様が揃っていて、分散型ソーシャルアプリの構築における課題を解決するための最適なツールといえます。特にブロックチェーン開発のハードルを下げ、トライブやソーシャルグラフなどの機能を手軽に活用できる点が魅力です。

    まだローンチして間もなく、日本国内での知名度はそれほど高くないですが、今後、Web3ソーシャルサービスや分散型ソーシャルアプリのトレンドが本格化した時には、OpenSocial Protocolはその中心的な存在となり得るポテンシャルを持っているのではないでしょうか。今後の成長に期待が寄せられるプロジェクトです。

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