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週刊Hyperliquid2026年10月7日

HYPEの買い戻しは29.0万枚へ85%増、USDC運用益1,458万ドルの配分が報道

対象期間: 9/30(水)〜10/6(火) / データ取得日: 2026-10-07(水) / 公開日: 2026-10-07(水)

今週の目次

  1. 週間取引高とDEXシェア
  2. 資金フロー
  3. 銘柄別Top30とRWAシェア
  4. HYPE
  5. HIP-3市場
  6. ボルト
  7. ステーブルコイン・担保基盤
  8. 今週の出来事
    • USDC準備金の運用益の初回配分1,458万ドルをAssistance Fundが受け取ったと報道、買い戻しは週の後半に加速
    • Hyperliquid Labsが毎月のチーム配分の375万HYPEを解除申請、機関投資家1社への相対売却と告知
    • Hyperliquidのperpの価格がブルームバーグ端末で参照できるとHyperliquidが告知、原油・金・株価指数の24時間の値を表示
  9. アナリストコメント

1. 週間取引高とDEXシェア|取引高は490億ドルへ19.4%減、OIは174億ドルへ5.6%増で建玉は持ち越し

指標 数値 出典
週間perp取引高(9/30〜10/6) 490億ドル 当社集計(注1)
前週比 -19.4%(前週608億ドル) 同上
日次ピーク 10/2の99.9億ドル 同上
デリバティブDEXシェア(主要11社ベース) 43.0%(分散型を名乗る全23社では32.4%) CoinGecko(注2)
主要デリバティブDEX11社の合計取引高(推計) 週約1,140億ドル 当社推計(注2)
OI(未決済建玉、注9) 174.0億ドル(10/7朝時点。前回取得の9/30朝は164.7億ドル) Hyperliquid公式データ

perp(注9)の週間取引高は490億ドルで、前週の608億ドルから19.4%減少しました。東証プライム市場の1日平均売買代金9兆3,334億円(2026年9月、出典: 日本取引所グループ)と比べると、Hyperliquidの1週間の取引高は東証プライムの約0.8日分に相当します。月間に換算すると、JPXのデリバティブ市場全体(同月497兆円)の7%程度です(換算のレートと計算は注1)。

日次Perp取引高
日次Perp取引高

減少は本体市場の暗号資産perpで生じ、本体市場は469.4億ドルから364.8億ドルへ104.6億ドル(22.3%)減少しました。外部運営市場のxyz(注9)は135.2億ドルから122.4億ドルへ9.5%の減少にとどまり、全体に占める比率は22.2%から25.0%へ上昇しています。銘柄別の減少額はBTCが36.0億ドル(前週比-19.8%)、ZECが16.8億ドル(同-41.8%)、SOLが8.7億ドル(同-38.0%)、XRPが7.7億ドル(同-57.0%)、NEARが7.0億ドル(同-30.7%)で、この5銘柄で76.2億ドルと全体の減少の64.5%を占めます。ETHの減少は4.3億ドル(同-6.4%)と小さい水準でした(注8)。減少率の大きい銘柄は前週に値幅が大きかった銘柄と重なり、週内の値幅(高値÷安値)はZECが24.9%から17.5%、SOLが11.1%から6.1%、XRPが14.5%から7.9%、NEARが39.8%から22.5%へ縮小しました。BTCは5.8%から5.2%、ETHは6.2%から4.8%です。価格の動きが落ち着いたことに伴って売買が減少した週と読めます(注8)。同じ週に増加した銘柄は、Micronの決算を挟んだMU(+3.3億ドル)、PUMP(+2.2億ドル)、Cerebrasを参照するCBRS(+1.9億ドル)、SAND(+1.8億ドル)、NVDA(+1.7億ドル)、AAVE(+1.1億ドル)です(セクション3、注8)。日次では10/2(金)に週内ピークの99.9億ドルを記録し、10/4(日)は23.5億ドルと週内で最も小さい日でした。週末の10/3(土)と10/4(日)は合わせて78.0億ドルで、前週の週末(89.8億ドル)より小さい水準です。

OI(未決済建玉、注9)は174.0億ドルと前回取得時点から5.6%増加し、前週の減少から増加に転じました。内訳は本体市場が134.3億ドル(前回126.4億ドル)、外部運営市場が39.6億ドル(同38.4億ドル)です。銘柄別ではBTCの建玉が29.5億ドルから35.2億ドルへ5.6億ドル増加し、BTC価格の2.5%の上昇(マーク価格83,446ドル→85,527ドル)を差し引いても数量ベースで16%の増加です。ETHは32.5億ドルから31.7億ドル(数量ベース-3%)へ減少し、建玉の最大銘柄は前週のETHからBTCに戻りました。HYPEは17.7億ドルから18.6億ドルへ増加しましたが、数量ベースでは1.5%の減少で、増加分は価格の上昇(86.07ドル→91.65ドル)によるものです(注8)。週間出来高をOIで割った回転率は本体市場2.7回転、xyz市場3.2回転で、前週(3.7回転・3.6回転)から低下しました。取引高が減少する一方でOIが増加しており、建玉を手仕舞うのではなく、BTCを中心に持ち越し、積み増す動きが優勢だったと読めます(注8・注9)。資金調達レート(注9)の週間平均は年率でBTC 9.4%、ETH 10.9%、HYPE 8.4%です。前週(BTC 8.5%、ETH 11.3%、HYPE 9.6%)からBTCが上昇し、ETHとHYPEが低下しました。3銘柄とも需給が中立のときの水準(金利成分だけの年率約11%)をわずかに下回り、週平均ではperpの価格が現物価格を下回る側にありました(注8)。

perpを扱うDEX(注9)の中でのシェアは、主要11社ベースで43.0%と前週の49.7%から6.7ポイント低下しました。11社合計の取引高は週約1,140億ドルと推計され、前週の約1,220億ドルから7%の減少です。Hyperliquidの日次平均出来高が20.0%減少した一方、Hyperliquid以外の10社の合計は4.7%増加しました。GMX(Solana版。報告出来高+162%、シェア8.1%)、Aster(+3.9%、9.5%)、Variational(+3.3%、17.3%)が増加し、edgeX(-28.1%、4.4%)、Lighter(-9.9%、7.8%)、Pacifica(-10.5%、4.0%)は減少しています。各社の出来高は取引所の報告値で、当社が独立に検証できないものを含みます(注2)。

DEXシェア
DEXシェア

2. 資金フロー|残高は1.4億ドル減の74.7億ドル、減少は週の前半に集中し後半は回復

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