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週刊Hyperliquid2026年10月28日

Kraken親会社が運営予定の「HIP-3*」を発表、RWAシェアは35.4%

対象期間: 10/21(水)〜10/27(火) / データ取得日: 2026-10-28(水) / 公開日: 2026-10-28(水)

今週の目次

  1. 週間取引高とDEXシェア
  2. 資金フロー
  3. 銘柄別Top30とRWAシェア
  4. HYPE
  5. HIP-3市場
  6. ボルト
  7. ステーブルコイン・担保基盤
  8. 今週の出来事
    • Hyperliquidが参加者を限定できる市場の枠組み「HIP-3*」を発表、Krakenの親会社Paywardが米国の規制下で最初の運営者になる意向
    • AnthropicのSEC登録届出書の提出と同じ日に、trade.xyzが同社の上場前perpの取引を開始
    • インドのJio Platformsの上場前perpが取引され、Nifty 50指数のperpも発表
  9. アナリストコメント

1. 週間取引高とDEXシェア|取引高は518億ドルへ11.2%減、決算と臨床試験の材料が出た個別株perpは増加

指標 数値 出典
週間perp取引高(10/21〜10/27) 518億ドル 当社集計(注1)
前週比 -11.2%(前週583億ドル) 同上
日次ピーク 10/22の104.0億ドル 同上
デリバティブDEXシェア(主要11社ベース) 48.0%(分散型を名乗る全23社では37.1%) CoinGecko(注2)
主要デリバティブDEX11社の合計取引高(推計) 週約1,079億ドル 当社推計(注2)
OI(未決済建玉、注9) 155.4億ドル(10/28朝時点。前回取得の10/21朝は155.3億ドル) Hyperliquid公式データ

perp(注9)の週間取引高は518億ドルで、前週の583億ドルから11.2%減少しました。東証プライム市場の1日平均売買代金9兆3,334億円(2026年9月、出典: 日本取引所グループ)と比べると、Hyperliquidの1週間の取引高は東証プライムの1日分の9割弱に相当します。月間に換算すると、JPXのデリバティブ市場全体(同月497兆円)の7%程度です(換算のレートと計算は注1)。

日次Perp取引高
日次Perp取引高

減少分の65.0億ドルのうち、暗号資産が主体の本体市場が35.6億ドル(369.6億ドル→334.0億ドル、-9.6%)、株式・指数・コモディティのperpを扱う外部運営市場xyz(注9)が27.6億ドル(206.8億ドル→179.2億ドル、-13.4%)を占めます(注8)。xyz市場の比率は35.5%から34.6%へ0.9ポイントの低下にとどまり、株式perpの取引が大きく増加した前週の水準をほぼ保ちました。減少額の上位はETH(-17.6億ドル、-23.9%)、BTC(-11.3億ドル、-6.6%)、SK hynixを参照するSKHX(-6.6億ドル、-29.8%)、米国株価指数のXYZ100(-5.8億ドル、-28.0%)、SOL(-5.2億ドル、-31.7%)、SP500(-5.1億ドル、-25.6%)です。増加額の上位はSpaceXを参照するSPCX(+3.9億ドル、+57.1%)、HYPE(+3.9億ドル、+16.9%)、ZEC(+3.8億ドル、+17.9%)、Metaを参照するMETA(+3.6億ドル、2.3倍)、Modernaを参照するMRNA(+2.1億ドル、4.0倍)、ブラジル株ETFを参照するEWZ(+1.5億ドル)で、決算や臨床試験、選挙という個別の材料が出た銘柄に取引が集まりました(セクション3、注8)。

日次の取引高は10/22(JST)の104.0億ドルが週内のピークです。この日の集計窓(10/21 15:00〜10/22 15:00 UTC)には、Metaが10/21(米国時間)に発表した決算を受けた時間外取引と、翌10/22の米国の通常取引の最初の約1時間半が含まれます。10/22(米国時間)のナスダック総合指数は2.60%下落し、Metaの株価は6.98%安の648.85ドルで取引を終えました(出典: Gotrade Newsの市況、10/23、報道ベース)。暗号資産の価格は週を通して下落し、BTCは82,990ドルから80,637ドルへ2.8%、ETHは2,448.6ドルから2,340.3ドルへ4.4%下落しました。週内の値幅(高値÷安値−1)はBTCが前週の5.5%から7.2%、ETHが9.3%から10.7%へ拡大しています(Hyperliquid公式の日次終値、UTC。注8)。週末の10/24(土)と10/25(日)は合わせて96.1億ドルで、前週の週末(99.8億ドル)から3.7%の減少です。

OI(注9)は155.4億ドルで、前回取得時点の155.3億ドルとほぼ同じ水準です。内訳は本体市場が115.6億ドルから114.9億ドルへ0.7%減少し、外部運営市場は39.7億ドルから40.6億ドルへ2.2%増加しました。銘柄別ではBTCの建玉が34.3億ドルから35.0億ドルへ2.1%増加し、マーク価格が2.7%下落した分を差し引いた数量ベースでは5.0%の増加です。ETHも26.1億ドルから26.6億ドルへ2.0%増加し、数量ベースでは6.8%の増加です。取引高が減少する中で、建玉の数量は2時点の比較で増加しました(注8・注9)。週間出来高をOIで割った回転率は本体市場2.9回転、xyz市場4.5回転で、前週(本体3.2回転、xyz 5.4回転)から低下しています。資金調達レート(注9)の週間平均は年率でBTC 9.7%、ETH 8.3%、HYPE 7.2%で、前週(BTC 9.1%、ETH 6.4%、HYPE 9.7%)からBTCとETHが上昇し、HYPEは低下しました。3銘柄とも需給が中立のときの水準(金利成分だけの年率約11%)を下回っています(注8)。

perpを扱うDEX(注9)の中でのシェアは、主要11社ベースで48.0%と前週の47.8%から0.2ポイント上昇しました。11社合計の取引高は週約1,079億ドルと推計され、前週の約1,220億ドルから11.5%の減少です。日次平均出来高(BTC建て)はHyperliquidが9.5%、Hyperliquid以外の10社の合計が10.2%減少し、市場全体の取引が細った週でした。Lighter(+2.0%、シェア11.1%)、Extended(横ばい、2.8%)は前週並みを保ち、edgeX(-30.0%、3.3%)、GMX(Solana版。-30.7%、3.8%)、Variational(-12.8%、14.1%)が減少しています。各社の出来高は取引所の報告値で、当社が独立に検証できないものを含みます(注2)。

DEXシェア
DEXシェア

2. 資金フロー|残高は1.8億ドル減の68.7億ドル、週末の暗号資産の下落の日に1.1億ドル減少

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