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週刊Hyperliquid2026年11月4日

NYSE親会社ICEがHyperliquidベースのperpを米国へ、取引高は24.9%増

対象期間: 10/28(水)〜11/3(火) / データ取得日: 2026-11-04(水) / 公開日: 2026-11-04(水)

今週の目次

  1. 週間取引高とDEXシェア
  2. 資金フロー
  3. 銘柄別Top30とRWAシェア
  4. HYPE
  5. HIP-3市場
  6. ボルト
  7. ステーブルコイン・担保基盤
  8. 今週の出来事
    • ニューヨーク証券取引所の親会社ICEが、Trade[XYZ]とHyperliquidベースのperp市場を米国で開設する最終合意
    • Binanceのホットウォレットから資金が流出し、出金を停止
    • CFTCの委員長が、個別株を参照するperpの米国での取引開始を表明
  9. アナリストコメント

1. 週間取引高とDEXシェア|取引高は646億ドルへ24.9%増、Binanceの流出と米国企業の決算が重なった1時間に34.8億ドル

指標 数値 出典
週間perp取引高(10/28〜11/3) 646億ドル 当社集計(注1)
前週比 +24.9%(前週517億ドル) 同上
日次ピーク 10/30の214.5億ドル 同上
デリバティブDEXシェア(主要11社ベース) 52.9%(分散型を名乗る全23社では41.8%) CoinGecko(注2)
主要デリバティブDEX11社の合計取引高(推計) 週約1,222億ドル 当社推計(注2)
OI(未決済建玉、注9) 153.3億ドル(11/4朝時点。前回取得の10/28朝は155.4億ドル) Hyperliquid公式データ

perp(注9)の週間取引高は646億ドルで、前週の517億ドルから24.9%増加しました。東証プライム市場の1日平均売買代金9兆6,513億円(2026年10月、出典: 日本取引所グループ)と比べると、Hyperliquidの1週間の取引高は東証プライムの1日分を上回ります。月間に換算すると、JPXのデリバティブ市場全体(同月376兆円)の1割強に相当します(換算のレートと計算は注1)。

日次Perp取引高
日次Perp取引高

日次では10/30(日本時間)の214.5億ドルが最も大きく、前週のピーク(10/22の104.0億ドル)の2倍です。このうち113.2億ドル(52.8%)が5:00〜11:00の6時間に集まりました。最も大きいのは5:00台の1時間の34.8億ドルで、直前の1時間(2.6億ドル)の13倍です。Binanceのホットウォレット(注9)からの資金の流出は、10/29 20:10(UTC。日本時間10/30 5:10)頃に始まったと報じられており、時期が一致します(セクション8②、注8)。この1時間にBTCは2.5%、ETHは3.4%下落しました。同じ時間帯には米国市場の取引終了後のIntelの決算発表もあり、Intelを参照するINTCの価格は1時間で92.13ドルから76.50ドルへ下落しました。前日の10/29(日本時間)も109.3億ドルと前週のピークを上回っています。

1時間ごとのperp取引高
1時間ごとのperp取引高

増加分の128.7億ドルのうち、暗号資産が主体の本体市場が86.6億ドル(334.0億ドル→420.6億ドル、+25.9%)、株式・指数・コモディティのperpを扱う外部運営市場xyz(注9)が42.5億ドル(179.2億ドル→221.7億ドル、+23.7%)を占めます(注8)。増加額の上位はHYPE(+35.2億ドル、2.3倍)、BTC(+19.4億ドル、+12.1%)、ETH(+14.6億ドル、+25.9%)、SK hynixを参照するSKHX(+7.5億ドル、+48.2%)、Alphabetを参照するGOOGL(+6.7億ドル、3.2倍)、WTI原油のCL(+6.3億ドル、+50.9%)、INTC(+5.4億ドル、3.2倍)です。減少額の上位はSpaceXを参照するSPCX(-5.2億ドル、-47.8%)、Metaを参照するMETA(-4.2億ドル、-65.4%)、NEAR(-3.3億ドル、-26.8%)で、前週に材料が出た銘柄の取引が落ち着きました。

OI(注9)は153.3億ドルで、前回取得時点の155.4億ドルから1.4%減少しました。本体市場は114.9億ドルから109.0億ドルへ5.1%減少し、外部運営市場は40.6億ドルから44.4億ドルへ9.3%増加しています。建玉の数量はBTCが3.7%、ETHが10.7%減少した一方、HYPEは10.5%増加しました(注8)。週間出来高をOIで割った回転率は本体市場3.9回転、xyz市場5.2回転と、前週(本体2.9回転、xyz 4.5回転)から上昇しています。資金調達レート(注9)の週間平均は年率でBTC 10.7%、ETH 5.5%、HYPE 23.5%です。HYPEは前週の7.2%から上昇し、需給が中立のときの水準(年率約11%)の2倍を超えました。HYPEは建玉が増加し、資金調達レートからは買い方がより多くの調整金利を払った週です(注8)。

perpを扱うDEX(注9)の中でのシェアは、主要11社ベースで52.9%と前週の48.0%から4.9ポイント上昇しました。11社合計の取引高は週約1,222億ドルと推計され、前週の約1,079億ドルから13.2%の増加です。日次平均出来高(BTC建て)はHyperliquidが26.9%増加し、Hyperliquid以外の10社の合計は4.3%の増加にとどまりました。Extended(+28.1%、シェア3.1%)とLighter(+11.4%、10.8%)が増加し、Variational(-5.7%、11.5%)とGMX(Solana版。-7.5%、3.0%)が減少しています。各社の出来高は取引所の報告値で、当社が独立に検証できないものを含みます(注2)。

DEXシェア
DEXシェア

2. 資金フロー|残高は2.2億ドル減の66.5億ドル、減少は10/30と10/31の2日に集中

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