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週刊Hyperliquid2026年9月30日

RWA取引シェアは22.8%へ上昇、コモディティの取引が25%増の38.6億ドル

対象期間: 9/23(水)〜9/29(火) / データ取得日: 2026-09-30(水) / 公開日: 2026-09-30(水)

今週の目次

  1. 週間取引高とDEXシェア
  2. 資金フロー
  3. 銘柄別Top30とRWAシェア
  4. HYPE
  5. HIP-3市場
  6. ボルト
  7. ステーブルコイン・担保基盤
  8. 今週の出来事
    • BinanceがHYPEの現物取引を開始、HYPEは上場前日に最高値を付けた後に下落
    • HYPEの大口保有者の動き。トレジャリー企業の買い増しと、投資会社や大口の取引所送金が同じ週に
    • Ouraのpre-IPO銘柄と米国債利回りの銘柄に初出来高、Ouraは9/29にIPOを延期
  9. アナリストコメント

1. 週間取引高とDEXシェア|取引高は608億ドルへ6.4%減、値幅の縮小でBTCとETHの取引が75億ドル減少

指標 数値 出典
週間perp取引高(9/23〜9/29) 608億ドル 当社集計(注1)
前週比 -6.4%(前週650億ドル) 同上
日次ピーク 9/24の113.7億ドル 同上
デリバティブDEXシェア(主要11社ベース) 49.7%(分散型を名乗る全23社では40.9%) CoinGecko(注2)
主要デリバティブDEX11社の合計取引高(推計) 週約1,220億ドル 当社推計(注2)
OI(未決済建玉、注9) 164.7億ドル(9/30朝時点。前回取得の9/23朝は179.5億ドル) Hyperliquid公式データ

perp(注9)の週間取引高は608億ドルで、前週の650億ドルから6.4%減少しました。東証プライム市場の1日平均売買代金10兆4,501億円(2026年8月、出典: 日本取引所グループ)と比べると、Hyperliquidの1週間の取引高は東証プライムの約0.9日分に相当します。月間に換算すると、JPXのデリバティブ市場全体(同月290兆円)の14%程度です(換算のレートと計算は注1)。

日次Perp取引高
日次Perp取引高

減少は本体市場の暗号資産perpで生じ、本体市場は516.7億ドルから469.4億ドルへ47.3億ドル(9.2%)減少しました。外部運営市場の増加がその一部を相殺し、全体では41.6億ドルの減少です。銘柄別ではETHが38.6億ドルの減少(前週比-36.4%)、BTCが36.4億ドルの減少(同-16.7%)で、この2銘柄で合わせて約75億ドルの減少です。同じ週にNEAR(+9.3億ドル)、PUMP(+5.1億ドル)、XRP(+3.4億ドル)、ONDO(+3.2億ドル)は増加しており、減少は値幅の大きい2銘柄に集中しています(注8)。前週はビットコインが9/21に8万5,000ドル近辺まで上昇して強制決済が相次いだ週で、BTCの週内の値幅(高値÷安値)は16.6%、ETHは18.7%でした。対象週はBTCが5.8%、ETHが6.2%と値幅が3分の1程度に縮小しており、価格の動きが落ち着いたことに伴って売買が減少した週と読めます(注8)。一方、外部運営市場のxyz(注9)は130.0億ドルから135.2億ドルへ4.0%増加し、全体に占める比率は20.0%から22.2%へ上昇しました。日次では9/24(木)に週内ピークの113.7億ドルを記録しましたが、前日の9/23(水)も111.5億ドルとほぼ同じ水準です。BinanceがHYPEの現物取引を開始したのは9/24 20:00(日本時間)で、日本時間の日次窓のうち上場後の時間は4時間にとどまります。UTCの日次で見ると、HYPEの取引高は上場日の9/24(UTC)に8.6億ドルと週内で最も大きくなっています(セクション8①、注8)。週末の9/26(土)と9/27(日)は合わせて89.8億ドルで、前週の週末(117.4億ドル)より小さい水準でした。

OI(未決済建玉、注9)は164.7億ドルと前回取得時点から8.2%減少し、前週の増加から減少に転じました。内訳は本体市場が126.4億ドル(前回140.5億ドル)、外部運営市場が38.4億ドル(同39.0億ドル)で、減少は本体市場に集中しています。銘柄別ではBTCの建玉が40.0億ドルから29.5億ドルへ10.5億ドル減少し、BTC価格の3.3%の下落(マーク価格86,317ドル→83,446ドル)を差し引いても数量ベースで24%の減少です。HYPEは21.1億ドルから17.7億ドル(数量ベース-6%)へ減少し、ETHは31.7億ドルから32.5億ドル(同+5%)へ増加して、建玉の最大銘柄がBTCからETHに入れ替わりました(注8)。週間出来高をOIで割った回転率は本体市場3.7回転、xyz市場3.6回転で、前週(3.7回転・3.4回転)とほぼ同じです。前週に積み上がったBTCの建玉が手仕舞われ、取引高とOIの両方が減少した週です(注8・注9)。資金調達レート(注9)の週間平均は年率でBTC 8.5%、ETH 11.3%、HYPE 9.6%です。前週(BTC 11.6%、ETH 10.3%、HYPE 14.6%)からBTCとHYPEが低下して需給が中立のときの水準(金利成分だけの年率約11%)を下回り、この2銘柄は週平均ではperpの価格が現物価格を下回る側にありました。ETHは中立の水準の近辺です(注8)。

perpを扱うDEX(注9)の中でのシェアは、主要11社ベースで49.7%と前週の46.7%から3.0ポイント上昇しました。11社合計の取引高は週約1,220億ドルと推計され、前週の約1,390億ドルから12%の減少です。Hyperliquidの日次平均出来高が9%減少する中で、Aster(報告出来高-43%、シェア8.4%)、edgeX(-43%、5.6%)、GMTrade(-38%)、ApeX Omni(-31%)の減少幅が大きく、Variational(+25%、15.5%)だけが増加しました。各社の出来高は取引所の報告値で、当社が独立に検証できないものを含みます(注2)。

DEXシェア
DEXシェア

2. 資金フロー|残高は0.9億ドル減の76.0億ドル、9/23時点で最高の78.0億ドルを付けた後に減少

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