AutoFund
24時間365日、AIが運用する
人間のチームでは届かない金利・流動性の変化を、AIエージェントが秒単位で捉える。判断・取引・記録のすべてをオンチェーンで完結する、次世代アセットマネジメントです。
24時間365日、AIが運用する
AutoFundは、AIエージェントを用いてブロックチェーン上の取引を自律実行するアセットマネジメントプロダクトです。市況に応じたリバランス判断から取引実行までを一気通貫で担い、判断プロセスはすべてオンチェーンに記録されます。
AIが24時間自動で運用する
市況の変化を常時監視し、人間の介入なしにリバランスを実行
人間がルールを決める
リスク上限・取引金額・AIの自律実行レベルはすべて人間が事前設定
全ての判断がオンチェーンで検証可能
判断プロセスと取引履歴がブロックチェーン上に記録され、監査に対応できる設計
市場背景・課題
資産運用は$139兆の巨大市場。しかし人間のチームは24時間動けない
世界の運用資産残高(AuM)は2024年末時点で約$139兆、2030年には約$200兆に達すると予測されています。この巨大市場を動かしているのは、少数の高コストな専門人材です。ヘッジファンド業界の平均総年収は約$631k(約9,500万円)、ポートフォリオマネージャー層は$500k〜$3Mが一般的で、トップ層は$10M以上に達します。
一方、ブロックチェーン上の金融市場は土日・祝日を問わず24時間365日動き続け、金利・流動性・取引環境は毎分変動します。人間のトレーダーを何人雇っても、この市場を常時カバーすることは物理的に不可能。市場の変化を見逃すたびに、機会損失と追加のリスクが積み上がり続けます。
そもそも、AIは十分なデータと計算資源があれば、理論上、人間のトレーダーに勝ちます。問題は「AIが主体となって取引を実行できる環境」と「AIが学習できる形式でデータが流れてくる環境」が、従来の金融システムには存在しなかったことです。
「AIがお金を持ち、主体的に動かす」には、クリプトだけが受け皿になる
AIに資産運用を任せるには、AIが自らトランザクションを実行できる必要があります。しかし、既存の銀行システムは「人間が操作する」ことを前提に設計されており、AIが直接送金したり取引を実行したりする余地がありません。AIが「ここに移すべき」と判断しても、実行する手足は結局人間に依存する——これが既存金融の構造的な制約です。
ブロックチェーンでは、AIがウォレットを持ち、スマートコントラクトを通じて直接取引を実行できます。しかも、すべての判断プロセスと取引履歴がオンチェーンに一貫した形式で記録され、時系列で検証可能。監査法人・金融規制当局・経営層への説明責任を、判断の自律性と同時に担保できる環境は、現時点でブロックチェーン以外に存在しません。AIがお金を持ち、主体的に動かす金融インフラは、クリプトにしか存在しないのです。
日本円ステーブルコイン市場の立ち上がりが、AIトレーダー優位を決定づける
日本では2023年6月に改正資金決済法が施行され、2025年10月には日本初の円建てステーブルコインが正式に発行を開始しました。複数の金融機関系プレイヤーも発行準備を進めており、日本円資産のオンチェーン運用市場が本格的に立ち上がろうとしています。グローバルのステーブルコイン市場は2019年の約637億円から2025年には約49兆円へと急拡大し、2030年には290〜611兆円規模になるとの予測もあります。
ステーブルコインによってお金そのものがデジタル化されると、すべての送金・取引・残高がオンチェーンに一貫した形式で記録されます。AIはこの膨大なデータをリアルタイムに学習でき、AIがトレードを実行することでさらにデータが増え、そのデータでAIが再び学習する——複利的にAIの精度が上がり続けるループが立ち上がります。その結果、AIのトレーダーが人間のトレーダーに勝つ確率は、時間とともにさらに上がっていきます。これは不可逆的な流れです。
Pacific Metaは、AI × ブロックチェーンによる資産運用プロダクトを自社運用している数少ないプレイヤーとして、この立ち上がり期の日本市場をリードしていきます。規制・監査・運用設計の論点を金融機関とともに整理し、実用化を加速させる——それがAutoFundが担う役割です。
主要機能
① 運用ポリシー設定ウィザード
9ステップの質問に答えるだけで、AIへの運用ポリシーが完成します。「運用の主目的」「為替リスク」「分散度」「リバランス頻度」「AIの自律実行レベル」「最大ドローダウン」「取引金額上限」などを、専門知識なしに設定可能。ポリシーはいつでも変更できます。
② AIの自律実行レベル制御
AIにどこまで任せるかを3段階で選択できます。
・AIに全自動で任せる:Spending Limit内の全取引を自動実行
・少額はAIが自動実行(推奨):上限を超えた大口取引は必ず人間が承認
・全リバランスに手動承認を必須にする:AIは提案のみ、実行は常に手動
大口取引には人間の承認を必須とする設計で、AIが暴走しない安全装置をオンチェーンで組み込んでいます。
③ 5エージェント型AI判断プロセス
単一のAIが判断するのではなく、役割の異なる5つのAIがディベートして結論を出します。
・分析AI:市場データを取得・比較
・ポリシーAI:ユーザー設定ポリシーとの整合性を確認
・楽観AI:期待される成果を主張
・悲観AI:リスクと不確実性を主張
・判断AI:両者の議論を踏まえて最終結論を出す
議論のログはすべてオンチェーンに記録され、「なぜこの判断を下したか」を誰でも検証できます。
④ 運用ダッシュボード
運用中の資産額・運用成績・ウォレット残高・AIの運用品質スコアを一画面で確認。AutoFundの外にあるウォレット資産にはAIが一切触れない設計になっており、委託した資産のみが運用対象です。
デモ画面
画面①:初期設定
9ステップのウィザードで、運用目的・為替リスク・分散度・リバランス頻度・AIの自律実行レベル・最大ドローダウン・取引金額上限などを設定。専門知識なしに運用ポリシーが完成します。
画面②:運用開始
運用ポリシーが完成したら、AIが市況を24時間監視。Spending Limitやマルチシグなどの統制設計を保ちながら、リバランス判断と取引実行を自律的に行います。
画面③:リバランス
5エージェント型AI(分析AI・ポリシーAI・楽観AI・悲観AI・判断AI)がディベートして結論を出すリバランス判断プロセス。議論ログはすべてオンチェーンに記録されます。
画面④:AIチャット
運用ログ・設定内容・実行履歴を自然言語で照会できるAIチャット。「なぜこの判断を下したか」を、いつでも検証可能な形で確認できます。
パートナー想定企業とユースケース
アセットマネジメント会社
AIエージェントによるオンチェーン資産運用の共同実装。権限制御・上限設定・自律実行レベル等の統制設計が既に実装されており、既存運用プロダクトとの併用や、新しい運用商品の共同開発に活用可能です。
証券会社・信託銀行
監査対応に強いAI運用の実装基盤。5エージェントによる判断プロセスと取引履歴のオンチェーン記録は、監査法人・金融規制当局への説明責任を果たすためのインフラとして機能します。
フィンテック企業
Safe + Allowance Module + AIエージェントの3層構造を技術基盤とした、新しい金融サービスの共同開発。
事業会社の財務部門
余剰資金のオンチェーン運用検討。マルチシグ設計により「CFOが承認しないと実行されない」ガバナンスを保ちながら、余剰資金の運用効率化が可能です。
事業を共同開発するパートナー募集
本デモは、新規事業の出発点となるショーケースです。
以下のような企業・プロジェクトと、デモをベースにした事業の共同開発を想定しています。
アセットマネジメント会社
AIエージェントによるオンチェーン資産運用の共同実装
証券会社・信託銀行
監査対応・コンプライアンス設計の共同検討
フィンテック企業
技術基盤を活用した新サービスの共同開発
事業会社の財務部門
余剰資金のオンチェーン運用検討
運用状況について
本プロダクトは、Pacific Metaが自社資金でテスト運用を行っているAIエージェント型アセットマネジメントプロダクトです。取引の対象・条件・金額上限はあらかじめ設定され、AIの実行はその範囲内に限定される設計としています。
投資勧誘・投資助言ではありません
本ページは、投資勧誘や投資助言の提供を目的とするものではありません。暗号資産や関連商品の将来の値動きを示唆・保証するものではありません。本取り組みに関する規制・法的論点については、外部専門家と協議しながら検討・整理を進めています。
外部提供に向けて
本プロダクトの将来的な外部提供形態は、規制・法的論点の整理状況等を踏まえて検討を進めています。