IP Marketplace
IPの権利の小口マーケットプレイス
アニメ・映画・ゲーム・音楽等、IPの権利をブロックチェーン上でトークン化し、1口単位で購入・保有・売買できるプラットフォーム。
IPの権利の小口マーケットプレイス
IP Marketplaceは、アニメ・映画・ゲーム・音楽等、IPの権利をブロックチェーン上でトークン化し、誰でも1口単位で購入・保有・売買できるプラットフォームです。保有者には、IPが生み出すロイヤリティがUSDCで自動分配されます。
1口からIPの権利を買える
従来は機関投資家しかアクセスできなかったIPの権利市場に、誰でも少額から参加可能
定期的にロイヤリティが自動で入る
保有口数に応じて、IPが生み出した収益が自動分配。仲介業者や手動処理は不要
大口保有者に優遇
保有口数に応じた特典を付与。単なる投資商品ではなく、ファンとしての熱量が形になる設計
市場背景・課題
IPへの投資は、一部の事業者だけのものだった
アニメ・映画・音楽・ゲームのIPの権利は、長年、音楽出版社、映画ファンド、プライベートエクイティなど、一部の機関投資家だけがアクセスできる閉鎖市場でした。
個人が好きな作品のIPに投資したくても、契約単位は数千万〜数億円、弁護士を介した個別交渉に数ヶ月、取得後も転売市場がないため長期保有を強いられる。実質的に参加不可能でした。
市場が閉じていた理由 — IP管理インフラの3つの構造的課題
グローバルでも、IP管理インフラは長年アップデートされてこなかった領域だと指摘されています。
1. ライセンス交渉が手動・個別 — 1件の契約に弁護士を介して数ヶ月、数百万円のコスト
2. 収益分配が不透明 — 誰がIPをいつどこで使い、いくら収益が発生したかの追跡がプラットフォームごとにバラバラ
3. 権利流通インフラが未整備 — グローバルに統一された権利管理が存在せず、流動性ゼロ
これらの取引コストが少額投資家の参加を阻み、IPという本来魅力的な資産クラスの流動性を奪ってきました。
IPホルダーの資金調達は、ファンと分断されている
IPホルダー(制作会社・レーベル・スタジオ)側の資金調達は、銀行融資・エクイティ・広告主依存に限られてきました。資金の出し手は常に「業界の外側」にいて、作品を最も愛しているファンとの接点を持ちません。
ファンの熱量は、ライブ・グッズ・ファンクラブといった「消費」の形でしか産業に還元されてきませんでした。しかしファン自身が資金を供給できれば、資金調達はそのままマーケティング・エンゲージメント施策として機能します。「応援」と「投資」が一体化することで、作品を愛するファンほど深く、長期的に関与する構造が生まれます。
米国の音楽産業は年間430億ドルの消費支出がある一方、アーティストの手元に届くのは約12%。この構造的な歪みも、ファンと作品の間に「直接的な経済接続」が存在しないことの副作用と言えます。
主要機能
① 収益のリアルタイム可視化(ダッシュボード)
従来、IPのライセンス収益は四半期レポートでしか確認できず、どの作品がどれだけ稼いでいるかが不透明でした。IP Marketplaceでは、保有するすべてのIPライセンスの収益を、累計・今月・日次月次推移でリアルタイム可視化します。
② 1口単位でのIPの権利購入(一次販売)
機関投資家しかアクセスできなかったIPの権利市場を、誰でも1口単位で参加可能に。アニメ・映画・ゲーム・音楽の4カテゴリから少額で購入できます。
③ 二次流通マーケット
従来、一度購入したIPの権利は簡単に売買できず、流動性がありませんでした。IP Marketplaceでは、いつでも自由に、保有IPを即座に出品・売買可能。価格変動率・分配実績・カテゴリでソートできます。
④ ロイヤリティの自動分配
保有口数に応じて、IPが生み出した収益が自動分配されます。スマートコントラクトによる自動実行のため、仲介業者や手動処理・手数料は不要です。
デモ画面
画面①:ダッシュボード
保有IPの収益を累計・今月で可視化。地域別・カテゴリ別の収益分布チャートと、日次・月次の推移グラフを表示。
画面②:新規販売中IP(一次販売)
新たにトークン化されたIPを一覧表示。各IPの概要・配信実績・分配実績の目安・権利タイプを確認した上で、1口単位で購入判断できます。
画面③:二次流通マーケット
保有IPの権利の売買マーケット。出品口数・価格、初期購入価格からの変動率を確認可能。カテゴリ・価格・分配実績でソート・フィルターできます。
画面④:IP個別詳細ページ
各IPの収益推移・分配実績の目安・二次流通出品状況を深掘り。購入前の詳細な意思決定をサポートします。
パートナー想定企業とユースケース
アニメスタジオ・映像制作会社
ファンを応援者から共同保有者に変える、新しい制作資金調達モデル。作品の収益権を小口化することで、銀行融資やエクイティに依存しない資金をファンから直接調達。
音楽レーベル・アーティスト
ストリーミングロイヤリティの小口化・透明化。楽曲ごとのロイヤリティをトークン化することで、アーティストへの還元率を構造的に引き上げ、ファンエンゲージメントも同時に強化。
金融機関・証券会社
新しいRWA(Real World Asset)クラスとしてのIP。既存の株式・債券と相関の低い新しい資産として、機関投資家にも提案可能。
ゲームパブリッシャー
ゲームIPのライセンス収益をプログラマブルに。アイテム・スキン・キャラクターIPの二次利用時の収益分配を自動化し、収益源を多様化。
事業を共同開発するパートナー募集
本デモは、新規事業の出発点となるショーケースです。
以下のような企業・プロジェクトと、デモをベースにした事業の共同開発を想定しています。
IPホルダー
アニメ制作・音楽レーベル・映画配給・ゲームパブリッシャー
ブロックチェーンプロジェクト
L1/L2チェーン運営者
金融機関・証券会社
セキュリティトークン/RWAに関心のある事業者
プロトタイプについて
本サービスは、ブロックチェーンによるIPの権利のトークン化と収益分配の技術的実現可能性を検証するために開発したプロトタイプです。現時点で特定のIPホルダーとの契約や、実際のIPの権利を取り扱うものではありません。画面に表示されるIPはすべて架空のデモデータです。
実用化に向けて
本デモはあくまで技術的な実現可能性を示すためのものです。実際に事業として進める際には、金融商品取引法をはじめとする各種法的論点(セキュリティトークン規制への該当性、ライセンス契約のあり方、税務処理等)について、別途検討を行う必要があります。