NFTゲームの今後は？稼げる？稼げない？おすすめゲームも一覧紹介！

遊びながら稼げることで話題を集めるNFTゲーム?

ただの遊びだったはずのゲームで収益が得られることで、一生遊んで暮らせると夢見るゲーマーも多いのではないでしょうか？

そこで今回Ludusでは、全ゲーマーが気になっているであろうNFTゲームの今後について以下の内容を中心に解説していきます。

NFTゲームについて始めたいけど、今後はどうなるのか気になるという方に特にオススメの内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください❗️

YATARO

最後まで読んでいってなー！

NFTゲームとは？

まず初めに、今回の記事の中心となるNFTゲームについて解説していきます。

ブロックチェーン技術を応用したNFTゲームは、単なる趣味の領域に過ぎなかったゲームが稼げるツールに変化したとして注目を集めています?

既存のゲームとの違いや稼げる可能性についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてください❗️

NFTとは？

NFTとは”Non-Fungible Token（非代替性トークン）”の略で、唯一無二の価値を持っているトークンという意味です。

非代替性とは”替えが効かないこと”を指します。
代替性を持つ資産の代表例である現実のお金は同じ金額であれば全て同じ価値を持ちます。

一方で、非代替性資産のNFTはブロックチェーン技術の応用により、トークンの作者や保有者の履歴、個々のデータなど様々な情報が付随した情報資産ですので、同じように見えて全ての価値がまったく異なる資産なのです。

NFTゲームの特徴とは？

NFTゲームは普通のゲームとどこが違うのでしょうか？

ここでは普通のゲームとNFTゲームとの違いや特徴について、主に5つの視点から解説していきます❗️

ゲームをプレイして収入を得られる

NFTゲームの最大の特徴は、遊びながら収益が得られることです。

“Play to Earn（遊びながら稼ぐ）”という言葉で紹介されることもあるように、NFTゲーム内で得られたアイテムやキャラクターなどを仮想通貨で売買することで、現実世界の利益を得ることができます。

従来のゲームでは、ゲーム内のアイテムやキャラクターは全て同じような価値でしたが、これからはブロックチェーン技術の発展により、異なる価値が付与される可能性が出てきました。

具体的には、有名プレイヤーが持っていたアイテムにプレミア価値が付く、ゲーム内で初めて獲得されたアイテムが他の同じアイテムよりも価値が高くなる（漫画の初版のようなイメージ）など、現実世界ではあり得たがゲーム世界ではあり得なかったことが起き始めているのです❗️

自分オリジナルのアイテムやキャラクターを作ることが出来る

NFTの特徴の一つである非代替性により、ユーザーオリジナルのアイテムやキャラクターを作ったり保有できるのも大きな特徴です❗️

これまでのゲームでは、例えユーザーが自由にアイテムやキャラクターを作成できる要素があっても、所有者の証明という概念がなく、実質的にコピーし放題でした。

しかし、唯一無二の資産であることが証明できるNFTの誕生により、ゲーム内コンテンツにも著作権や所有権といった概念が生まれ、ユーザーオリジナルのアイテムやキャラクターを作ったり、欲しい人向けに販売することができるようになりました❗️

ゲームが終了してもデータが残る

NFTには希少性の他に、ポータビリティと呼ばれる異なるアプリケーション間で交換できるという特徴があります。

これまでのデジタルコンテンツはアプリケーションに依存したものばかりで、サービスが終了すると、そのアプリ内で所有していたコンテンツが一切価値を持たなくなるのが普通でした。

しかしNFTはアプリケーションに依存しませんので、オンラインゲームなどのサービスが終了しても、ゲーム内で所有していたアイテムやキャラクターといったデジタル資産を他のアプリケーションに引き継ぐことができます！

多くの時間を費やしても、サービス終了と共に全てが無になる従来のゲームと違い、NFTゲームでは費やした時間が無駄になりませんので、ゲーム好きにとっては非常に嬉しい特徴と言えるでしょう❗️

チートが使えない

NFTゲームはブロックチェーン技術を活用したゲームですので、チート行為を働くことができません。

そもそもブロックチェーン技術というのは、分散型台帳とも呼ばれる技術のことで、全てのユーザーが互いのデータや取引情報を全て記録し合う仕組みのことです。

これまでのゲームでは、あるプレイヤーがチート行為により自身のキャラクターやアイテムのデータを書き換えたとしても、運営を除く他のプレイヤーが気付くことはできませんでした。

しかしNFTゲームでは、全てのプレイヤーがお互いのデータを記録しあっているため、勝手にデータを書き換えたプレイヤーに皆がすぐ気付くことができます。

仮想通貨はブロックチェーン技術によって安全性が担保されていますが、NFTゲームも同じようにブロックチェーン技術によって公平性が保たれているのです。

プレイヤー自らゲームを盛り上げることが出来る

NFTゲーム最後の特徴として、ユーザーが主体的にゲームを盛り上られることが挙げられます。

従来のゲームでは、運営が仕掛けたイベントや限定アイテムなどによってゲームが盛り上がることはありましたが、ユーザーはあくまでも受動的に盛り上がるだけでした。

しかしNFTゲームでは、著名なプレイヤーが自身の所有アイテムを販売する、デザインに優れたプレイヤーがオリジナルデザインを流通させる、オリジナルアイテムの独自の使い方をレクチャーし価値を高める、といったように各プレイヤーが主体的にゲーム内経済を盛り上げることができるようになりました！

また、多くのNFTゲームはガバナンストークンと呼ばれる独自の通貨を発行しており、ガバナンストークンの所有者（＝プレイヤー）はゲームの方針を決める発言権を持つことになります。

ゲーム自体が盛り上がることで、ガバナンストークンの所有者も儲けられるようになっていますから、ユーザー自らが自身の遊ぶゲームの方向性を決めつつ、盛り上がった分だけ利益が得られるというWin-Winの仕組みになっているのです✨

今後注目のNFTゲームを紹介！

さて、NFTゲームについてある程度わかってきたところで、実際にプレイできるNFTゲームについていくつか紹介していきます?

NFTゲームに興味が湧いてきたから、すぐにでも初めてみたいという方向けに紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください❗️

リリース済み

まずはすでにリリースされているゲームから紹介していきます。

DeFi Kingdoms（ディファイキングダム）

DeFi Kingdoms（ディファイキングダム）は2Dドット絵が美しいMMORPGです。

他のNFTゲームとは異なり、ゲーム内にDeFi（分散型金融）の仕組みが実装されたゲームで、ゲーム内でも通貨の交換やイールドファーミング（仮想通貨の預け入れ）できるのが特徴的です❗️

美しい2Dドットの世界に浸ってのんびりと冒険したり、農場を営なんだりしながら、現実と同じような仮想通貨取引を行いたい方にオススメできる一品です❗️

Galaxy Fight Club（ギャラクシーファイトクラブ）

Galaxy Fight Club（ギャラクシーファイトクラブ）はNFTゲームでは珍しい対戦型のアクションゲームです。

製作者たちによると、NFTゲームのほとんどが稼げることに重きを置いている中、ギャラクシーファイトクラブは何よりも楽しめることを意識したゲームとのことです。

また、スマブラのように他のゲームのキャラクターIPを登場させることができるようになるとも発言していますので、好きなキャラクターでアクションゲームを楽しみつつ稼ぎたい人にオススメできる作品です❗️

Crypto Spells（クリプト・スペルズ）

Crypto Spells（クリプト・スペルズ）は日本発のNFTカードゲームです。

NFTゲームらしく全てのカードがNFT化されており、レアなカードほどゲーム内での流通数が限られていますので、レアカードの売買によって遊びながら利益を得ることができるのが特徴的です❗️

また、自身のオリジナルカードを作成して販売することもできるため、自身のカードが流通される楽しみも得ることができます✨

国内のゲームですので、チュートリアルや解説動画も充実しておりますから、NFTゲームに興味がある初心者の方には特にオススメです❗️

CryptoBeasts（クリプトビースト）

CryptoBeasts（クリプトビースト）は十種類の卵の中から好きな卵を選び、生まれたモンスターで戦いながら育成していくゲームです。

モンスターの総数は実に10000体も存在しており、種類別に様々な見た目のモンスターを楽しむことができます。

また、2Dドットで描かれる世界も魅力的なタイトルですので、ポケモンのような見た目のNFTゲームがやってみたいという方にオススメです❗️

My Crypto Heroes（マイクリプトヒーローズ）

My Crypto Heroes（マイクリプトヒーローズ）は国産のNFT RPGゲームで、歴史上の英雄たちを集めて戦います。

ソロでNPCと戦うモードやオンラインで対人戦を楽しめるモードなど、様々なモードが用意されており、他のNFTゲームに比べるとコンテンツが充実しているゲームです❗️

一部のキャラクターや武器を売買することができるほか、集めた通貨でキャラクターの見た目と性能を変更するアートエディットも楽しめます✨

NFTゲームとしての歴史もありますので、まずは国産のNFTゲームで慣れたい方にとって安心してオススメできる逸品です?

Sorare（ソラーレ）

Sorare（ソラーレ）は実在のサッカー選手をモデルにしたカードを用いてスコアを競い合うスポーツカードゲームです。

スコアは現実のサッカーの試合結果によって変動するため、毎回新鮮な気持ちでプレイすることができます❗️

また、ゲーム内でスコアが上位に位置していたプレイヤーにはイーサリアムやレアカードが配られますので、サッカーの試合予測に自信があるというプレイヤーには特におすすめの作品です?

Axie Infinity（アクシー・インフィニティー）

Axie Infinity（アクシー・インフィニティー）は可愛らしい見た目のモンスターを育成し、他のプレイヤーと戦う育成対戦型ゲームです。

NFTゲームの中では比較的早くリリースされたゲームで、最大アクティブユーザー数が200万人を越えたこともあるほどの人気作品です❗️

特にプレイヤーが多いフィリピンにはこのゲームの収益だけで生計を立てる人が存在するなど、非常に稼ぎやすいNFTゲームとしても注目を集めています❗️

Play To Earnを早く実感してみたい！という方には特におすすめの作品です?

The Sandbox（ザ・サンドボックス）

The Sandbox（ザ・サンドボックス）は2012年から続くサンドボックスプラットフォームゲームから派生したNFTプラットフォームです。

このゲームの最大の特徴は、ゲーム内で土地の売買やゲームクリエイトなど現実世界と同じような活動ができることです。

NFTゲームとしてだけでなくメタバースを実現している世界も注目を集めており、スクウェアエニックスをはじめとする有名企業から出資を受けたり、様々なブランドのキャラクターや世界観をゲーム内に登場させたりと、他のNFTゲームとは一線を画す話題を集めた作品です❗️

PolkaFantasy（ポルカファンタジー）

PolkaFantasy（ポルカファンタジー）は日本発祥のNFTプラットフォームで、日本をテーマにしたゲーム/マーケットプレイスです。

ゲームの正式リリースは2023年第一四半期の予定となっていますが、マーケットプレイスについては2022年8月現在で既にベータ版がリリースされています。

まだゲームの全容は明らかになっていませんが、日本のオタク文化に特化したNFTプラットフォームということもあり、国内のNFTゲームを遊びたい人にとって大注目のゲームです❗️

Plants vs Undead（プラントvsアンデッド）

Plants vs Undead（プラントvsアンデッド）は植物を栽培して迫り来るアンデッドを撃退する栽培系タワーディフェンスゲームです。

植物の種を購入して栽培し、育ちきった植物でアンデッドを倒していくのが基本的なゲーム体験となりますが、育てた植物に応じたトークンを得ることもできます✨

現時点では植物栽培が楽しめるファームモードのみリリースされていますが、将来的にはアンデッドが迫り来るタワーディフェンスモードも実装予定ですので、今のうちからファームモードに慣れておきつつ優れた植物を栽培しておきましょう❗️

タワーディフェンス系のNFTゲームをやりたいと思っていた方にオススメの作品です?

リリース予定

続いて、まだリリースされていない、今後注目のゲームを紹介していきます！
（2022年9月時点での情報となります。）

Guild of Guardians（ギルドオブガーディアンズ）

Guild of Guardians（ギルドオブガーディアンズ）は2023年に正式リリースが予定されている3DアクションRPGです。

ゲームは無課金にも優しい作りとなっており、NFTゲームの中でも稼ぎより楽しむことに特化したRPGとなっています❗️

プレイヤーは特性の異なる複数のキャラクターでパーティーを編成し、ダンジョンを攻略しながら強力なアイテムを獲得していき、そのアイテムで更にパーティーを教科していくという、ハクスラ要素も盛り込まれた王道アクションRPGです?

ハクスラ要素のあるNFTゲームが遊びたい方や、NFTゲームもまずは無料で楽しんでみたいという方に特にオススメです✨

Illuvium（イルビウム）

Illuvium（イルビウム）はイルビアルと呼ばれるモンスターを収集して戦わせる、モンスター収集型3D RPGです。

NFTゲームの中でも群を抜く美麗なグラフィックで描かれるオープンワールドを、縦横無尽に駆け巡りながら様々なモンスターを収集するのが楽しいゲームです❗️

また、集めたモンスターは他のモンスターと戦わせたり、育成することもできますので、ポケモンのように厳選したパーティーで戦うゲームがしたいという方に特にオススメです?

MEDABOTS（メダボット）

MEDABOTS（メダボット）はNFTパーツで自分好みのロボットを作成して戦うロボット対戦型RPGです。

対戦自体はカードゲームのようになっており、バトルに勝つことでカードが手に入り、更にデッキを強化していくことができます。

また、オンラインで他のプレイヤーと戦うリーグ戦モードも搭載されており、リーグ戦で勝利したプレイヤーは仮想通貨を手に入れることができます。

ロボット育成や戦略的なカードバトルが好きなプレイヤーにオススメのNFTゲームです?

元素騎士 ONLINE

元素騎士 ONLINEは2008年から続く人気3D MMORPGの世界をNFT化したメタバースゲームです。

元素騎士は長い歴史を持っており、2012年には台湾でGame Star Awardの金賞を獲得したこともある非常に人気ゲームです?

元素騎士のメタバース化プロジェクトはまさに現在進行中で、2022年8月に正式リリース予定と間も無くプレイ可能になる見込みです❗️

歴史が長いゲームのメタバース化ということもあり非常に信頼のおける作品ですので、初めてのNFTゲームで失敗したくないという方に特にオススメです✨

STARATRAS（スターアトラス）

STARATRAS（スターアトラス）は2620年の宇宙が舞台となっているNFT対戦ゲームで、プレイヤーは3つの勢力のどれかに所属し仮想通貨取引を通じて勢力を拡大させていきます。

このゲームの最大の特徴はアンリアルエンジン5を採用した超美麗グラフィックで、まるで映画のようなビジュアルでゲームをプレイすることができます。
ホームページの作りも非常におしゃれで、公式PVは映画のワンシーンにも見える作品です❗️

他のNFTに比べてゲーム性よりも仮想通貨取引に重きを置いた作品ですので、未来の宇宙という美しい世界観を楽しみつつ、仮想通貨取引を行いたい人向けのゲームです?

CyberTrade（サイバートレード）

CyberTrade（サイバートレード）はサイバーパンクな世界観を練り歩きながら、ドラッグレースや戦闘を楽しめるMMO RPGです。

現在はゲームタイトルが「Crypto Citizen（クリプトシティズン）」に変更になっており、公式サイトでの表記も変更になっています。

武器やキャラクター、車など様々な部分がNFT化されている上、ゆくゆくはオープンワールドゲーム化も目指しているようですので、非常に奥深いゲーム体験が得られそうな作品です✨

サイバーパンクな世界観で大暴れしつつ稼いで成り上がる、という体験をまさに実現できそうなゲームですので、そういった世界観が好きな方にオススメです❗️

Sipher（サイファー）

Sipher（サイファー）はSipheriaと呼ばれる世界で繰り広げられるスピーディ3DアクションRPGです。

プレイヤーが操作するキャラクターは全てNFT化されており、見た目や性能が全て異なる完全オリジナルなキャラクターでプレイすることとなります。

独特の世界観であるSipheriaを冒険するだけでなく、非戦闘キャラクターとなって建築を行ったり、武器や建築物の取引を生業としていくゲームプレイもできます❗️

NFT色の特に強い今作はNFTに精通している人こそ楽しめるゲームとして期待が持てますので、遊びよりも儲けを重視する人にオススメです?

Guild of Guardians（ギルドオブガーディアンズ）

Guild of Guardians（ギルドオブガーディアンズ）はスマホでプレイできる3D見下ろし型のアクションRPGです。

プレイヤーは4人1組のチームでダンジョン内を探索し、モンスターの撃破や宝箱の獲得を通して成長していきます❗️

ゲーム内で必要となる武器や防具などのアイテムはゲーム内で獲得できず、全てクラフトによってのみ生成されるため、生み出したレアなアイテムをNFTとして取引するゲーム体験が予想されます。

スマホで遊べるゲームということもあり、コツコツとハクスラを楽しみつつ、生まれたレアアイテムを取引して更に上を目指すゲーム体験を求めている方に特にオススメです✨

今後NFTゲームはどうなる？

2022年8月現在、普通のゲームに比べるとまだまだ浸透していないと思われるNFTゲームですが、今後どのように浸透していくのでしょうか？

ここでは、NFTゲームに対する大手企業の反応に触れつつ、NFTゲームの今後の動きについて解説して行きます❗️

大手企業の反応

Play To Earn（遊びながら稼ぐ）というコンセプトで話題を集めているNFTに対してユーザーのみならずゲーム制作会社も様々な反応を見せています。
実際に有名な作品を生み出す大手ゲーム制作企業の反応はどういったものでしょうか？

APEXやFIFAシリーズ、バトルフィールドシリーズなどを手がけるElectronicArts社は、世間的にNFTで稼げることを誇大宣伝している側面もあり、まだまだ理解するべきところがたくさんあるとしつつも、将来的に重要な役割を果たすだろうと述べています❗️

一方で大手ゲーム配信プラットフォームのSteamを提供しているValve社は自社のガイドラインの中で、NFT化を基盤となるブロックチェーン技術を土台として制作されたゲームをSteam上で公開すべきではないと明文化しました?

このように大手企業の反応は様々ですが、NFTゲームに対して批判的な姿勢を見せているゲーム会社の多くは、NFTゲームが楽しさよりも稼ぐことに重きを置きすぎている点を理由として挙げています。

これまでユーザーの楽しさを第一にゲームを制作してきた大手企業だからこそ、NFTゲームに対して慎重かつ批判的になってしまうのかもしれませんね。
楽しさも稼ぎも両立するNFTゲームの誕生に期待しましょう✨

大手参入による市場の拡大

NFTゲームは様々な企業にとって注目のビジネスとなっており、上記で挙げた大手ゲーム制作会社以外にも多数の企業が市場へ参入し始めています。

例えばLINEアプリで知られるLINE株式会社は、自社オリジナルのNFTマーケットプレイス「LINE NFT」を2022年春に開設し、LINEアカウントを持っているユーザーが簡単にNFTゲームに触れられる場を提供しました。

また、過去にmixi上で人気となった牧場経営シミュレーションゲーム「サンシャイン牧場」もNFTゲームとして復活することが2022年4月に発表され、大きな話題を集めました❗️

企業によってNFTゲームに対する姿勢は様々であるものの、数々の大手企業が市場に参入することでNFTゲーム業界全体が盛り上がり、更に面白いNFTゲームが次々に開発されていく可能性に期待が持てそうですね✨

ゲームにNFT要素が常識になるかも

NFTは唯一無二の価値のデジタル資産を所有する、といった側面からデジタルアート作品との相性が良く、2022年8月現在のNFT業界ではまだまだアート分野の規模が大きいです。

しかし、これからの時代はNFT業界を盛り上げていくのはNFTゲームだという声もあります。

NFTアートはNFTの使い方として非常にシンプルで分かりやすいものの、あくまでも所有物としてのNFTに過ぎません。
一方、NFTゲームにおけるNFTにはゲーム内で有利になる何らかの機能が備わっていることが多く、購入者にとっても価値の見出しやすいNFTです。

現在は企業側もユーザー側もNFTゲームに対する理解が追いついていない印象ですが、企業側がNFTをうまく活用した遊び方を提供し、ユーザーがその価値を理解することで、NFTを実装したゲームが常識になる未来もそう遠くないことでしょう✨

YATARO

NFTゲームのこれからに期待やな！

今後NFTゲームをプレイする上での注意点

さて、これまで様々な観点からNFTゲームについて開設してきましたが、NFTゲームを遊んだことのないユーザーが初めて触れるとき、どのようなことに注意するべきでしょうか？

ここでは、NFTゲームにおける注意点を3つの観点から紹介していきます❗️

NFTゲームの知識を学ぶ必要がある

NFTゲームに初めて触れる方が注意すべきことの一つ目は、NFTゲームに関する正しい知識を身に付けることです。

これまでのゲームはただの娯楽に過ぎず、操作方法やゲーム内ルールが分からなかったとしてもゲームオーバーになるだけで、大きな問題になることはありませんでした。

しかしNFTゲームでは、NFTに関する知識やゲームのルールを正しく理解していないと、不要なNFTを購入してしまったり、取引時の手数料（通称ガス代）などの想定外コストにより遊ぶほど損をする可能性も有り得ます。

遊びも稼ぎも両立するためにも、まずはNFTゲームに関する正しい知識を身に付け、自身の財布と相談しながら楽しむようにしましょう❗️

法規制の対象になる可能性がある

革新的な技術が世に出回るとき、ユーザーのみならず政府や企業でさえも、その効果や危険性を正しく理解できていない可能性があります。

このように理解が追いついていない分野では詐欺が横行するケースも珍しくなく、突然の法改正により規制がかけられたり、既存サービスが終了してしまう可能性が考えられます。

NFTゲームも例外なく世間の理解が追いついていない分野と言えますから、ある日突然の法改正により、遊んでいたゲームやサービスが法規制の対象となる可能性は十分考えられます。

まだまだ分からないことだらけの分野ですので、突然の法規制は仕方のないことですが、NFTゲームに依存し過ぎないようリスクヘッジをしつつ楽しむようにしましょう❗️

日本の賭博法にあたる可能性がある

NFTゲームは法規制の対象になりうる可能性があると説明しましたが、中でも賭博法に引っかかる可能性が高いと言われています。

賭博法は簡単に言えば、偶然の勝ち負けにより金銭的な損益が発生する遊びを禁止する法律、のことで金銭をかけた違法麻雀などが規制の対象として知られています。

そして一部のNFTゲームにもこの賭博法が引っかかるのではないかと言われているのです。

NFTゲームにおける利益の出し方は、キャラやアイテムなどのNFT資産の売買やゲーム内のランキングに対する報酬など様々ですが、その損益にランダム性が強く絡んでくると賭け事と見なされ賭博法に引っかかる可能性が高くなります。

この辺りもまだまだ正式な法的解釈が明確になっていないため、今後の法整備に期待するしかありませんが、いずれにしても不透明な要素が多数ありますので、NFTゲーム一本で生計を立てるのはもう少し法律が定まってからの方が良さそうですね❗️

今後注目のNFTゲーム開発企業

今後のNFTの動向を知る上では、NFTゲームを開発する企業についても追っていく必要があります。

ここからは、今後注目されるNFTゲーム開発企業を紹介していきます！

double jump.tokyo株式会社

double jump.tokyo株式会社は、国産のNFTゲーム：マイクリプトヒーローズを制作したことで知られる会社です。

他にもスマホ向けRPGとして一世を風靡したブレイブフロンティアのNFT化作品「ブレイブフロンティアヒーローズ」をリリースしたことでも話題を集めています✨

公式HPで”ブロックチェーン技術を用いたゲームおよびアセットの開発・運営・販売”を事業内容として謳っていることからも分かる通り、ブロックチェーン技術に力を入れている企業ですので、これからも国産のNFTゲーム開発会社として大いに期待が持てますね❗️

株式会社Kyuzan

株式会社Kyuzanはスマホ向けNFTゲーム：エグリプトの共同開発者として知られるスタートアップ企業です。

KyuzanはNFTゲームの開発はもちろんのこと、NFTショップを簡単に構築できるサービス「Mint」やブロックチェーン技術のインフラを構築する「Kyuzan Core」なども開発しています❗️

ブロックチェーン基盤システムの構築が容易になればなるほど、NFT業界への多くの企業参入が期待できますから、基盤システムを提供するKyuzan社にも期待が集まりますね✨

CA GameFi

CA GameFi、ABEMAやタップルなどで知られるサイバーエージェント株式会社の小会社として2022年3月に新規設立された会社です。

サイバーエージェント社がこれまで培ってきたゲーム事業に関するノウハウをベースに、NFTゲームを米国やアジアなど海外向けに開発、展開する目的で設立されました。

サイバーエージェントグループの参入により、NFT業界がますます盛り上がることに期待できますね✨

今後のNFTゲームについてのまとめ

今回Ludusでは最近注目を集めているNFTゲームの今後について、以下の内容を中心に開設してきました❗️

• NFTゲームとは何か
• 代表的なNFTゲームについて
• NFTゲームに対する各社の反応や今後について

NFTゲームはまだまだ発展途上の分野ではあるものの、趣味に過ぎなかったゲームが生計を立てる手段になり得る可能性があるとして、今後の発展にも期待が持てます❗️

しっかりとNFTについて理解しつつ、遊びながら稼ぐを体現して行きましょう?

YATARO

早速NFTゲームをプレイやー！

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