ビットコイン向けハードウェアウォレット「Coldcard」に関連する不正流出事案において、ホワイトハッカーが回収した52BTCを救済用の信託アドレスへ送金しました。暗号資産関連企業であるGalaxy Digitalの報告により、この資金移動が明らかになりました。送金トランザクションには被害者向けとみられる請求用メッセージが付与されており、不正流出した資産を被害者へ返還するための重要な進展と見られます。
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52BTCの移動とGalaxy Digitalによる確認
Galaxy Digitalによると、いわゆる善意のサイバーセキュリティ専門家(ホワイトハッカー)が、Coldcardのハッキング事案に関連する資金から52BTCを確保し、回収信託(recovery trust)のアドレスへ送金しました。
Coldcardはビットコイン専用のハードウェアウォレットとして知られています。今回の送金は、攻撃者の手に渡るリスクのあった資金を保護し、公式な信託機構を通じて保全する目的で行われたものと見られます。
OP_RETURNメッセージによる返還窓口の通知
該当の送金トランザクションには、ビットコインのブロックチェーン上に任意のデータを記録する機能である「OP_RETURN」が利用されていました。
記録されていたメッセージは「claim:cryptorecoverytrust dot com」となっており、被害者が自身の資産回収について照会または請求を行うための外部ドメインを示していると見られます。オンチェーンデータを活用して直接連絡先を提示することで、被害者への返還プロセスを円滑に進める狙いがあると推測されます。
ポイント
- ホワイトハッカーがColdcardのハッキング事案に関連する52BTCを回収信託アドレスへ送金しました。
- 暗号資産企業のGalaxy Digitalがこのオンチェーン上の資金移動を確認し、報告しました。
- 送金データ内のOP_RETURNメッセージには「claim:cryptorecoverytrust dot com」という返還請求を示唆するドメインが含まれていました。
- 流出した資産が失われずに保護され、被害者返還に向けた信託管理下に置かれた点で注目されます。
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