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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

Cosmos Hubがブロック生成を再開。24時間48分の停止を経て攻撃者ウォレットから123万ATOMが移動

Cosmos Hubは、24時間48分にわたるブロック生成の停止を経てネットワークを再稼働させました。再稼働に伴い、Neutronへの攻撃に関与したウォレットから123万ATOMが移動されたことが確認されています。攻撃者はNeutronの迅速提案(expedited proposal)の終了12分前に20,199 USDCで投票権を購入し、ステーキングを行っていたことが判明しています。ガバナンスプロセスの隙を突いた攻撃と、それに伴う主要ネットワークの停止対応として注目されます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイト編集方針をご覧ください。

Cosmos Hubの停止と再稼働

Cosmos Hubは、Cosmosエコシステムの中核を担うブロックチェーンとされています。同ネットワークでは24時間48分にわたりブロックが生成されない停止状態が続いていましたが、その後稼働を再開しました。

ネットワークの再稼働に伴い、Neutronの攻撃者のウォレットから123万ATOM(Cosmos Hubのネイティブトークン)が移動されたことが明らかになっています。

Neutronガバナンスを悪用した攻撃の手口

攻撃の舞台となったNeutronは、Cosmosエコシステムにおけるスマートコントラクトプラットフォームとされています。

今回の事態において、攻撃者はNeutronで実施されていた迅速提案の投票終了まで残り12分という段階で、20,199 USDC(米ドル連動のステーブルコイン)を投じて投票権を購入し、ステーキングを実行しました。投票終了直前に資金を投入して投票権を獲得し、提案を通過させた手口と見られます。

ポイント

  • Cosmos Hubが24時間48分のブロック生成停止を経てネットワークを再稼働させた点
  • 再稼働に伴い、Neutron攻撃者のウォレットから123万ATOMが移動された点
  • 攻撃者がNeutronの迅速提案終了12分前に20,199 USDCで投票権を購入およびステーキングしていた点
  • ガバナンス投票の手続きが悪用されたリスクと、それに伴う主要チェーンの停止対応という運用の面で注目される点

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