本文へスキップ
ブロックチェーン総研by Pacific Meta

EthereumがSepoliaでのGlamsterdamアップグレードを10月6日に実施へ。PBS導入と新ガス価格設定に向け検証を進める方針

Ethereumは、次期アップグレードである「Glamsterdam」をテストネット「Sepolia」にて10月6日に実施するスケジュールを策定しました。本アップグレードでは、提案者・構築者分離(PBS)やブロックレベルのアクセスリスト、新たなガス価格設定方式の導入が予定されています。一方で、本番環境であるメインネットへの実装日程については現時点で未定とされています。まずは公開テストネットでの稼働を通じて、ネットワーク基盤の動作や影響を検証していくものと見られます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

Glamsterdamアップグレードで予定される主な機能

Glamsterdamアップグレードでは、プロトコルに関わる複数の主要な機能変更が導入される予定です。

導入が予定されている要素の1つが、提案者・構築者分離(proposer-builder separation:PBS)です。これはブロックを生成・構築する役割と、それをネットワークに提案する役割を分離する仕組みとされています。

加えて、ブロックレベルのアクセスリスト(block-level access lists)の導入や、新たなガス価格設定方式(new gas pricing)の実装が盛り込まれています。これらにより、トランザクションの処理効率やリソース配分の見直しが進められるものと見られます。

テストネット先行実施とメインネットの動向

今回のアップグレードは、テスト環境であるSepoliaに向けて10月6日に適用される予定です。

一方で、Ethereumメインネットにおける実施日程は未定のままとなっています。開発側はまずSepolia環境でのテストを通じて変更点の動作確認を進め、その後のメインネット展開に向けた検証を行っていくものと見られます。

ポイント

  • Ethereumが次期アップグレード「Glamsterdam」のSepoliaテストネット適用日を10月6日に決定した点
  • 提案者・構築者分離(PBS)の導入により、ブロック生成に関わるプロセスの刷新が図られる点
  • ブロックレベルのアクセスリストや新たなガス価格設定方式の実装が予定されている点
  • メインネットへの適用日程は未定とされており、まずはテストネット上での検証が先行する点

総研プライム

ブロックチェーンを、
徹底的に読み解く。

技術の仕組み、企業の戦略、市場の構造まで。独自の調査・分析で掘り下げる専門レポート。

初月無料で読む

記事を検索する