イラストレーターは広告業界だけでなくエンタメ業界など様々な場所で活躍しています。
しかし、イラストレーターとして活動したいけれど、どうやって仕事を獲得すれば良いか悩んでいる方も多いと思います。
仕事を獲得してイラストレーターで活躍するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
今回Pacific Metaマガジンでは以下のことについて紹介していきます。
- イラストレーターの営業について
- イラストレーターの営業先について
- イラストレーターの営業メールについて
- イラストレーターの営業の仕方とは
- 自宅でできるイラストレーターの営業について
他にもオススメのエージェントなどについても説明していきます。
イラストレーターの営業とは
イラストレーターの営業とは、自分が描いたイラストを様々な媒体で使ってもらえるように交渉することを指します。
営業のスタイルに色々な形があるため自分に合った営業スタイルを見つけるのが大切ですが、基本的には自分自身で出版社や広告会社を探してアポイントメントを取る必要があります。
営業先によっては既に特定のイラストレーターと契約している場合もあるので、断られることもありますが根気よく続けることで仕事を獲得できます。
イラストレーターではどれだけ案件をもらえるかが収入などに関しても直接的に影響してくるので、営業能力は収入をあげるためには重要な要素となってきます。
イラストレーターに仕事を依頼する方法の記事はこちらです。
依頼側の気持ちを知って、営業活動につなげましょう。
どこに営業に行けばいいのか
イラストレーターの営業先としてはイラストが使われることが多い出版社、広告代理店、ゲーム会社などがメジャーです。
それぞれの営業先によって求められているイラストの役割りが異なることについても理解することが大切です。
自分自身のイラストの特徴について説明できるように営業に行く前から、どのような質問が来るのか予想しながら営業準備をすることによって契約できる可能性も変わってきます。
十分な準備をしてから営業にいくようにすることで相手にも失礼のないように心がけてください。
営業先が過去にどのようなイラストなどを使っているかなどについても調べて、自分自身が今まで描いた作品で合うものがあれば持参するようにするのもオススメです。
参考までにイラストレーターの1日や、フリーランスのイラストレーターになる方法を紹介しておきます。
出版社
出版社では小説などの挿絵やイベントのチラシなどイラストレーターが活躍できる場面が多くなっています。
キャラクターやポップな背景などの依頼が多い傾向にあります。
そのため、本やチラシなどで使いやすいデザインやイラストが描ける場合には出版社に営業をかけることをオススメします。
また、状況によって様々な作風を求められることもあるため普段から様々な作風に挑戦してください。
広告代理店
広告代理店ではネット広告やロゴなどのデザイン系の依頼が多くなっています。
キャラクターなどのイラストよりも営業先が求めていることを正確に理解して、様々なパターンを描けるイラストレーターであれば積極的に営業することをオススメします。
シンプルなデザインが求められるだけにイラストレーターとしての能力が求められます。
ゲーム会社
ゲーム会社ではキャラクターデザインや背景などを描けるイラストレーターが求められます。
ソーシャルゲームであればアップデートの度に新規キャラクターや背景を追加する必要があるので、キャラクターなどの創作が得意であれば継続的な案件を狙いやすい傾向にあります。
イラストが採用されたゲームが売れれば実績としてアピールできるようになるのも魅力です。
イラストレーターの営業メール
様々な企業などに営業メールを送ってみるのも有効です。
場合によっては返事もなく見逃される場合もありますが、メールを送るだけであればそれほど手間もかからないのでとりあえず送ってみるのも良いでしょう。
メール内容としては自分自身が現在仕事を探しているイラストレーターであることや、得意とするデザインやイラストについてなどを書くことをオススメします。
また、送れるのであれば過去の作品を添付することによってアピールにもなります。
イラストレーターの営業では何をする?
イラストレーターの営業では自分の得意なイラストのスタイルについてのアピールや、自分の作風によってどのように会社に貢献できるかのアピールが大切です。
例えば、どれだけ画力が高くても会社側が求めている作風と自分の作風が異なっていては仕事をもらうことはできません。
営業の際には自分の得意なイラストのスタイルに近いイラストを積極的に採用している会社に営業するのをオススメします。
自分のイラストの自己紹介をする
自分のイラストの紹介をできるようにしておくことが仕事をもらうためには重要です。
例えばどのようなイラストが描けるのか、どれくらいの納期で描けるのか何種類くらいのデザインができるのかなどについて説明することによって相手もイメージしやすくなります。
基本的には自分の作風についてきちんと説目できるようにしてください。
ポートフォリオを持参する
ポートフォリオとは自分の描いた作品などをファイルなどにまとめて、具体的にどのようなイラストやデザインができるかをアピールするために必要なものです。
言葉での説明だけではどうしても抽象的になってしまう部分があるので、実際に描いた作品について見てもらうことによって、自分の実力のアピールに繋がります。
また、ポートフォリオを作成する際には自分の得意な作風だけでなく、様々な作風のイラストやデザインを選別するようにすることで幅広い能力を主張できます。
アナログ作画とデジタル作画、キャラクターと背景などをポートフォリオ内で揃えておくことをオススメします。
自宅で出来るイラストレーターの営業
イラストレーターの営業は直接会社などに行かなくても自宅からでもできます。
また、インターネット上などでイラストレーターを募集している会社もあるため積極的に自宅からの営業は行うべきです。
方法によっては登録や作品を載せていれば、相手側から仕事の依頼が来る場合もある他に会社以外にも個人などからの依頼も来る可能性があります。
自宅で営業を行うために在宅でも会議ができるようにインターネット環境などは整える必要があります。
SNSで発信する
SNSで発信するのは現代社会において重要な方法の1つとなっています。
SNS上で話題の作品を生み出すことができれば世間的にも一気に知名度があがるだけでなく、そこから派生して様々な案件が舞い込んでくる場合もあります。
また、流行などにも敏感に把握する必要性もあるので、普段から流行に関しては先取りできるように意識しておくことをオススメします。
様々な人と積極的に交流することによって、人伝いに案件情報が入ってくることもあるので良好な関係を築いておくようにしましょう。
ポートフォリオサイトを作成する
ポートフォリオサイトを作成することによっていろいろな人に自分の作品を見てもらうことができます。
ポートフォリオサイトを作るにあたって意識することは、特定のジャンルに偏った作品を掲載するのではなく様々な作品を載せることです。
自己紹介などについても明確に記載することによって、問い合わせする側も安心して問い合わせできるように配慮することも大事です。
自分自身の能力をアピールするためにもポートフォリオサイトは重要な要素になってくるので、更新に関してはこまめに行うようにしてください。
イラストレーターとしてポートフォリオを作成する方法についてはこちらの記事をご覧ください!
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングサイトに登録して、積極的に案件に応募することもイラストレーターの営業としては有効です。
クラウドソーシングサイトなどで案件を獲得して実績を積むことができれば、サイト内でスカウトされることなどもあります。
登録だけであれば無料のサイトが多いので、とりあえず登録してみて案件を見てみるのも良いかもしれません。
スキル販売系サイトに登録する
スキル販売系サイトに登録するのも1つの方法です。
スキル販売系サイトでは自分のできるスキルについて登録することによって、サイトを見た人から依頼が来るシステムとなっています。
自分自身がどのような作風かわかるようにポートフォリオサイトのURLなどを自己紹介ページなどに掲載しておくことで依頼を受けれる可能性が高くなります。
イラストレーターの営業は怖い?
イラストレーターの営業は基本的に全て自分で行わなければならないので、大変な部分もあるため怖いと思われることもあります。
しかし、営業は勇気が必要ですがその中で様々な方と交流ができたり、営業の中で創作活動に良いインスピレーションを得てイラストのスタイルに深みが生まれることもあります。
そのため、営業活動に関しては怖いと感じるのではなく成長の機会だと前向きに捉えることで、好影響が期待できます。
イラストレーターになるならマイナビ
イラストレーターになるならマイナビクリエイターに登録するのがオススメです。
マイナビクリエイターではクリエイティブ系の職業に特化したエージェントになっているので、様々な求人が公開されています。
また、一人一人にアドバイザーがついてくれるので困ったことや相談があれば親身になってくれるだけでなく、解決策も一緒に考えてくれます。
Pacific Metaマガジンではマイナビクリエイターの評判や口コミについて調査した記事もあるので合わせて読んでください。
イラストレーターの営業についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンではイラストレーターの営業について以下のことを紹介してきました。
- イラストレーターの営業は案件をもらうために重要である
- イラストレーターの営業は出版社や広告代理店、ゲーム会社などをメジャー
- イラストレーターの営業メールはとりあえず送ってみる
- イラストレーターの営業ではポートフォリオを持参する
- 自宅でできるイラストレーターの営業は積極的に行う
イラストレーターは自分の能力1つでアピールや仕事をしていく必要があるため、普段から常にイラスト練習は欠かせません。
仕事をもらえた場合にも前回のイラストを上回るイラストを描かなければ、評価が下がってしまうことに繋がります。
自分自身の能力を磨きながらイラストレーターの営業をするのは大変なことですが、両方できるようになれば収入自体もあがっていきます。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。