「キャラクターデザイナーになりたいけどどの専門学校に行けばいいのかわからない?」「専門学校に行くメリットって何?」
キャラクターデザイナーを目指す方の中にはこのような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは「キャラクターデザイナーを目指せる専門学校」について以下の内容を紹介していきます。
- キャラクターデザイナーとは
- キャラクターデザイナーを目指せる専門学校13選
- キャラクターデザイナーを目指せる学費が安い専門学校3選
- キャラクターデザイナーを目指す際に押さえておきたい専門学校の選び方
- キャラクターデザイナーになるために専門学校へ通うメリットとは?
その他にもキャラクターデザイナーに求められるスキルやオススメの資格などについても解説していきます。
キャラクターデザイナーとは?
キャラクターデザイナーとはどのような仕事なのでしょうか?
普段からアニメやゲームに触れる機会の多い人にとってキャラクターデザイナーの存在は知っていても業務内容や具体的ななり方まで知っている人は少ないかと思います。
そこで、キャラクターデザイナーの仕事内容やどうやったらなれるのか解説していきます。
仕事内容
キャラクターデザイナーはアニメやゲームに登場するキャラクターを作る仕事です。
物語の設定や人物の性格などの設定に合うように容姿や服装を決めていくので、想像力や発想力が求められます。
人気キャラクターデザイナーになれば、自分が作ったキャラクターをもとに物語の設定や性格が作られるという場合もあります。
最近ではアニメ、ゲームのキャラクター以外にもVtuberやCM、広告のキャラクターデザインなどを手がけることも増えており、活躍の場が広がっている職種の1つです。
どうやったらなれるの?
キャラクターデザイナーになるには、キャラクターデザインに関する知識や技術を学ぶ必要があります。
一般的な方法は美術系の大学や専門学校に進学し、学校でそれらの技術やスキルを身に着ける方法です。
また、独学や個別のオンラインスクールで学び、求人サイトから案件や仕事を獲得するという方法もあります。
このようにキャラクターデザイナーになる方法は1つではありませんが、専門学校への進学はキャラクターデザイナーになるための学びに特化している他、企業や業界との独自のパイプを持っていたりとキャラクターデザイナーを目指す方にはおすすめの方法といえます。
キャラクターデザイナーを目指せるオススメの専門学校
Pacific Metaマガジンではキャラクターデザイナーを目指す人には代々木アニメーション学院をおすすめしています。
代々木アニメーション学院ではイラスト科、アニメーター科の2つのコースでキャラクターデザイナーを目指すことができます。
株式会社トリガー、株式会社シャフトなど有名アニメ制作会社やその他多数の業界への就職実績を持つノウハウを活かした代々木アニメーション学院オリジナルテキストで、キャラクターデザイナーに必要な基本から応用まで学べるので、効率よく知識やスキルが身に付くでしょう。
また、東京、大阪、仙台、広島など全国10校のキャンパスがあり、全国どこでも同じカリキュラムを受けられるので地元にいながらキャラクターデザイナーを目指せるのも代々木アニメーション学院の強みの1つです。
就職面では提携企業との学内ドラフトオーディションや就職枠の提供、就職、卒業後のサポートなど手厚いサポート体制が整っています!
代々木アニメーション学院では、無料にて資料を配布しています。
気になった方は、ぜひ申し込んでみてください!
下記の記事では「代々木アニメーション学院」について詳しく解説しています。
ぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください!
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校一覧
それではここからはキャラクターデザイナーを目指せる専門学校を13校紹介していきます。
関東だけでなく、関西、東北、東海など地方の専門学校も調査したので、地方からキャラクターデザイナーを目指したいという方も参考にしてみてくださいね。
アミューズメントメディア総合学院(東京)
学科名・コース名 | キャラクターデザイン学科 アニメーション学科 |
卒業までの年数 | 2年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社コロプラ / 株式会社KADOKAWA |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校5校目は、アミューズメントメディア総合学院です。
アミューズメントメディア総合学院ではキャラクターデザイン学科、アニメーション学科からキャラクターデザイナーを目指せます。
現役のプロ講師による直接指導によってキャラクターデザイナーに必要な知識や技術を身に着け、自分の個性を作品として表現する力を身に着けることができます。
また、産学共同プロジェクトによって在学時から、プロの現場を体験したり、プロデビューを支援する環境も整っています。
アミューズメントメディア総合学院も無料にて資料を配布しているので、興味のある方はぜひ、申し込んでみてください!
下記の記事では「アミューズメントメディア総合学院」について詳しく解説しています。
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東京コミュニケーションアート専門学校(東京)
学科名・コース名 |
クリエーティブデザイン科マンガ・イラストワールド(コミックイラスト専攻・イラストレーター専攻) |
eエンターテインメント科 ゲームワールド(ゲームグラフィック&キャラクター専攻) | |
卒業までの年数 | 3年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社Cygames / 株式会社セガ |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校1校目は、東京コミュニケーションアート専門学校です。
東京コミュニケーションアート専門学校は上記の表のように様々なコースからキャラクターデザイナーを目指せるのが特徴です。
それぞれのコースではキャラクターデザイナーとし手のデッサン力やデザインの基礎力が身に着くカリキュラムはもちろん、東京ゲームショウへの出展や企業プロジェクトへの参加など実践的なカリキュラムが充実しています。
その他にも岸田メルさん、やしろあずきさんなど人気クリエイターによる豪華レクチャーなども開催されています。
バンタンゲームアカデミー(東京・大阪・名古屋)
学科名・コース名 | アニメ学部 ゲーム学部(キャラクターデザイン総合) WSコース(イラスト専攻) 大学部(ゲーム制作大学部) |
卒業までの年数 | 2年から4年(専攻やコースにより異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社スクウェア・エニックス / 株式会社フロムソフトウェア |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校2校目は、バンタンゲームアカデミーです。
アニメ学部、ゲーム学部、WSコース、大学部など4つのコースでキャラクターデザイナーとしての知識や技術を学べます。
スタジオカラーや株式会社サンジゲンなどの有名企業との連携カリキュラムを実施しており、現役プロと有名企業による高品質な授業が受けられるメリットがあります。
また、専門知識がオンライン上で学べる独自の動画配信サービスVantan FLIP CHANNELを使えば、いつでもどこでも専門知識を学べます。
東京デザイナー学院(東京)
学科名・コース名 | イラストレーション学科(キャラクターイラスト専攻) コミックイラスト学科(コミックキャラクター専攻) |
卒業までの年数 | 2年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | – |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校3校目は、東京デザイナー学院です。
東京デザイナー学院はイラストレーション学科、コミックイラスト学科からキャラクターデザイナーを目指せます。
様々な企画に対応できるキャラクターデザイナーになるために、デッサンやアイデアトレーニングなどの基礎的なカリキュラムからコンペやオーディションなどの実践力を鍛えるカリキュラムが豊富にそろっています。
また就職サポートの面ではキャリアカウンセラーによる1年次からの個人カウンセリング、コネクションのある業界との独自の求人情報の提供などにより、デザイナー・クリエイターとして従事する卒業生を数多く輩出しています。
日本工学院専門学校(東京・北海道)
学科名・コース名 | デザイン科(イラストレーション専攻) マンガ・アニメーション科(キャラクターデザインコース) |
卒業までの年数 | 2年制から4年制まで(学科やコースにより異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | KADOKAWA / カプコン |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校4校目は、日本工学院専門学校です。
日本工学院専門学校ではキャラクターデザインに欠かせない基礎から応用までのスキルや知識をスタジオジブリなどで作画や監督を務めたプロのアニメーターが直接教えてくれます。
また国内外で多数のコンペに参加するため、自分の実力を試し実践力を身に着けられます。
実際に、学生の作ったキャラクターがコンペに勝ち抜き人気ゲームのキャラクターとして実装された例も過去にありますよ。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(東京)
学科名・コース名 | ゲームワールド(ゲームキャラクターデザイン専攻) クリエイターワールド(コミックイラスト専攻総合アニメーション専攻) |
卒業までの年数 | 3年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社Cygames / 株式会社スクウェア・エニックス |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校6校目は、東京デザインテクノロジーセンター専門学校です。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校ではゲームワールド、クリエイターワールドの2つのコースでキャラクターデザインに必要な学びを得られます。
業界のプロが使用する最新のペンタブレットやソフトを完備したプロと同じ環境で授業を行えるため、現場で活躍する力を身に着けることができます。
またWメジャーカリキュラム制度によって他の専攻のカリキュラムを履修できるため、必要に応じてより幅広い知識や技術を身に着けられるのもメリットの1つです。
専門学校千葉デザイナー学院(千葉)
学科名・コース名 | グラフィックデザインコース(ゲームCG・キャラクターデザイン) |
卒業までの年数 | 3年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | スタジオちゅーりっぷ |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校7校目は、千葉県内唯一の総合デザイン専門学校である専門学校千葉デザイナー学院です。
ゲームCG・キャラクターデザインコースでは2DCG・3DCGの両方のスキルを身に着け幅広い分野で活躍できるキャラクターデザイナーを目指すことができます。
技術の急速な進歩についていけるように、それぞれのコースで時代のニーズに適したカリキュラムが採用されています。
あいち造形デザイン専門学校(愛知)
学科名・コース名 | クリエイティブ学科(コミックアートコースイラスト・絵本コース) |
卒業までの年数 | 2年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | 黒野カンナさん(「はたらく細胞フレンド」) |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校8校目は、あいち造形デザイン専門学校です。
あいち造形デザイン専門学校では入学後デッサンや色彩などの基礎をみっちり1ヵ月間学んでから、デザインやイラストレーションの基礎を学習するため、初心者からでもしっかりと基礎力を身に着けられます。
また、デジタルイラストから絵の具などのアナログでの書き方まで学ぶことができ、様々な手法でイラストを描く力も備わります。
大阪情報コンピュータ専門学校(大阪)
学科名・コース名 | ゲーム系 CG・映像・アニメーション系 デザイン・Web系 |
卒業までの年数 | 2年から4年まで(専攻により異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社カプコン |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校9校目は、大阪情報コンピュータ専門学校です。
大阪情報コンピュータ専門学校では1年次にはデッサン力やデザイン論を学び、2年次には各専攻毎より就職を意識した作品作りやグループでの作品作りなどより実践的なカリキュラムを学んでいきます。
また業界で活躍する即戦力になる「就職力」を身に着けるために、各業界で有利に働く資格の取得やポートフォリオ作成などを重視したカリキュラムも組まれています。
大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校(大阪)
学科名・コース名 | ゲームCGワールド(ゲームグラフィック&キャラクター専攻) マンガ・アニメ・デザインワールド |
卒業までの年数 | 3年から4年制まで(専攻により異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | 馬多 イスケさん |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校10校目は、大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校です。
大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校ではキャラクターデザインの基礎から応用までを学び、表情豊かなキャラクターを描く力が身に付きます。
業界のプロからの直接の指導や添削、1,300社以上の企業の協力を得られる企業プロジェクトに参加し現場体験をすることで、現場で活躍できる力クリエイターとして成長できます。
京都芸術デザイン専門学校(京都)
学科名・コース名 | キャラクターデザインコース コミックイラストコース |
卒業までの年数 | 2年制 |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社CygamesPictures |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校11校目は、京都芸術デザイン専門学校です。
京都芸術デザイン専門学校では基礎はもちろん、デジタルイラスト制作からLive2D、CGによるキャラクター制作など様々なスキルを身に着けることができます。
また、併設する京都芸術大学と施設を共有しており、大学生と同じ環境で学習できるというメリットもあります。
<h3福岡デザイン&テクノロジー専門学校(福岡)
学科名・コース名 | クリエーティブデザイン科(ゲームグラフィックデザイナー専攻・コミックイラスト&キャラクターデザイン専攻・マンガ専攻) |
卒業までの年数 | 3年から4年(専攻により異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | 少年ジャンプ+ / 株式会社レベルファイブ |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校12校目は、福岡デザイン&テクノロジー専門学校です。
福岡デザイン&テクノロジー専門学校ではプロのイラストレーター「watabokuさん」や「藤ちょこさん」による特別講義や企業の商品化企画に参加できるカリキュラムがあり、業界の最新の技術や実践力を鍛えることができます。
またアナログやデジタルでのイラスト制作スキルを身に着けることができ、クライアントの要望やゲーム、アニメの設定や特徴をとらえたキャラクターデザイナーに成長できるでしょう。
JAM 日本マンガ・アニメ専門学校(新潟)
学科名・コース名 | キャラクターデザイン科 マンガ・イラスト・キャラクター科 |
卒業までの年数 | 2年から4年(専攻により異なる) |
有名な卒業生・主な就職先 | 株式会社アンビション / 株式会社Gugenka |
キャラクターデザイナーを目指せる専門学校13校目は、JAM日本マンガ・アニメ専門学校です。
JAM日本マンガ・アニメ専門学校ではデッサン、デジタル作画の基礎や色彩感覚、画面構成力などキャラクターデザイナーに求められるスキルをプロの講師から直接学べます。
また、業界添削会やコンテストに参加する機会も豊富にあり、自分の作品を業界の関係者に見てもらうことで自分を売り込んだり、アドバイスをもらうことで実力を伸ばしていけるでしょう。
キャラクターデザイナーを目指せる学費が安い専門学校3選
キャラクターデザイナーを目指せる学費が安い専門学校3選をPacific Metaマガジンでは独自に調査してみました。
東京アニメーター学院専門学校(東京)
東京アニメーター学院専門学校は漫画科プロ養成コース、アニメーションコース、イラストレーションコースからキャラクターデザイナーを目指せます。
学費は1年次に117万円、2年次は97万円とこれまで紹介した専門学校と比べても安く設定されており、2年次には学費が安くなるためのも特徴といえます。
キャラクターデザイナーに必要な基礎力からパソコンスキルまで様々な手法でイラスト制作を学び、「個性」を表現できるキャラクターデザイナーに成長できます。
CG制作やPCでのイラスト制作に必要なソフト、PCなどが完備された環境で学習できるため、プロの現場と同じ環境でスキルや知識を身に着けられます。
東京マルチメディア専門学校(東京)
東京マルチメディア専門学校ではビジュアルデザイン科、ゲームクリエイター科でキャラクターデザイナーに必要なスキルや知識を学べます。
学費は1年間86万円と他の専門学校と比べてかなり安く、特待生入学なら更に安い71万円から進学できます。
1クラス20名の少人数性を採用しているため、疑問や不明点をすぐに解決しやすく自分のスキルや知識を伸ばしやすい環境で学習ができます。
また、生徒一人一人にビジュアルデザイン科はMacBookAirが貸与され、学校内だけでなく自宅でも作品制作を進められます。
埼玉コンピュータ&医療事務専門学校(埼玉)
埼玉コンピュータ&医療事務専門学校ではイラストレーターコースに通うことでキャラクターデザイナーを目指せます。
学費は初年度が98万円、2年次には88万円と他の専門学校よりも安い学費で進学できます。
また学費免除制度なども充実しており、免除額は5万円から46万円まであり、学費免除制度を利用すればさらに安価に進学が可能になります。
授業ではIllustratorCC、PhotoshopCC、Mayaなどを用いたイラスト制作ができる力やコンテストで作品を応募し実践力を身に着けることができます。
キャラクターデザイナーを目指す為の専門学校の選び方
ここまで数多くの専門学校を紹介しましたが、専門学校の多さにどの学校を選べばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
ここからはキャラクターデザイナーを目指す為の専門学校の選び方について押さえておきたいポイントを3つに絞って紹介します。
基本と応用を学べる
キャラクターデザイナーを目指す為の専門学校の選び方1つ目は、基本と応用が学べるかどうかです。
キャラクターデザイナーについて基本から応用まで学べる学校なら基礎的な技術や知識からしっかり教えてくれるため、まったくの初心者であってもキャラクターデザイナーに必要案技術を1から身に着けられるでしょう。
また、アナログでのイラスト制作だけでなく、デジタルやLive2D、3DCGなどの幅広いスキルを身に着けることで様々な分野で活躍できるキャラクターデザイナーに成長できます。
そのため、基本と応用を学べるカリキュラムがあるかどうかは重要な要素の1つなのです。
就職先へのサポート力
キャラクターデザイナーを目指す為の専門学校の選び方2つ目は、就職先へのサポート力です。
自分が就職を希望する企業がある場合には、自分が進学する学校にはその企業とのコネクションがあるのか、採用実績があるのかをチェックしておくといいでしょう。
専門学校の多くが提携先の企業とのインターン制度やコンペなど産学共同を導入しており、コンペやインターンの場を活かせば、希望する就職先に自分をアピールしたり、企業からスカウトを貰えたりする可能性もあるため、業界への就職を有利に進められます。
また、クリエイター業界への就職にはポートフォリオが不可欠ですので、ポートフォリオ作成のサポートやアドバイスが受けられるかどうかも確認しておきましょう。
学費
キャラクターデザイナーを目指す為の専門学校の選び方3つ目は、学費です。
学費は毎年収める必要がある上、決して安い金額とはいえないため、専門学校選びにおいて重要な要素といえます。
専門学校によっては、奨学生制度や学費免除制度、学費の分納などに対応している学校もあるため、自分が進学する学校の学費とあわせて免除制度を採用しているかどうか確認しておくといいでしょう。
キャラクターデザイナーになるために大学ではなく専門学校へ通うメリット
キャラクターデザイナーになるために大学ではなく専門学校へ通うメリットを3つ紹介します。
現役か現場経験のあるプロから教えてもらえる
1つ目のメリットは現役か現場経験のあるプロから教えてもらえるという点です。
専門学校の講師を務める人は現役か現場経験のあるプロばかりですので、業界に精通している人から直接アドバイスや指導を受けられる環境というのはキャラクターデザイナーを目指す人にとってこれ以上ない環境といえるでしょう。
また、知識や技術という面だけでなく、業界のノウハウや考え方、最新情報などについても知ることができるというのもメリットの1つといえます。
短期間で集中して学べる
2つ目のメリットは短期間で集中して学べる点です。
専門学校は2年制や3年制を採用している学校が多く、大学と比べると通う年数は短く設定されています。
短い期間の中でありながら効率よく基礎や応用、デジタルイラストやCG制作など様々な技術を集中して学べるため、その技術を自分の力として身に着けられるでしょう。
就職のサポートが整っている
3つ目のメリットは就職サポートが整っているという点です。
専門学校では提携先の企業とのインターン枠や採用枠を設けている学校もあり、業界への就職を有利に進めやすいというメリットがあります。
また、希望にマッチするような企業を紹介してくれたり、就職活動に欠かせない書類やポートフォリオ作成のアドバイスをしてくれたりと手厚いサポート体制が整っています。
キャラクターデザイナーにおすすめの資格と求められるスキル
キャラクターデザイナーにおすすめな資格や求められるスキルとは何があるのでしょうか?
実は、キャラクターデザイナーになるのに必要な資格はないため、必ずしも資格がいるわけではありませんが、資格を有していることで自分の知識やスキルの指標になる為、業界への就職が有利になるでしょう。
オススメの資格
まずはオススメの資格から見ていきましょう。
Illustratorクリエイター能力認定試験
オススメの資格1つ目はIllustratorクリエイター能力認定試験です。
この資格ではアドビが提供するIllustratorを活用した制作スキルやWebデザインに関する知識が求められます。
「スタンダード」「エキスパート」の2つのレベルから受験したい試験を選択できるため、自分の実力に合わせた試験を受けられます。
Photoshopクリエイター能力試験
オススメの資格2つ目はPhotoshopクリエイター能力試験です。
Photoshopクリエイター能力試験ではPhotoshopを活用し、出題されたテーマや素材を使って仕様書に沿った成果物を作成できるかどうかを測る試験です。
「スタンダード」では指示書に沿った制作や基礎的な操作、「エキスパート」ではクライアントのニーズに適したコンテンツ作成能力やWebデザイン・DTPに関する知識が求められます。
色彩検定
オススメの資格3つ目は色彩検定です。
色彩検定は色の組み合わせ方や色が持つ働き、心理的効果など色に関する様々な知識を測る検定です。
試験レベルはUC級から1級まであり、色彩検定を取得することでファッションやインテリアなどの分野だけでなく、ビジネスの分野においても色に関する知識を活かすことができます。
CGクリエイター検定
オススメの資格4つ目はCGクリエイター検定です。
CGクリエイター検定はシナリオや予算などの条件をもとに、映像制作スキルやCGを使って表現するスキルが求められます。
「ベーシック」では2DCG/3DCG、デザインの基礎知識とCG静止画制作の知識を測り、「エキスパート」では3DCGや3DCGを活用した映像制作、さらには映像制作に関する専門知識を測ります。
求められるスキル
続いて求められるスキルを3つ見ていきましょう。
デッサン力
求められるスキル1つ目はデッサン力です。
デッサン力とは物の形や奥行、質感などを正確に捉えて描く力です。
デッサン力があることで説得力のあるイラストを描くことができ、架空のキャラクターやモンスターであっても実在するかのようなリアリティを感じる魅力的な作品を生み出すことができるでしょう。
また、キャラクターデザイナーは作品によっても様々な人物や生物を描く必要があるため、デッサン力は必須のスキルといえます。
発想力
求められるスキル2つ目は発想力です。
キャラクターデザイナーのように常に新しいキャラクターを生み出す必要がある職種には発想力が欠かせません。
発想力を身に着けるためにも、常にアニメやゲームだけでなく映画など様々な芸術や情報に触れるように心がけセンスを磨く必要があるでしょう。
コミュニケーション能力
求められるスキル3つ目はコミュニケーション能力です。
キャラクターデザインは基本的に設定やストーリーなどからデザインしていくため、クライアントやその他のコンテンツに関わる人に耳を傾ける必要があります。
このようにキャラクターデザインはクライアントの意図を汲み取り、設定やストーリーにあったキャラクターを生み出すためにすり合わせを行うためコミュニケーション能力が求められます。
キャラクターデザイナーの平均年収
キャラクターデザイナーの平均年収は
300万円から500万円程度
と言われています。
他の職種の会社員とあまり大きな違いはありませんが、自分がキャラクターデザインを担当したキャラクターが人気キャラクターとなり、有名キャラクターデザイナーともなれば、平均年収以上の収入を期待できます。
また、人気キャラクターがグッズ展開した場合に、グッズの売り上げの何割かを手元に入るような契約を結んだ場合には大幅に収入がアップが期待できるでしょう。
下記の記事では「キャラクターデザイナー 年収」について詳しく解説しています。
ぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください!
キャラクターデザイナーの専門学校についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは「キャラクターデザイナーを目指せる専門学校」について以下のように紹介しました。
- キャラクターデザイナーになるには大学、専門学校、独学と様々な方法があるが、専門学校に通うのがオススメ。
- 専門学校選びの際に気を付けたいポイントは「基本から応用まで学べるカリキュラムがあるのか」「業界への就職サポートが充実しているか」「学費は安さや免除制度の有無」の3点。
- 専門学校に通うメリットは「現役もしくは現場経験のあるプロの講師による直接指導が受けられる」「2年から3年の短期間で集中して知識、スキルを学べる」「業界とのコネクションや手厚い就職サポートが受けられる」点があげられる。
近年では全国的にも専門学校が増え、地元にいながら都心部と同じカリキュラムが受けられるようになったのはキャラクターデザイナーを目指している方にとってうれしい傾向ですよね。
キャラクターデザイナーになりたいと考えている方は今回紹介した専門学校や専門学校の選び方をもとに自分に合った専門学校を選んでみてくださいね。