アニメーターを目指す方や活躍したい方は良いアイデアが浮かぶようにいい環境で仕事がしたいですね。
環境作りに重要なアイテムの中には机もあり、アニメーターにあった机で作業をすれば仕事もはかどります。
Pacific Metaマガジンでは、これからアニメーターを目指す方、アニメーターに転職したばかりの方など良い仕事ができるようなアニメーターにピッタリの机について紹介します。
- アニメーターはどんな机を使っているの?
- アニメーターの机の相場
- アニメーターの机オススメ
- アニメーターの机の代替品はある?
アニメーターにオススメの机や予算や場所の都合でアニメーターの机の購入ができない人に代替品についてもご紹介します。
アニメーターはどんな机を使っている?
アニメーターの机とはアニメ制作で使用される机のことです。
アニメーターの机は学童用の机のように机と棚がセットになっています。
一般的な机との違いはトレース台が内蔵され、作画スペースに角度をつけることが可能な所です。
角度がつくことで長時間の作業でも疲れにくくなります❗️
こちらのタイプのトレース台は蛍光灯の光で照らしてくれますが、最近だとLEDのものもあります。
アニメーター机は作画机(作画デスク)とも呼ばれ様々なタイプがあり、棚が細かく分かれているので資料が用紙などを沢山収納できるように工夫されています。
アニメーターの机の相場は?
アニメーターを目指す方にとって机は大事なツールです。
どこでアニメーターの机が販売されているか知らない方も多いかもしれません。
アニメーターの机の販売元として有名な会社は三起社です。
これから、アニメーター机を購入しようかなという方は新品が中古で手に入れる方法があります。
新品のアニメーター机、中古のアニメーター机の相場をご紹介します。
三起社販売の新品は?
三起社はもともと撮影台を作っていた撮影会社です。
現在はアニメーターの机も販売しています。
三起社のアニメーター机の相場は95,000円~150,000円前後と机の仕様によって異なります。
製品名 | 寸法 | 光源 | 価格 |
KT-120 EK | 1248mm×890mm×1430mm | LED | ¥152,790(税込) |
KT-105 EK | 1098mm×885mm×1430mm | LED | ¥131,230(税込) |
KT-30 | 1200mm×820mm×1370mm | LED蛍光管 | ¥158,620(税込) |
KT-80 | 1050mm×750mm×1370mm | LED蛍光管 | ¥132,000(税込) |
KT-50 | 900mm×750mm×1370mm | LED蛍光管 | ¥94,600(税込) |
KT120EKとKT105EKはLED光源で目に優しい仕様になっています。
角度調整もでき、テーブル面を傾斜することが可能です。
腰への負担を少なくし、専用タップと磁石で紙の落下も防止します。
更にワゴンも付属しているので必要なものをさらに収納できます。
KT-30、KT-80、KT-50の光源はLED蛍光管です。
遮蔽版付でテーブルに傾斜をつけることはできない仕様でワゴンも付属していません。
まずは、価格の安いアニメーター机を探しているのなら小型のKT-50だと費用が抑えられますね。
三起社販売のホームページでは作画机を型番ごとに紹介しています。
棚の数やトレース台など写真があるので細かい部分まで確認することができます。
三起社販売でのアニメーター机の販売は電話かFAXのみで、人気のため電話が繋がりにくいことも多いでそうです。
中古で探してみたら
新品でアニメーター机を購入するとなると高額になります。
費用を抑えたいという方は中古で探してみるのもオススメです。
大事に使われているものが多いので状態も綺麗なものが多いですよ。
アニメーター机は中古での販売も行っていてメルカリやヤフオクに出品されています。
価格の相場は安いもので10,000円前後から50,000円の相場です。
中には三起社の作画机や自作のアニメーター机もあります。
また、アニメーターの机は梱包も大変で重いので送料が購入者払いの場合も多いです。
価格は安く済みますが送料のことも考慮して購入を検討しましょう。
アニメーターの机でオススメは?
アニメーターの机は新品、中古のものなど価格で決める方もいますが、レイアウトの自由さなど使い勝手の良いものを選びたいですね。
アニメーターの作業は長時間の作業になることも多いです。
そのため、アニメーターの作業机は体に負担がかからないものがおすすめです。
アニメーターのデスクには天板にガラスがはめ込まれていて、そのライトがLED仕様になっている作業台もあります。
LEDは蛍光灯に比べると目に優しいのでアニメーターの机を探している人にオススメです。
また、長時間座っての作業になるので天板に角度がつくタイプもオススメです。
腰の負担がかからない角度にすることで長時間の作業も楽にできます。
紙や資料が多い場合には棚が多い方が収納量も増えます。
資料が多い方や整理整頓をきちんとしたい方はなど収納が多いタイプがおススメです。
また、アニメーターの作業机は意外にも場所を取ります。
部屋が狭い場合だと作業机を置いたら寝る場所しか確保できないことも多いです。
部屋の広さとアニメーターの机の大きさも考えて購入しましょう。
アニメーターは机代も大事ですが机の寸法の確認も必要ですね。
アニメーター向け机を購入する予算やスペースに制限があるなら代替品で
アニメーターが使う作業机は値段も高く、アニメーターの机の販売は、三起社以外はあまり売られていません。
また、場所も取るので購入を踏み切れない人も多いでしょう。
アニメーターの机の購入ができない人は代替品を使う方もいます。
トレース台を使って
アニメーターの中にも作業机を使わずにトレース台を代替品として使う方もいます。
トレース台は画材屋さんにもあり、通販でも購入することができます。
全体的に厚みがなく、持ち運びにも便利なコンパクトサイズなので今まで使用していた机に置くだけで使うことができます。
トレース台には傾斜がつくタイプもあるので長時間に作業でも腰に負担がかからないように調節することができます。
価格も作業台と比べると安いので費用的に、場所的に作業台の購入を躊躇している方におススメです。
むしろ椅子が大事というご意見も
アニメーターの作業は長時間になることも多いため、作業机があれば快適に作業ができます。
ですが、机だけじゃなく椅子の方が大事という意見も多いです。
アニメーターは長時間、同じ姿勢で居ることが多いので猫背になり姿勢が悪くなることで肩こりが酷くなったり、腰痛が起きることもあります。
作業机の機能的に天板に傾斜がつき腰の負担が軽減されます。
アニメーターの椅子にも長時間同じ姿勢でも体に負担がかかりにくい椅子もあります。
作業机は場所を取るので椅子に気を遣うアニメーターも多いです。
前かがみになりやすい人は前傾姿勢タイプの椅子を身長が低い方は奥行き調整ができる椅子を使うと長時間の作業でも体の負担が少なくなります。
長時間の作業が苦になっているアニメーターの方は机だけじゃなく椅子にもこだわってみるといいかも知れません。
アニメーターを目指すなら専門学校が近道!
アニメーターの仕事はアニメを作る原画を書く仕事やキャラクターデザイン、アニメ作家アニメ監督など様々な仕事があります。
アニメに関わる仕事がしたいのなら独学で勉強するよりも専門学校が近道です!
アニメーターの勉強ができる専門学校は沢山ありますが、おすすめの専門学校をご紹介します。
「アニメーター 原画」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
代々木アニメーション学院 アニメーター科
代々木アニメーション学院 アニメーター科はアニメーターの仕事で最も重要な人体描写や作画技法を指導してくれます。
業界で必要とされるノウハウを熟知している専門学校なのでオリジナルの教材と課題でしっかりとアニメーターについて学ぶことができます。
入学後すぐにクリエイターには必須のポートフォリオについてもポイントや講師が添削してアドバイスします❗️
また、アニメーターの専門学校には珍しい、アニメーター経験者が担任を務め、授業では現役のプロが講師を務めます。
担任は常任講師ですので質問や進路相談もすることができるので安心です。
代々木アニメーション学院ではコラボ体験入学もあります。
人気のアニメや漫画とのコラボ授業が受けられるなどアニメーターを目指している方にはワクワクする内容の学校です。
気になる方は資料請求をしてみると詳しく知ることができます。
「アニメーター 仕事」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アミューズメントメディア総合学院 アニメーション学科
アミューズメントメディア総合学院 アニメーション学科にはプロのアニメーターを目指したい方には『アニメーター・監督専攻』、制作管理や演出のプロになりたい方は『制作・プロデューサー専攻』があります。
卒業したら即戦力として活躍できるようにプロの講師が経験を元に作画などを指導します。
アニメーターに必要な演出、デジタル技法や知識はポイント絞って的確に指導します。
アミューズメントメディア総合学院 アニメーション学科は専攻を変えることも可能なので学びながら進路を考えることもできます❗️
アニメーション学科にはプロのアニメーターや演出家が常駐しています。
質問や作品の添削指導、相談も受け付けてくれます。
常駐しているアニメーターや演出家は体験説明会で紹介しています。
体験説明会の日程なども知ることができるので資料請求してみるといいかもしれませんね。
「アミューズメントメディア総合学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アニメーターの机についてのまとめ
Pacific Metaマガジンではアニメーターの机についてご紹介しました。
アニメーターが使う机は作業机とも呼ばれアニメーターが長時間作業しても疲れない造りになっています。
また、天板にはトレース台がついていて、光を当てて紙を透かすことも可能です。
- アニメーターが使う机は作画机と呼ばれていてアニメーターが長時間作業しても疲れない工夫がされている
- アニメーターの机の相場は新品が95,000円~150,000円前後、中古は10,000円前後から50,000円
- アニメーターの机オススメは作業にあった機能があるか、部屋の広さで決めると良い
- アニメーターの机の代替品はトレース台
アニメーターの机は意外に大きく場所を取ります。
部屋に余裕がないと部屋が圧迫されて生活しにくくなることもあります。
部屋に余裕がない方や金額的にまだ手が出ないという方はアニメーター机の中古を探すか、トレース台を代替品として使っても作業はできますよ。