現代社会において身近な存在になりつつあるeスポーツ。
日本国内ではもちろんのこと、世界中でも数多くのゲームタイトルがeスポーツの種目として選ばれています。
そんなeスポーツの最前線で活躍している多くのプロゲーマー達のプレイを見て自分もやってみたいと思った人も多いのではないでしょうか?
でも実際にプレイしてみると初心者には難しいというタイトルも少なからず存在しますよね。
そこで今回は初心者にも分かりやすいように下記の内容について紹介していきたいと思います。
- スマホゲームのeスポーツタイトル数はどれくらい?
- 初心者でも安心して始められる?
- スマホゲームの競技でも稼げる?
- プレイ人口は多いの?
その他にもアプリを利用するのにおすすめのスマホや便利な商品なんかも紹介していきます。
スマホでできる人気eスポーツタイトル
現在世界中で遊ばれている人気eスポーツタイトルをいくつか紹介していきます。
スマホだけに絞っていますが、それだけでも結構な数のタイトルが揃っています。
では1つずつ見ていきましょう。
FPS・TPS
正式名称はFirst Person Shooter(FPS)とThird Person Shooter(TPS)、主に銃を使って同じチームの味方と一緒に相手のチームを倒すといったシューティングゲームになっています。
FPSは自分が操作しているキャラの姿が見えない一人称視点、TPSは自分のキャラも画面上に見えている三人称視点となっています。
下記で紹介してるのはeスポーツ種目にも選ばれている人気タイトルです。
Call of Duty®:Mobile
開発はTiMi Studiosでandroidとios向けに基本プレイ無料でリリースされた人気タイトルであるCall of Dutyのスマホ版です。
リリースから初月で1億4800万回、3ヵ月で1億8000万回と2019年で2番目に多くダウンロードされたモバイルゲームとなっています。
今年の8月には「CALL of DUTY MOBILE WORLD CHAMPIONSHIP 2021」という大会に日本代表で「SCARZ」というプロチームが見事優勝に輝いています。
優勝賞金は15000ドルにもなったそうです。
PUBGモバイル
androidとios向けに配信された人気バトルロイヤルゲームのスマホ版。
日本では、2018年5月16日に配信が開始され、2021年4月30日には全世界で10億ダウンロードされたと発表されています。
スマホ版に合わせて開発されたのもありグラフィックの簡略化やタッチ操作の最適化に力を入れてあります。
また、相手の足音や銃声をミニマップに表示したり、モバイル版独自のマップ、武器、衣装などが実装されるなど、従来の『PUBG』とは異なる部分が結構あるようです。
とはいえスマホ版の人気も高く、日本では「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」という国内初のプロリーグも開催されています。
日本のトッププレイヤーが16チームに所属しており、賞金総額は3億にもなるようです。
荒野行動
約100人のプレイヤーで戦闘が繰り広げられ最後の1人になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。
2017年11月からandroidとios向けに配信され全世界の登録者数が1億人まで達成したようです。
「Game8杯」、「荒野HIGH LEAGUE」、「荒野CHAMPIONSHIP」といった多くの大会が開催されておりその人気は凄まじいでしょう。
中でも日本一を決める大会である「荒野CHAMPIONSHIP」は賞金総額1億にもなるようで、過去に優勝したDG-CORE選手は3000万円を手に入れたようです。
フォートナイト
2017年に配信されたTPSシューティングゲームでPS4やswitchなど多くのゲーム機でも遊ばれています。
3人称視点で操作できキャラクターカスタマイズも可能なので、見てるぶんにも楽しめるのではないでしょうか。
2018年にはモバイル版で4人1組になった大会「DIG INTO GOOD GAMES SHIBUYA TRYOUT」も開催され、大いに盛り上がったようです。
パズル
パズルと聞くと一般的にはテトリスなんかを思い浮かべると思いますが、近年ではパズルゲームも進化しています。
その中でもeスポーツタイトルに選ばれているパズルゲームを紹介していきます。
パズルアンドドラゴンズ
スマホゲーム開発の大手企業ガンホー・オンライン・エンターテイメントが開発したパズルRPG。略称はパズドラ。
全世界で9000万以上もダウンロードされているようです。
パズルを操作してコンボを繫ぎ敵を倒していくという新たなジャンルを生み出したことにより、今もなお大ヒットゲームとして多くの人に遊ばれています。
eスポーツのほうでもその人気は健在であり、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE パズドラ部門」といった大会も開催されています。
また、今年の10月に開催された大会「CHAMPIONS CUP TGS2021 ONLINE」では賞金総額500万円となっており、昨年準優勝だった海斗☆選手が見事優勝し賞金300万円を手に入れました。
モンスターストライク
2013年にサービス開始したアクションRPG。略称はモンスト。
自分の所持するモンスターを引っ張ってピンボールのように弾き、それを敵に当ててダメージを与えるといった新しい形が話題となり、今もなお人気のあるゲームです。
近年開催された大会には「モンストグランプリ2021 ジャパンチャンピオンシップ」というものがあり優勝賞金は5000万円に加え副賞も豪華な賞品が用意されていたようです。
RTS・MOBA
リアルタイムストラテジー(RTS)は将棋やチェスのようにターン戦で進行するシミュレーションゲームをリアルタイムで進めていくゲームです。
eスポーツ競技にもなってるゲームをいくつか紹介していきます。
クラッシュロワイヤル
フィンランドの会社Supercellが開発したゲームで、略称「クラロワ」と言われています。
8枚のカードで構成されたデッキで戦い、中央にある相手のタワーを破壊すると勝利となります。
2021年1月4日には「クラロワリーグ2021」が開幕され賞金総額は160万ドル以上にもなるようです。
ブロスタ
クラロワ同様フィンランドの会社Supercellが開発したゲーム。
2D平面上のステージで戦闘を行い、ゲームモードによっては他のプレイヤーとチームを組むことも可能です。
今年の4月には「ESL Mobile」の大会に選出され賞金総額30万ドルにもなっています。
伝説対決 Arena of Valor
android、ios、switch向けに配信された3Dのマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)。
2019年9月の時点で1億4000万ドルもの収益を上げています。
また同年に開催された大会「Arena of Valor World Cup 2019」には日本代表チームとして「BLIZZARD」が出場されています。
賞金総額は50万ドルにもなったようです。
#コンパス【戦闘摂理解析システム】
NHN PlayArtとドワンゴの共同開発により作られた対戦ゲーム。
ジャンルはMOBAで、フィールド上の5つの鍵を取り合って勝負します。
試合時間は約3分と短く初心者でも気軽に遊ぶことが出来ると思います。
2020年1月12日にはコンパス公認大会である「Y杯」も開催されています。
Vainglory
android、ios、PC向けに開発されたゲーム。
ジャンルはMOBAでヒーローと呼ばれるキャラを操作して相手のベインクリスタルを破壊したり、相手より多くポイントを稼いだら勝利となります。
過去には大会も開催されており賞金総額は約8700万円にもなったようです。
カードゲーム
昔から子供達にも遊ばれているカードゲームですが最近はスマホで遊べるカードゲームも増えてきました。
その中でもeスポーツタイトルに選ばれている人気カードゲームを紹介していきます。
シャドウバース
サイゲームスより配信されている対戦型オンラインカードゲーム。
カードイラストが魅力的でもあり、ゲーム自体も構成されたデッキによってあらゆる戦術が生まれるので多くのプレイヤーから愛されています。
大会のほうも豊富で、過去には優勝賞金1億を手に入れた選手も存在するほどです。
現在も「RAGE」というプロ同士の大会が開催されており、優勝賞金は400万にもなるそうです。
ハースストーン
ブリザード・テイメントが開発したカードゲーム。
2018年にはプレイヤー人口1億人を突破しています。
メインモードでは1対1で対戦しターン制でバトルを繰り広げていくカードゲームです。
遊戯王デュエルリンクス
大人気カードゲームである遊戯王のモバイル版で初心者でも安心なチュートリアルモードも搭載されています。
今年の大会では「KCグランドトーナメント2021」が開催されています。
TEPPEN
ガンホーより配信された対戦型カードゲーム。
カプコンと共同開発しているためカプコンの人気キャラも多く参戦しています。
全部で4つの属性があり30枚1組のデッキを使用して対戦していく形となっております。
2019年には初の世界大会「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」が開催され、賞金総額は5000万円にもなったそうです。
カオスアカデミー
Dragonest Gameから配信されたスマホ向けカードゲーム。
全部で300枚を超えるカードが存在しており、4×4のフィールドでバトルを繰り広げていくゲームとなっています。
2020年には「カオスアカデミー杯」という大会も開催されており、優勝賞金は混合チームで3万円、秩序チームで5万円が贈呈されたようです。
スポーツゲーム
最近のスマホアプリではスポーツゲームのほうも遊ばれています。
eスポーツタイトルにも選ばれているスポーツゲームを紹介していきます。
eFootball
人気サッカーゲームである「ウイニングイレブン」と国外版タイトル「PES」を統一して改題されたタイトルです。
PS4などのゲーム機種では今年の9月に配信開始されています。
モバイル版に関してはandroidとios向けで今秋に配信開始予定のようです。
スマホでeスポーツをするメリットとデメリット
次にスマホでeスポーツをする際のメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリット
まずはメリットからです。
スマホならではのメリットを下記にいくつか紹介しています。
手軽に遊べる
外出の際にも普段から持ち歩いているスマホなので、やはり場所を問わず何処でも気軽に遊べるのは便利でしょう。
また、ほとんどのタイトルが無料でダウンロード出来るのでネット環境さえあればいつでもプレイできるというのは大きなメリットと言えるでしょう。
情報が豊富
スマホのゲームは子供から大人まで幅広い層で遊ばれているものが多く、ゲームの攻略に関する情報もネットに多く掲載されています。
eスポーツタイトルに選べれているゲームも例外ではないので、初心者でも困ったことはネットの情報を見て解決できることでしょう。
プレイ人口
誰でも気軽に無料で遊べるので、プレイ人口もそれに比例して非常に多いでしょう。
特に人気タイトルなんかは自分の周りの友人なんかもプレイしている事が多いと思うので、一緒に遊ぶ相手にも困ることはないでしょう。
大会賞金が高額
「スマホのゲームだから大会の賞金は少ないのでは?」と考える人もいるかもしれませんが決してそんなことはありません。
むしろタイトルによっては他のゲーム機種のタイトルよりも高額だったりします。
無料でプレイできるゲームで高額賞金をゲットできる可能性があるというのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
次にデメリットについて紹介していきます。
手軽に遊べるスマホゲームにもやはりデメリットは存在します。
下記に紹介しているのが主なデメリットです。
ゲームによってはスマホのスペックを求められる
スマホのスペックが低いものでゲームをやると動きがカクカクしたり止まったりと、まともにプレイできないことが多いでしょう。
ましてや他の人対戦中にそのような現象が起きた場合、ストレスが溜まって楽しめないと思います。
気軽に始められるスマホゲームでも、スマホ本体のスペックがある程度良い物を購入しなくてはならないのはデメリットと言えます。
Wi-Fiが必須
ほとんどのスマホゲームは無料でダウンロード可能ですが、eスポーツタイトルに選ばれているゲームはネットに接続されていないと対戦できないものばかりです。
そのためWi-Fi環境が無いとすぐに通信制限が掛かってしまい、まともにプレイできなくなります。
ゲーム自体は無料でも結局ネット環境がないとプレイできないのはスマホも同様でデメリットと言えるでしょう。
課金が必要になる可能性がある
ゲームタイトルにもよると思いますが、課金をしないと手に入らないキャラクターや武器も存在するときがあります。
それによって課金をしたプレイヤーのほうが優位にゲームを攻略できるという可能性もあるので、無課金のプレイヤーは不利になってしまいます。
また、課金したからといって必ずしもお目当てのアイテムをゲットできるとは限らないので、そういう点を含めてもかなりのデメリットと言えるでしょう。
スマホでeスポーツをするのに最適なおすすめの高性能スマホ
eスポーツタイトルをダウンロードして遊んでもスマホの低スペックが原因でまともにプレイができなければ、意味がありません。
ここでは快適にプレイするためのオススメな高性能スマホをいくつか紹介していきたいと思います。
iPhone iPhone 11
スマートフォンとしては最高クラスのCPUを誇っていると言われているので、スマホゲームをする人にとってはありがたい性能です。
また、防水性能も向上しており、うっかり水に落としてしまっても簡単には壊れなくなっています。
そういう意味でもオススメの商品と言えます。
iPhone XR
スペックが高性能なだけでなく、大きさも程よく持ちやすいというのも特徴です。
重量も比較的軽めに作られているようなのでゲームをするには最適です!
ASUSROG Phone Ⅱ
ゲーミングスマホと言われているゲームをプレイしたい人のために開発されたと言ってもいいようなスマホ。
重量はスマホにしては少々重いようですが、その反面で高性能なスペックはもちろんのこと、バッテリーも長時間持つように開発されているようです。
まさにeスポーツタイトルを楽しみたい人向けと言えるでしょう。
XiaomiSnapdragon 855
スマホゲームをするのにオススメと言われているスマホ。
従来のスマホと比較しても高性能なスペックと言われています。
SHARP AQUOS Snapdragon 855
負荷がかかりやすい重量級3Dゲームをプレイするのにもオススメのスマホです。
炎天下な場所でも操作性に優れているとも言われています。
スマホでeスポーツをプレイする際にあると便利なアイテム
小さくて持ち運びがしやすいスマホでゲームをする際に持ってると便利な物も存在します。
ここではそんな便利なアイテムを紹介していきます。
モバイルバッテリー
スマホでeスポーツゲームを長時間プレイするには当然ながら、かなりの電池を消耗することでしょう。
自宅でやるならすぐに充電できるので問題ないと思いますが、外出先となるとモバイルバッテリーは必須です。
いざ充電ができない場所にいても対応できるように、モバイルバッテリーを持っておくと便利でしょう。
スマホコントローラー
自分が遊ぶeスポーツタイトルのゲームによっては、スマホのディスプレイでの操作だとやりにくいと思われます。
スマホ用のコントローラーなら、通常のゲーム機と同様な操作が可能で快適にプレイ出来ます。
FPSやTPSといったシューティングゲームなんかは特に必要ではないでしょうか。
本気でやり込みたいなら購入を検討してもいいと思います。
eスポーツを快適にプレイできるおすすめの小型タブレット
スマホは大きさもコンパクトで持ち運びも便利ですが、もう少し大きな画面でプレイしたいと感じる時もあると思います。
そんな人のために、eスポーツを快適にプレイできるオススメの小型タブレットを紹介します。
HUAWEI MediaPad M5 lite 8″
縦が約20センチ、横が約12センチ、厚さ約8ミリとコンパクトに納められたタブレット。
音と画質にかなりの定評があってオススメです。
iPad mini (第5世代)
アップルが開発したタブレット。
縦が約20センチ、横が約13センチ、厚さ約6ミリとこちらもコンパクトに納められたサイズとなっています。
旧型よりも処理速度が上がっていて快適に使えると言われています。
スマホでのeスポーツ競技人口
プレイ人口が増えつつあるeスポーツ業界ですが、スマホでのeスポーツ競技人口は実際のところどのくらいになっているのでしょうか?
現在、総ゲーム人口が約4446万人と言われています。
そのうちスマホアプリもプレイしてる人が約3551万人、アプリのみをプレイしてる人でも2024万人とスマホアプリのユーザーが大半を占めています。
誰でも気軽に始められるスマホアプリは、やはりeスポーツ競技において欠かせない存在となっているようですね。
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その中にはゲーム関係の学科もあり、現在ではeスポーツ実況科もあります。
プレイヤーとしてだけでなくeスポーツの実況をやっていくプロ育成にも力を入れている代々木アニメーション学院、ぜひともオススメします!
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スマホのeスポーツについてのまとめ
今回はスマホのeスポーツについて紹介していきました。
- スマホゲームも多種のタイトルがeスポーツ化してきている
- 基本プレイ無料なので初心者でも気軽に始められる
- 他の機種と比較してもプレイ人口は多い
- タイトルによっては高額賞金の大会も開催されている
eスポーツタイトルではプロゲーマーとして活躍している選手が実績を残していますが、大会によってはプロ以外の人が上を目指すことも可能です。
初心者となると始めるのに抵抗があるかもしれませんが、無料でプレイ出来るので、まずは初めてみてはどうでしょうか?
今後もeスポーツを盛り上げていきましょう!