実際の公道ではできない派手な走りや、世界のサーキットなどを簡単に楽しむことができるのが、レースゲームの特徴です。
ハンドルを模したコントローラーも販売されており、それを使用すれば本当に運転しているような気分を味わえますよ!
今回、Pacific MetaマガジンではPCでeスポーツとして採用されているレースゲームについて、以下の内容をご紹介します。
- 採用されているゲームの種類
- 大会の名称や賞金・賞品
- レースゲームを始めるのに必要な機材
スマホアプリでもレースゲームの大会が開かれるほど、レースゲームは世界的に人気なんですよ!
もしこれからレースゲームを始めたいのであれば、役に立つ内容をご紹介しているので参考にしていただけると幸いです。
eスポーツで採用されているレースゲーム
eスポーツで採用されているレースゲームは、プロのドライバーが実車に乗れない時に練習としても使うほどリアルなものになっています。
海外では本物のF1ドライバーが集まってできているeスポーツチームもあるくらいなんですよ。
そのため、eスポーツとしての難易度も高く、簡単にはうまく操作することはできません。
過去には優勝の商品として実車がプレゼントされるような大会も開かれました。
ここからは各レースゲームを一部ご紹介していきますので、気になったタイトルがあればぜひプレイしてみてください。
WRC8 FIA ワールドラリーチャンピオンシップ
ラリーと呼ばれる主に未舗装路(グラベル)や悪路を走るレースを題材にしたゲームです。
実車で走るのと同じように無茶な運転でパーツが壊れてしまったら、そのまま走り切らなくてはいけないため、早さを求めつつ正確なドライビングテクニックが求められます。
特に夜のステージでヘッドライトを壊してしまうと、前が全く見えない状況となるので完走することすら難しくなってしまうんです。
動画のように通常の舗装路(ターマック)も走ることができ、舗装路と未舗装路の入り混じったコースは車体の動きが一気に変わるので、とてもやりごたえがあります。
ドリフトしながら走ることがメインとなるので、マシンコントロールの腕を磨きたいのであればこのゲーム一択でしょう。
グランツーリスモSPORT
リアルドライビングシュミレーターと銘打つだけあって、サスペンションの調整やエンジン特性を自分で行い、その結果走りが大きく変わります。
しっかりとしたシュミレーションをもとに車両を再現しているため、エンジン音や車両の動き・反応などがとてもリアルに作られています。
車両の外観や風景もとてもきれいで、フォトモードを使っておしゃれなシーンやかっこいいシーンを作るのも楽しみ方の一つです。
車を運転したことがない人でも楽しめるように様々なアシストも用意されているので、初めてのレースゲームでも楽しめるでしょう。
私たちの日常でも見たことのある車のみではなく、スポーツカーやレーシングカーなども運転することができるので、様々な車種を運転したい方にとてもおすすめです。
F1(R)
レースゲームの中でも、名前の通り特にF1に特化したレースゲームとなります。
F1の公式レースゲームなので、F1が好きな方にはたまらないゲームであること間違いありません!
このゲームでは実際のF1のルールに則って戦うため、他の車両との接触はもちろん、危険な行為を行うとペナルティを食らいます。
マシンの破損などもあるので、ただ早く運転すればいいわけでもないんです。
そのため、慎重かつ大胆に運転しなくてはいけない難しさがあります。
また、自分が監督になり、チームの運営をしたりドライバーを雇ったりできるモードもあるので、運転以外も楽しむことができますよ。
難易度は少し高いですが、その分うまく運転できるようになると一気に楽しめるようになるので、ぜひプレイしてみてください!
レースゲームのeスポーツ大会と賞金一覧
ここからは各レースゲームの大会の概要や、賞金・賞品などについてご紹介します。
各レースの大会には予選が開催されていますが、そこに残るレベルの腕前になれば、とてもうまいプレイヤーだと言えるでしょう。
これらの大会に出場することができる腕前を目指して頑張るのも、レースゲームを楽しむための目標になるはずです。
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE グランツーリスモSPORT部門
この大会は2021年10月16日~17日の2日間の間、本大会が開かれました。
各都道府県で代表者を選出し、日本一を決めるレースです。
6~17歳の選手が出場できるU-18の部、18歳以上の選手が出場できる一般の部の2つに分かれています。
優勝賞品は金メダルと金の伊勢海老をかぶったトロというキャラのぬいぐるみ、優勝トロフィーが送られました。
非常にレベルの高いレースとなり、なんと現役のレーサーに勝ってしまうプレイヤーも出場することとなりました。
2019年から開催されていて、2022年以降も開かれる予定のこの大会は一つの目標となるでしょう。
AUTOBACS JeGT GRAND PRIX
この大会は半年間で全4回の予選が開かれ、2021年6月13日に最終戦が開催されました。賞金総額は500万円となっています。
自動車関連の企業が協賛となっており、注目度の高さもうかがえますね。
この大会は個人戦とチーム戦の2種類の戦いが繰り広げられました。
個人戦では優勝賞金100万円と優勝トロフィーが送られ、チーム戦では優勝賞金150万円と優勝トロフィーが送られました。
The Real Race
The Real Raceは、あのランボルギーニが主催のeスポーツレース大会で、優勝するとなんと実車のランボルギーニでトレーニングができ、ランボルギーニ公式のeスポーツレーサーとなれます。
半年をかけて全3戦のレースが開催され、全世界からの挑戦者を募集しています。
2021年現在、残念ながらまだ日本人レーサーは出ていませんが、これから出場する選手が出るのもそう遠くはないかもしれません。
レースゲーム以外の「eスポーツの大会賞金」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
eスポーツのレースゲームをするのに必要な機材は
ここからは本格的にレースゲームを楽しむため、必要な機材をご紹介します。
特にレース大会に出たいのであれば揃えておくようにしましょう。
今回はパソコンでのレースゲームを楽しむための機材をメインにご紹介するので、ぜひご覧ください。
パソコン
せっかく楽しくプレイしたいのに運転中に画面がカクカクする、ゲームが起動しないというような状況は嫌ですよね。
このような状況を避けるには、ある程度性能の良いパソコンが必要になります。
おすすめはGALLERIA ZA9C-R38というパソコンです。
2021年11月現在、グラフィックボード不足による価格の高騰傾向にありますが、性能は非常に良いものです。
レースゲームはもちろん、ほとんどのゲームを快適にプレイすることができるでしょう。
下記の記事では、オススメのゲーミングPCについて紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ゲームソフト
当然ですが、自分のプレイしたいゲームソフトが必要です。
もし何のタイトルがいいかわからなければ、先ほどご紹介したタイトルから選ぶのも良いでしょう。
他にもおすすめなのが、アセットコルサというゲームです。
PCやプレイステーション・Xboxなどでプレイできます。
追加コンテンツなども充実していて、いろいろな車種を運転できるのもうれしいポイントですね。
選ぶゲームによって特徴が大きく変わるため、ぜひ様々なゲームに挑戦してみてください。
ステアリングコントローラー
ステアリングコントローラー(ハンコン)は必須ではありませんが、あれば実車を運転しているかのように操ることができるので、可能であれば購入する事をおすすめします。
フォースフィードバック(FFB)機能というものがついているハンコンがおすすめです。
FFB機能とは、モーターによって振動や抵抗をハンドルを通して感じることができる機能です。
このFFB機能があれば、車体がどう動いているかをよりリアルに感じることができます。
もしこれから始めるのであれば、おすすめのハンコンはロジクールG29です。
世界中のゲーマーが選ぶゲーム用機材メーカーが作るハンコンで、本体に操作用のボタンがついているため、プレイ中操作のためにコントローラーを触る必要がありません。
2021年11月現在4万円ほどで購入できます。
プロゲーマーを目指すなら専門学校!
本気でプロゲーマになりたいと考えているのであれば、おすすめなのは専門学校に行くことです。
今回ご紹介するのはヒューマンアカデミーeスポーツカレッジです。
eスポーツ業界は拡大傾向にあり、2022年には3000億円に到達するという予想がされています。
そんなeスポーツ業界で独学でプロを目指すというのは、なかなか難しい挑戦であると言わざるを得ません。
しかし、ヒューマンアカデミーeスポーツカレッジを利用することで、一流のプロをより確実に目指すことができます。
プロゲーマーと聞くと、なんだかゲームがうまければなれそうな気もしますが、実はそれだけでは難しいんです。
どうやったら勝てるのかを考えたり、メンタル管理などを考えたりしなくてはいけません。他にもある程度トークスキルなども必要になります。
それらの必要なスキルを一から教えてくれるのがヒューマンアカデミーeスポーツカレッジです。
学費は150万円を超えるコースもあるので簡単に決めることは難しいでしょうが、それだけの価値はあるので、もしも迷われているのであればぜひ一度、無料で資料請求をされてみてはいかがでしょうか?
レースゲームのeスポーツについてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、レースゲームについて以下の内容をご紹介してきました。
- おすすめのレースゲーム3つ
- 賞金や豪華商品を獲得できる大会も開かれている
- レースのためにはパソコンやステアリングコントローラーなどもしっかりしたものが必要
レースゲームは実際に車を所有せずとも運転を学び、楽しめるとてもいい環境といえます。
普段ゲームに関心がないような人でも、レースゲームはやってみたいというような人もいるくらいです。
最初にある程度の出費は必要となってしまいますが、それ以上の価値があることは保証します。
少しでも興味を持たれたのであれば、ぜひプレイしてみてくださいね!