eスポーツ実況者(e-sportsキャスター)はeスポーツ大会において競技ゲームの実況役を務める華やかで重要な職業です。
eスポーツ大会を巧みなトークの解説・実況でさらに盛り上げるeスポーツ実況者の活躍を見て、自分もなってみたいと考えた方も多いのではないでしょうか?
しかしeスポーツ実況者はまだまだ職業としては身近ではなく、具体的にどういった仕事なのか・必要な資格はあるのか、よく知らないという方も多いですよね。
そこで今回Pacific Metaマガジンでは、そんなeスポーツ実況者について以下の内容を紹介していきます。
- eスポーツ実況者の仕事内容
- eスポーツ実況者に必要な資格・スキルについて
- eスポーツ実況者の平均年収
- eスポーツ実況者になるまでの具体的な道筋について
- eスポーツ実況者が所属している主な会社例
- eスポーツ実況者の日本一を決める大会について
- アナウンサーからeスポーツ実況者へ転身を果たした人物について
また記事の最後では、eスポーツ実況者を目指している方におすすめの専門学校についても詳しくご紹介しています。
eスポーツ実況とはどんな仕事?
それではここからはeスポーツ実況者という職業について、その仕事内容・必要なスキル・平均年収を簡単にご紹介していきます❗️
eスポーツ実況の仕事内容
eスポーツ実況者(e-sportsキャスター)とは、eスポーツ大会中の解説実況を務めるキャスターのことです。
eスポーツの大会で行われる競技ゲームの高度なプレイングは、素人目ではなにが凄いのか、今どういった状況が展開されているのか、上手く読み取ることができないことがあります。
eスポーツ実況者はこうした高度なゲーム展開を、ゲームをプレイしたことがない方にも、しっかり理解することができるように臨場感をもって解説を行っていきます?
またeスポーツ実況は、大会で行われているプロ同士の駆け引きやスーパープレイを鮮やかに伝え、大会をさらに盛り上げることも重要な役割です。
eスポーツ実況者はこうしたeスポーツ大会の解説・巧みに表現することが主な仕事内容となっています。
「eスポーツ 大会」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
eスポーツ実況に必要な資格やスキル
eスポーツ実況者に必要な資格・スキルについても確認していきましょう。
eスポーツ実況者になるために必須となっている資格は現在ありません。
またeスポーツ実況者は話の振り方・間のとり方・場のつなぎ方といった基本的な司会としてのテクニックに加えて、解説を行う競技ゲームへの深い理解が求められます。
競技ゲームへの専門的知識が求められる点から、元プロゲーマーとして現役で活躍していた方がeスポーツ実況者に転向するというケースも多く存在していますね?
eスポーツ実況者は巧みなトーク力をもち、ゲームに関する幅広い知識を持っている方が活躍する職業です。
eスポーツ実況の年収
厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータを参考にすると、他に分類されないもののサービス業の平均年収はボーナスも入れた中で約383万円です。
eスポーツ実況者の平均年収は約383万円程度となっています。
しかしeスポーツ実況者はまだ新しい業種となっており、全体の就業者数も少なく、正確な平均年収は未だ算出されていないため注意しましょう。
有名eスポーツ実況者の中には、年収1,000万円を超える方も存在しており、eスポーツ実況者の年収はかなり上下の幅が広くなっています?
こちらの平均年収はあくまで目安として考えておきましょう。
eスポーツ実況者になるには
eスポーツ実況者は、学歴・資格は基本的に問われることがありません。
しかしeスポーツ実況者に実際になるためには、基本的なトーク力やゲームへの知識が求められます。
そのためeスポーツ実況者を目指す方は、まずはこうしたスキルについて専門的な教育を行っている専門学校・スクールへ通い学ぶことが大切です。
現在はeスポーツ実況者を養成している専門学校・スクールが多く登場しています?
まずはこうした専門学校・スクールに入学し、基本的なスキル・実績を磨いていきましょう。
そしてスキルを身につけた後、eスポーツ実況者として企業への就職を目指していきます。
現在eスポーツ実況者を目指しているという方は、こうした基本的な道のりを覚えておき、キャリアについて考えていきましょう✨
eスポーツ実況者が所属する会社
日本のeスポーツ界が、世界から少し遅れながらも成長を見せているのに伴い、続々と新しいeスポーツ産業を主軸とした企業が立ち上がっています?
現在eスポーツ実況者を抱えている主要な会社には、株式会社ODYSSEY・株式会社ASH WINDER・株式会社RATELなどがあります。
eスポーツ実況者を目指している方は、こうした企業の求人を欠かさずチェックし、応募を検討していきましょう。
「eスポーツ 日本」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
日本一のeスポーツ実況者を決める戦いも
eスポーツ実況者という職業のニーズが高まったことを受けて、2021年にはeスポーツ実況者の日本一を決める全日本eスポーツ実況王決定戦が開催されました。
この大会では全国のeスポーツ実況者がプロ・アマ問わず集い、日本一の座をかけて、手に汗握る熱い戦いを繰り広げました。
出場者にはプロのアナウンサー・eスポーツキャスターがいる中、見事優勝したのは一般学生のsyouryu選手です。
こうした大会が開催されていることを見ても、eスポーツ実況者という職業への注目の高まりを確認することができますね✨
アナウンサーからeスポーツ実況者へ転身した人も
ここではアナウンサーからeスポーツ実況者へと転身した人についてご紹介していきます❗️
元 朝日放送アナウンサー 平岩康佑氏
朝日放送アナウンサーとして第一線で活躍していた平岩康佑氏は、アナウンサーからeスポーツ実況者へと転身した代表的な人物です。
過去のインタビュー記事では、もともとゲームが大好きで、日本のeスポーツ界の盛り上がりを見て、eスポーツ実況者になることを決意したと語っています。
その後、日本初のeスポーツ実況事務所である「株式会社ODYSSEY」を設立。
現在平岩康佑氏は、企業活動を通して日本のeスポーツ実況者界を全体を支援しながら、自らもプロのeスポーツ実況者として活躍しています✨
元 静岡第一テレビアナウンサー 柴田将平氏
静岡第一テレビアナウンサーとして活躍していた柴田将平氏は、アナウンサーから転身し、株式会社ODYSSEYに所属するeスポーツ実況者の1人として現在活躍しています。
株式会社ODYSSEYの代表である平岩康佑氏は、大学の先輩でありアナウンサーとしての先輩だったそうで、平岩康佑氏がeスポーツ実況者に転身したことを受けて、自身もeスポーツ実況者となることを決意したとのこと。
柴田将平氏は現在様々なeスポーツ大会で中継・解説・司会役を務め、著名なeスポーツ実況者の一人として第一線で活躍しています✨
eスポーツ実況者を目指すなら
ここからはeスポーツ実況者を目指している方におすすめの専門学校について、いくつか簡単にご紹介していきます❗️
代々木アニメーション学院 eスポーツ実況科
代々木アニメーション学院は、アニメ・イラスト・声優・マンガ・ゲームなど最先端のエンターテインメントコンテンツに関するクリエイター育成を行っている専門教育機関です。
代々木アニメーション学院では他ではあまり見ない、声優タレント科・アニソンアーティスト科・2.5次元演劇科・YouTuber科など最新のコンテンツに関わる学科を多く開いており、こうした新しい業界のクリエイターを目指している方にぴったりの教育を行っています。
eスポーツ実況科は、現在のeスポーツ業界で最も求められている人材・eスポーツ実況者の育成を専門として行っている学科です。
講師には現役のeスポーツキャスターが在籍しており、基礎的なトークスキルから実況・配信の技術までしっかりと指導をおこなっています✨
現役eスポーツキャスターからの指導を受けて学んでいきたいという方は、こちらの専門学校への入学も検討していきましょう。
公式ホームページからは無料の資料請求が可能となっています?
興味のある方は、まずはこちらからチェックしていきましょう。
「代々木アニメーション学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
総合学園ヒューマンアカデミー eスポーツカレッジ ストリーマー(実況)専攻
総合学園ヒューマンアカデミーは、声優・俳優・ゲーム・マンガ・イラスト・デザイン・ファッションといった多数の業界におけるクリエイター育成を行っている専門学校です。
eスポーツカレッジでは、プロのe-sportsシーンで活躍する人材の育成を行っており、eスポーツ実況者を目指している方にもぴったりの環境となっています。
eスポーツ実況者に必要な巧みなトークスキル・ゲームに関する深い知識を学習することができ、現在eスポーツ実況者を目指している方は、こちらへの入学もおすすめです✨
こちらも公式ホームページから無料の資料請求を行うことができるため、まずはこちらからチェックしていきましょう。
eスポーツ実況についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、eスポーツ実況者とはどういった職業なのかという疑問を中心として、eスポーツ実況者について以下の内容を紹介していきました❗️
- eスポーツ実況者はeスポーツ大会で解説・実況役を務めるキャスター
- eスポーツ実況者はトーク力・ゲームに関する幅広い知識が必要
- eスポーツ実況者の平均年収は約383万円程度
- eスポーツ実況者になるには専門学校・スクールに通い専門企業への就職を目指す
- eスポーツ実況者を抱えている主な企業は株式会社ODYSSEY・株式会社ASH WINDER・株式会社RATELなど
- 過去にはeスポーツ実況者の日本一を決める大会も開催されていた
- アナウンサーからeスポーツ実況者へと転身した人物は平岩康佑氏・柴田将平氏が有名
- eスポーツ実況者を目指すなら代々木アニメーション学院・総合学園ヒューマンアカデミーへの入学もおすすめ
eスポーツ実況者はeスポーツ大会の解説・実況役を務め、大会を盛り上げる華やかで非常に重要な職業です。
近年日本eスポーツ界が拡大を見せていることに伴い、eスポーツ実況者という職業も一般的になりつつあります✨
トーク力・ゲームに関する知識では誰にも負けないという自信のある方は、一度eスポーツ実況者を目指してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した内容が皆さまの参考になっていれば幸いです。