近年世界的に注目を集め、日本でも認知度が上がっているeスポーツ。
そんなeスポーツを部活にしている学校があるとのことです。
今回Pacific Metaマガジンでは、eスポーツの部活について以下の内容を中心にご紹介します。
- eスポーツの部活動の内容
- eスポーツを部活にするメリット・デメリット
- 実際にeスポーツの部活がある学校を紹介
中学・高校におけるeスポーツの部活について徹底的に解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
eスポーツの部活とは?
eスポーツとはコンピューターゲームをスポーツ競技としてとらえた時の名称です。
レースや格闘技、パズル、サバイバルなど様々なジャンルのゲームが題材になっています。
つまり、eスポーツの部活とは部活動としてeスポーツに親しみ、実際にプレイするというものです。
日本でもeスポーツの大会が開催され視聴者数が増えるなど、急速に普及してきています。
その流れを後押しするように部活としてeスポーツを取り扱う学校や企業が登場しました❗️
eスポーツの部活が増えている理由とは?
eスポーツを部活として扱う学校はなぜ増えているのでしょうか。
その理由を掘り下げていきます。
高校生向けeスポーツ大会が開催されている
eスポーツ文化を日本に浸透させるべく開催された「全国高校eスポーツ選手権」。
その名の通り、全国の高校生が学校単位で参加できるeスポーツの大会です。
第3回大会では全国から194校全346チームがエントリーするなど、既にかなり規模が大きくなっています。
このように高校単位で参加できる大会が開催されていることから、eスポーツを部活として認める高校が増えてきています✨
また、株式会社サードウェーブはeスポーツ部設立支援プログラムというものを運営中です。
eスポーツをプレイするうえで最適なゲーミングPCとデスクトップ3台、サードウェーブ光を1年間無料で貸し出ししてくれるという内容になっています。
先着500校のこのプログラムに申し込むことができれば、経済面を理由にeスポーツを部活として諦める必要がありません。
このように、全国的にeスポーツを部活として認可するための活動はとても盛んに行われているのです。
eスポーツ自体に教育効果がある
eスポーツに取り組むことで、様々な能力が身に着くことが期待できます。
通常のスポーツと同様、チームを組んでプレイすればチームワークが学べますし、論理的思考力や問題解決能力を鍛えることも可能です。
ゲームを通して会話をし、1つの目標に向かって団結して養われるコミュニケーション能力もあるでしょう。
このように、ゲームは教育に悪いというネガティブなイメージを払拭できるのです。
eスポーツ部創設への反対の声も
当然ですが、部活は遊びではありません。
日本ではゲームと言うとビデオゲームのイメージが強く、どうしても娯楽と思われてしまいます。
そのため、eスポーツは学業ではなく部活として相応しくないという意見があります?
また、戦争のゲームなどは発育途中の学生に悪影響を及ぼすと懸念している声も。
快適なインターネット環境の確保も困難を極め、eスポーツを部活に導入することに反対・否定的な意見が見られます。
eスポーツの部活に入るメリット・デメリットとは?
学生が実際にeスポーツの部活に入ったとして、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
順番に解説していきます❗️
eスポーツ部に入るメリット
eスポーツ部ではゲームを通して人とコミュニケーションをとったり、チーム一丸となって目標達成のために努力する必要があります。
単純にゲームをプレイするだけではありません。
eスポーツもれっきとした部活なのです。
様々な能力が磨かれていくことでしょう。
また、体を動かすのが苦手な学生でも、eスポーツなら取り組みやすいと言えます。
運動部ではないチームスポーツに所属して、色々な体験を通して精神的に成長していけると考えられます。
eスポーツ部に入るデメリット
eスポーツはスポーツとしての地位を確立していますが、それは世界的に見た場合のことです。
日本ではまだまだ娯楽や子供の遊びと思われてしまう側面が強く、偏見の目で見られてしまう可能性があります。
また、ゲームに熱中するあまり部活だけでなく家でもゲームをプレイし、生活がゲーム1色にならないよう気を付けなくてはいけません。
勉強にもしっかり励みつつ、eスポーツ部の活動に取り組みましょう。
eスポーツの部活ではどんなゲームを練習している?
eスポーツの部活でプレイされている主なゲームは以下の通りです。
- リーグオブレジェンド
- ロケットリーグ
- Fortnite
- PUBG
- カウンターストライク:グローバルオフェンシブ
- APEX Legends
- VALORANT
- ストリートファイター
- グランツーリスモ
- FIFAシリーズ
日本のゲームも徐々に注目を集めてきています。
eスポーツの部活がある学校
eスポーツの部活がある学校について説明します。
eスポーツの部活がある学校の数は?
2021年現在、eスポーツの部活がある学校の数は285校と言われています。
引用元:東洋経済オンライン
2018年には71校だったので、約4倍にまで増えました。
eスポーツ先進国であるアメリカは1,500校以上なので、まだまだ及んではいないものの着実に普及しています。
学校は東京や神奈川、千葉、埼玉など関東圏を中心に大阪、福岡など様々な地域にあります。
eスポーツの部活がある高校
主な高校を5つ紹介します。
神奈川工業高等学校(神奈川)
2020年にeスポーツ同好会が設立した神奈川工業高等学校。
「全国高等学校eスポーツ選手権大会」や「YOKOSUKA e-SPORTS CUP」に出場するなど、精力的に活動しています。
2021年の時点で部員数は15人まで増加し、部に昇格しました。
eスポーツ高等学院(東京)
eスポーツ専門の高等学院です。
部活動としてはもちろん、授業でeスポーツに関することを学ぶことができます。
大会の参加だけでなく優秀な成績を収めることを目標に、日々活動に取り組んでいます。
愛知県立城北つばさ高校(愛知)
2018年にeスポーツ部が発足した愛知県立城北つばさ高校。
「STAGE:0」では中部ブロック準優勝を果たすなど、輝かしい成績を収めています。
車椅子の学生が活躍できた喜びを語っていて、学生の成長が感じられたとのことでした。
八女工業高等学校(福岡)
八乙女工業高等学校の情報技術研究部eスポーツ班は、実際に「全国高等学校eスポーツ選手権大会」のリーグオブレジェンド部門に出場し、4回戦まで勝ち進みました。
その他にも、「STAGE:0」クラッシュロワイヤル部門の九州・沖縄ブロックで優勝し、全国大会に出場するなど、活動に力を入れていることが伝わってきます。
N高等学校・S高等学校
通信制高校であるN高等学校・S高等学校にもeスポーツ部が導入されました。
コミュニケーションツールを用いて、家にいながらたくさんの友達を作ることにも繋がります。
プロゲーマーチームの指導を受け、「STAGE:0」では3年連続優勝を果たすなど見事な成績を収めています。
eスポーツの部活がある中学校
近年、中学校でもeスポーツを部活として扱う学校が登場しています。
航行に比べると数は少ないですが、eスポーツの中学生向けの大会が開催されることも。
主な中学校を2つ紹介します。
成立学園(東京)
私立の中高一貫校である成立学園は、中学校のマルチメディア部にeスポーツ班が設立されています。
各メディアに取り上げられるなど注目度抜群。
教員も一緒になってスポーツに取り組んでいます。
横浜中学校(神奈川)
自分たちの力で部室を作り、ゲーミングPCなどを設置した横浜中学校の学生たち。
これからどんどん実力を伸ばしていくことが期待されます。
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eスポーツカレッジがあり、実際にプロゲーマーチームからeスポーツのノウハウを学ぶことができます。
実践的なカリキュラムが組まれているところが魅力的。
最短1年でプロを目指せるなど、プロゲーマーになるために頑張る学生をバックアップしてくれます。
日本のeスポーツシーンをリードする会社と提携するなど、eスポーツについて学べるだけでなくプロになるための道筋をしっかり確保しています。
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eスポーツの部活についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、eスポーツの部活について以下の内容を中心にご紹介しました。
- eスポーツを部活として導入する学校は増えてきている
- 賛成意見が多い一方で、反対・否定的な意見もある
- eスポーツを通して人とコミュニケーションをとり、問題解決力や論理的思考力が養える
- 2021年の時点でeスポーツ部がある学校は全国に285校
eスポーツ先進国に比べると、日本ではまだeスポーツが盛んとは言い切れません。
ですが、着実に普及していることが分かります。
学生のうちからeスポーツに触れることで、プロゲーマーになれる可能性も高まっていくことでしょう。
夢を叶える学生を応援していきたいです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。