ポスター・パッケージ・雑誌・看板・ロゴの制作など、さまざまな形の広告デザインに携わるグラフィックデザイナー✨
数あるデザイナー業の中でも人気の職業のひとつで、グラフィックデザイナーを目指しているという方は年々増加している傾向にあります。
実際にグラフィックデザイナーを目指そうとすると、やはりデザインスキルを高める本が欲しくなってきますよね。
そこで今回Pacific Metaマガジンでは、グラフィックデザイナーについて以下の内容を紹介していきます。
- グラフィックデザイナーの勉強におすすめの本一覧
- グラフィックデザイナーになる方法について
- グラフィックデザイナーを目指している方におすすめの資格
- グラフィックデザイナーの収入面について
また記事の最後では、グラフィックデザイナーを目指している方におすすめの専門教育機関ついても詳しくご紹介しています。
グラフィックデザイナーの勉強におすすめの本19選
それではグラフィックデザイナーの勉強におすすめの本、19選をご紹介していきます❗️
デザインの勉強
ここではデザインについての勉強におすすめの本を6選、ピックアップしてご紹介していきます❗️
デザイナーズ ハンドブック
デザイナーズ ハンドブックは、印刷物をデザインする際に必要な基礎知識・制作のポイントを、網羅的に一冊にまとめた本です?
全編イラスト付きで分かりやすく、グラフィックデザイナーとしての基本を抑えたい方にぴったりとなっています。
こちらは特に印刷に関する知識・デザイン技法を学びたいという方におすすめです。
デザイン入門教室[特別講義]
デザイン入門教室[特別講義]は、デザイナーとして仕事を始める方に向けた本格的で丁寧な入門書です。
デザインの表現方法について現役のプロが細かく解説している一冊となっており、デザインの基礎力をしっかりと身につけることができます✨
こちらはデザインに関する基本を一冊で学ぶことができる入門書が欲しい方におすすめです。
誰も教えてくれないデザインの基本
誰も教えてくれないデザインの基本は、社会に出た後なにかと必要とされるデザインの知識・テクニックを解説し、要点を抑えたポスター・チラシ・企画書を作成できるようにしてくれる一冊です。
「明朝体」と「ゴシック体」の違い、文字だけで上手くデザインする技法、環境により見え方が変わってしまう色の管理の仕方など、諸々の細かい技術について詳しく紹介されています?
こちらはデザインの基礎について、さっと目を通したいという方におすすめです。
なるほどデザイン
なるほどデザインは、デザインする上で必要な基礎知識を、豊富な図解・イラスト・写真で解説する、デザイン初心者にも分かりやすい一冊です。
イラスト等が多く、目で見て楽しみ、理解することができるように構成されているため、まったくデザインについて知識がないという方も、さっと読んで要点を理解することができます✨
こちらはデザインの基礎知識を分かりやすく理解したい方におすすめです。
デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本
デザインの基本ノートは、デザイナーとしての心構えからプロのノウハウまで解説した、デザイン初心者・デザイナーとしての技術を高めたい方にぴったりの一冊です。
制作の基礎知識・レイアウト・配色・タイポグラフィなどの技法に関する、プロの現場の仕事術が丁寧にまとめられ解説されており、一歩前進したデザインを可能にしてくれます✨
こちらはデザインの基本技術を知りたい方・技術を今より高めたい方におすすめの一冊です。
けっきょく、よはく。
けっきょく、よはく。
は、読みやすさ・見やすさに大きく関わる「余白」の技法について詳しくまとめ、紹介した一冊です。
洗練されたデザインを生み出すには欠かせない「余白」について、そのレイアウトの方法を知ることができます✨
こちらはおしゃれなデザインを制作していきたいと考えている方におすすめの一冊です。
フォントの勉強
ここからはフォントの勉強におすすめの本を5選、ピックアップしてご紹介していきます❗️
ほんとに、フォント。
フォントを活かしたデザインレイアウトの本
ほんとに、フォント。
は、フォントのセンスを磨くための作例を豊富に収録した、フォント力をつけたい方向けの一冊です。
豊富な作例を通してフォントの経験値を高め、フォント選びをより洗練させていくことができます✨
こちらは状況に応じたフォント選びを確立したいと考えている方におすすめです。
実例付きフォント字典
実例付きフォント字典は和文書体1768種のフォントを豊富に収録した、フォント見本にぴったりの一冊です。
登場頻度の高い222種については、そのフォントを使用した実例とあわせて紹介する形式となっており、それぞれのフォントの使い方を直感的に理解することができます。
こちらは豊富なフォントの雰囲気をさっと見通すことができる本が欲しい方におすすめです。
目的で探すフォント見本帳
目的で探すフォント見本帳は、力強さを表現したい・清潔感を出したいなど、それぞれ目的別にフォントを探せるようになっている便利なフォント紹介本です。
イメージ別・機能別・年代別に100項目で分類されており、欲しいイメージや使用目的から必要としているフォントをさっと辞書のように探すことができます?
こちらは必要なフォントを素早く見つけることができる本が欲しい方におすすめです。
MdN EXTRA Vol. 5 絶対フォント感を身につける。
MdN EXTRA Vol. 5 絶対フォント感を身につける。
は、書体を見分け言い当てることができる「絶対フォント感」を身につけるべく、フォントそれぞれの特徴を紹介した一冊です。
フォントを見分けやすくする解説に加えて、多数のフォントを収録した見本帳も付録としてつけられており、これ一冊でフォントに関する理解をぐっと深めることができます?
こちらはフォントの理解を深められる本が欲しいという方におすすめです。
タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック―
タイポグラフィの基本ルールは、プロが実際に活用しているタイポグラフィのテクニックを多数紹介した、グラフィックデザイナーにぴったりの一冊です。
具体例とあわせて、タイポグラフィに関する基礎知識を幅広く解説しており、分かりやすく書体・文字の大きさ・配列の仕方といった専門知識を深めることができます✨
こちらはフォントを含むタイポグラフィに関する深い知識を身につけたいという方におすすめです。
レイアウトの勉強
ここではレイアウトの勉強におすすめの本を5選、ピックアップしてご紹介していきます❗️
あるあるデザイン
あるあるデザインは、レイアウトの手法を含む、デザインでよく使われている手法を多数紹介した一冊です。
それぞれの手法は作例とあわせてワンフレーズで紹介されており、ぱっと確認し、あるあるな表現方法について直感的に把握していくことができます✨
こちらはさらっと読んでよくある手法を学ぶことができる本が欲しい方におすすめです。
けっきょく、よはく。
けっきょく、よはく。
は、デザインランキングでも既にご紹介した、「余白」の使い方にフィーチャリングした一冊です。
デザイン・文を際立たせる「余白」について、その上手い使い方・配置の方法を深く知ることができます✨
こちらは余白のレイアウト方法について、詳しく知りたいという方におすすめです。
レイアウト・デザインの教科書
レイアウト・デザインの教科書は、一冊でレイアウトの基本ルール・レイアウトのトレンドについて知ることができる便利な本です。
レイアウトがデザインにおいてどういった役割を担っているのか、どういったルールがあるのか、最近のトレンドはなんなのか、分かりやすくまとめられています?
こちらはレイアウトの基本知識から最近のトレンドまで知ることができる本が欲しい方におすすめです。
1枚デザインの構図とレイアウト
1枚デザインの構図とレイアウトは、チラシ・ポスター・フライヤーといった1枚デザインにおける優れた構図・レイアウトの作品をまとめた一冊です。
300ページ以上の大ボリュームで、優れたレイアウトのチラシ・ポスター・フライヤーを幅広く確認することができ、レイアウトの参考書にぴったりとなっています✨
こちらは優れたレイアウトの作品をさっと確認できる本が欲しい方におすすめです。
デザイナーズハンドブック レイアウト編
デザイナーズハンドブック レイアウト編は、親しみやすいイラストでレイアウトの基礎知識を学ぶことができる便利な一冊です。
レイアウトを考える際に知っておきたい基本的な知識を、豊富な実例とあわせて分かりやすく紹介している内容となっており、レイアウトデザインの入門書として優れています?
こちらはレイアウトの基礎知識をしっかり理解できる本が欲しい方におすすめです。
配色の勉強
ここでは配色の勉強におすすめの本を3選、ピックアップしてご紹介していきます❗️
配色デザイン良質見本帳
配色デザイン良質見本帳は、配色の基本・色ごとのイメージ・色相・トーン・制作のヒントを一冊に簡単にまとめた、色の見本帳として優れた本です。
色相・明度・彩度・トーン・色数値・面積比といった、配色の細かいパーツごとにそれぞれ詳しく解説をおこなっており、配色に関わる知っておきたい基礎知識をしっかりと把握することができます✨
こちらはプロが知っている配色の基礎知識を身につけたいという方におすすめです。
やさしい配色の教科書[改訂版]
やさしい配色の教科書[改訂版]は、これから配色の知識について学んでいきたいという初心者の方に向けて、分かりやすく配色の基本知識をまとめた一冊です。
デザインする上で、最低限これだけ知っていれば間違いがないという「色のルール」に絞って詳しく解説をおこなっており、まだまったく配色に関して知識がないという初心者の方にぴったりとなっています✨
こちらは配色の基本知識をしっかり学ぶことができる入門書が欲しい方におすすめです。
配色デザイン見本帳 配色の基礎と考え方が学べるガイドブック
配色デザイン見本帳は、配色の理論について、実際の配色パターンを紹介しながら解説していく一冊です。
配色の基本ルールから、昭和モダン配色・スイーツのような配色・大正ロマン風配色といった、テーマごとに一般的に使用されている配色パターンを一覧形式で確認することができます✨
こちらは配色の基本ルール・多彩な配色パターンを知ることができる本が欲しい方におすすめです。
グラフィックデザイナーになるには?
グラフィックデザイナーになるには、一体どういった方法があるのでしょうか?ここではグラフィックデザイナーになる方法について、簡単にご紹介していきます❗️
専門学校や独学で勉強する
グラフィックデザイナーになるには、ともかくデザインに関する専門知識を身につける必要があります。
そのためまずは専門学校や大学で学び、デザインに関する専門知識を身につけていきましょう。
専門学校・大学には、グラフィックデザイナーを目指している方に向けて、デザイン系の分野について教育をおこなっている学校も多く存在しています?
また現在はグラフィックデザイナー向けの書籍も数多く書店に並んでいます。
こうした書籍や、Youtubeのグラフィックデザイナー向けの解説動画などを駆使して、独学で専門知識を身につけていくのもおすすめです。
デザイン系の会社に就職する
専門知識・技術を身につけた後は、デザイン系の会社に就職し、実際にグラフィックデザイナーとしてのキャリアを始めていきましょう。
デザイン系会社への就職は、コンペへの参加や検定資格の取得など、デザイナーとしての実績を事前に作っておくと、面接に通りやすくなります。
就職前に、デザイナーとして能力があることを示せる実績作りを行い、充実したポートフォリオを提出できるようにしていきましょう✨
グラフィックデザイナーの勉強にオススメの専門学校
グラフィックデザイナーを目指している方は、代々木アニメーション学院への入学もおすすめです。
代々木アニメーション学院は、アニメ・イラスト・マンガ・ゲーム・声優といった最新のエンタメコンテンツ分野に注目し教育をおこなっている専門教育機関です。
デザイン関係の学科も多く備えており、グラフィックデザイナーとしての専門知識を身につけたいという方にもおすすめの学校となっています✨
講師陣には実際にデザイン業界で活躍しているプロのデザイナーの方も在籍。
グラフィックデザイナーを目指しているという方は、代々木アニメーション学院の資料請求をしてみてください!
また、「代々木アニメーション学院」についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
グラフィックデザイナーにおすすめの資格
ここからはグラフィックデザイナーにおすすめの検定資格について、いくつかご紹介していきます❗️
Illustrator(R) クリエイター能力認定試験
「Illustrator(R) クリエイター能力認定試験」は、世界基準で使用されているグラフィックツール「Illustrator」の活用能力を測る試験です。
Illustratorを使ったデザイン能力を示すことができる、重要な検定資格となっています。
Photoshop(R) クリエイター能力認定試験
「Photoshop(R) クリエイター能力認定試験」は、グラフィックツール「Photoshop」の活用能力を測る試験です。
グラフィックデザイナーの業務において頻繁に使用されているPhotoshopを使ったデザイン能力を示すことができる検定資格となっています。
DTPエキスパート認証試験
「DTPエキスパート認証試験」は、コンピューターを使用した出版物の制作・デザイン技術を測る試験です。
こちらは業務に必要なDTPに関する知識・技術を測るために、デザイナー分野においてもよく利用されている検定資格となっています。
グラフィックデザイナーの平均的な収入
グラフィックデザイナーの正社員の平均年収は約424万円程度となっています。
最も割合の多い年収は359〜414万円ほどとなっており、2019年時の日本の平均年収が「432万」であることを考えると、全体的な収入は少し低めです?
収入面に少し困難がある点に注意していきましょう。
グラフィックデザイナーの本についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、グラフィックデザイナーを目指している方におすすめの本を中心として、グラフィックデザイナーという職業について以下の内容をご紹介してきました!
- グラフィックデザイナーの勉強にぴったりの書籍は豊富に用意されている
- グラフィックデザイナーになるには専門知識を学びデザイン関係の企業へ就職する
- グラフィックデザイナーにおすすめの資格はIllustrator(R) クリエイター能力認定試験など
- グラフィックデザイナーの平均年収は約424万円程度
- グラフィックデザイナーに必要な知識を学習するなら代々木アニメーション学院もおすすめ
グラフィックデザイナーはデザイン職の中でも平均年収が低い部類にあり、収入面には少し困難がある職業となっています。
しかし一方でその業務内容から、自分の生み出したデザインが人の目に触れる機会が多く、やりがいを強く感じられる職業でもあります。
自身の考え抜いたデザインが上手く人の心に響いた時の達成感は大きく、目指すだけの大きな魅力も持っている職業ですね✨
今回ご紹介した内容が皆さまの参考になっていれば幸いです。