華やかなイメージのあるグラフィックデザイナーは人気の職業であり、絵が描くことが得意な人やデザインに興味がある人には魅力的な職業ではないでしょうか。
また、自分自身の名前が残る職業であるため世間的にも有名になれるかもしれません。
今回Pacific Metaマガジンでは20代グラフィックデザイナーの年収や年収アップのコツについて以下の内容を紹介していきます。
- 20代グラフィックデザイナーの平均年収について
- 年収をアップさせるコツとは
- 取っておきたいオススメの資格
- グラフィックデザイナーのなり方とは
上記のことについて詳しく説明していきます。
20代のグラフィックデザイナーの平均的な年収は?
20代のグラフィックデザイナーの平均的な年収はおよそ300万円前後とされています。
これは全職種の20代平均年収およそ350万円前後と比較すると低い水準となっています。
しかし、これは全職種の中から見れば低い水準になっていますが、クリエイティブ系の職業の中では至って平均的な年収になります。
いくつかクリエイティブ系の職業の20代の平均的な年収について見てみると
WEBデザイナー | およそ300万円 |
イラストレーター | およそ300万円 |
ゲームクリエイター | およそ300万円 |
このようになっているため同年代のクリエイティブ系職業と比較しても平均年収に関してはそれほど違いはありません。
また、全職種で比較すると平均年収では少し見劣りするかもしれませんが、自分自身の活躍次第ではヘッドハンティングや独立などと言った可能性もあるため年収1000万円以上も夢ではありません。
また、30代・40代と年齢を重ねていくにつれて平均年収も増加していきますが、やはり同年代の全職種平均と比較すると平均年収自体はどうしても見劣りしてしまいます。
しかし、ここでも他のクリエイティブ系の職業の平均年収と比較すれば平均的な年収となっています。
20代のグラフィックデザイナーが年収をアップさせる方法
20代グラフィックデザイナーが年収をアップさせるには様々な方法があると言われていますが、では実際にはどのような方法があるのでしょうか。
経験を積んで昇進を目指す
経験を積んで社内での実績を残すことによって昇進を目指すのも年収アップの方法の一つです。
コツコツと実績を積むことによって昇進することができれば現在よりも年収をアップさせることは可能です。
中小企業であれば年収500万円~700万円大手企業でなら年収800万円~1000万円ほどになると言われています。
転職する
転職することによって年収アップを狙うのもありです。
転職先によっては役職待遇で転職を受け入れてくれる場合や単純に基本給が上がって年収が上がる場合があります。
注意すべき点は長期的に転職先で勤務する予定であるのならば、給料の昇給率などを把握しておくことが大事です。
開業して独立する
開業して独立することによって、年収アップを図ることができます。
しかし、独立すると言うことは安定した収入は無くなってしまいます。
独立すれば仕事の裁量に関しては全て自分自身で決める必要があります。
営業から企画までも自分自身で行う必要があるので企業に勤めている時よりも能力が求められますが、能力さえあれば年収自体はどこまでも高い水準を求めることができます。
グラフィックデザイナーとして年収アップならマイナビクリエイター
グラフィックデザイナーとして年収アップを狙いたいのならばマイナビクリエイターを使うことがオススメです。
マイナビクリエイターとはクリエイティブ系の職業に特化した転職サイトのためグラフィックデザイナーとして今勤めている会社から転職しようと考えているのならば登録してみてください。
他の転職サイトとは異なりノウハウについて熟知しているため適切なアドバイスや企業の紹介などを行ってくれます。
Pacific Metaマガジンではマイナビクリエイターに関しての記事も公開しているので参考にして下さい。
20代のグラフィックデザイナーにおすすめの資格
20代グラフィックデザイナーにはいくつかのおすすめの資格があります。
グラフィックデザイナーは特性上資格を持っていなくても仕事をすることができますが、資格を持っていることによってスキルの証明になるので積極的に取得することをおすすめします。
ここでは試験勉強のためのテキストについてもあわせて紹介します。
DTPエキスパート認証試験
DTOエキスパート認証試験とはコンピューターなどを使用して出版物のグラフィックデザインなどの工程をすべて一人で出来ることの証明となる資格です。
試験には学科試験と実技試験の両方が必要です。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験はグラフィックツールであるPhotoshopの基本的な使い方についての能力が十分にあることを証明する認定試験です。
認定レベルにはスタンダートとエキスパートの2種類が設定されており、スタンダートでは基本的な能力、エキスパートではさらに専門的な能力が求められます。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験とはグラフィックツールであるIllustratorの基本的な使い方についての能力が十分にあることを証明する認定試験です。
こちらも認定試験にはスタンダートとエキスパートの2種類が設定されています。
スタンダートでは基本的な能力、エキスパートでは専門的な能力が求められます。
「グラフィックデザイナーにオススメの資格」についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
グラフィックデザイナーのなり方は?
では、グラフィックデザイナーになるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?ここでは代表的なグラフィックデザイナーのなり方について説明していきます。
大学、専門学校または独学で勉強する
大学、専門学校または独学で勉強することによって専門的な知識やスキルを身に着けておくことがグラフィックデザイナーのなり方の近道です。
大学や専門学校を卒業していれば企業に就職する際にも卒業していることによって、専門的な知識を身に着けていること証明にもなるので、就職などの際に有利になると言われています。
在籍中から自分の作品のまとめであるポートフォリオなどを作成することによって企業に能力をアピールすることができます。
また、独学で勉強する事も可能です。現在では様々なグラフィックデザイナーに関しての本などが販売されているため、本などを参考にグラフィックデザインについて勉強する事が大事です。
しかし、就職する際にはどこまで基本的な技術が身についているかの証明のためにもいくつか資格を取っておくことをオススメします。
デザイン会社に就職する
未経験者であってもデザイン会社に就職することによって仕事の中で技術を覚えていくことは可能です。
しかし、未経験者でも採用してくれる企業の数は非常に少ないと言われています。
一方で就職さえすれば、その道の先輩たちが技術などについて教えてくれるため未経験者であっても鍛えられるため成長は早いようです。
「グラフィックデザイナーの勉強にオススメの本」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
20代のグラフィックデザイナーの年収についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは下記の内容についてお伝えしました。
- 20代グラフィックデザイナーの平均年収はおよそ300万円。
- 年収をアップさせるコツは昇進・転職・独立の3つ。
- 絶対必要ではないが取っておくべき資格について。
- グラフィックデザイナーになるためには専門知識を学ぶ。
いかがでしたでしょうか。
グラフィックデザイナーは自分自身の能力によってはどこまでも高い水準の年収を求めることができるだけでなく、作品などが世の中に羽ばたいていく時の喜びは他の職業ではなかなか味わうことができないと言われいます。
グラフィックデザイナーの世界では実績も大事ですがそれ以上に実力が評価される世界ですので、どんどん作品を作って自分自身の能力を高めることが年収アップへと繋がっていきます。
この記事が少しでも力になれたのなら嬉しいです。