YouTubeでの動画やライブ配信によるゲーム実況が全く伸びないと嘆いている方は、とても多いと思います。
2chのスレなどを探しても悲しい体験談が数多く書かれており、「ゲーム実況を今から始めても無理だろう」と考えている方もいるのではないでしょうか。
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲーム実況が伸びない理由について考えていきます。
内容は以下の通りです。
- ゲーム実況で登録者・再生数が伸びない人の特徴
- ゲーム実況で登録者・再生数を伸ばすにはどうする?
- 実況するゲームの選び方
- ゆっくりによるゲーム実況は伸びやすい?
- ゲーム実況をするならやっぱりYouTube?
- ライブ配信サイト「21LIVE」の紹介
- ゲームが好きなら専門学校もおすすめ
この記事を見れば、伸びないゲーム実況者から脱却するためのヒントが探し出せるかもしれません。
ゲーム実況で登録者・再生数が伸びない人の特徴
まずは登録者・再生数が伸びない人の特徴を見ていきましょう。
伸びない理由についても記載していきますので、反面教師として参考にしてみてください。
ただゲーム実況をしているだけ
始めたばかりの人にありがちなのは、ただゲームクリアを目指してプレイしているだけの配信を載せてしまうこと。
これでは再生数は伸びません。
名前が知られていない段階で再生数を伸ばすためには、視聴者の目的(アイテムのとり方・ボスの倒し方など)と合致した内容を作るのが一番確実です。
再生数を伸ばしたいのであれば、ポイントやコンセプトを絞ったゲーム実況を心がけましょう。
更新頻度が低い
多く動画を作れば良いというわけではありませんが、更新頻度が低いと単純にチャンスの数が少なくなります。
また、仮に見てくれた人がいたとしても単発で終わってしまい、固定ファンになる確率が低くなってしまいます。
まずは週1回以上の更新を目指し、「毎週○曜日の○○時頃に更新しています!」とアピールしていくのが効果的です。
当然自分にプレッシャーはかかりますが、次も見てみようと思わせることでリピート率を上げる効果が期待できます。
実況者同士でのTwitter相互フォロー
SNSから視聴者を集める手法は効果的ですが、形だけのTwitter相互フォローはほぼ無意味です。
Twitterのフォロワー・いいねの数と、YouTubeの動画再生数・登録者数が全く比例していないという状態もよく見かけますので、しっかり動画を見てくれるファンを増やすという考え方で活動しましょう。
まずは、あなたが本当に良いと思った投稿者の動画を見て、感想コメントをしてみることをおすすめします。
繰り返しているうちにあなたの動画にもコメントが付くかもしれませんし、交流が少しずつ活発になっていくでしょう。
サムネやタイトルが良くない
視聴者の目線で見た時に、サムネやタイトルで惹きつけられた経験はありますよね?
逆にサムネ・タイトルを見て内容がピンと来ない場合、中身がどんなに良くても人は集まりません。
タイトルはあまり奇をてらった文言にせず分かりやすさを重視し、サムネは字幕なども付けつつ中身がひと目で分かるものを作りましょう。
その動画シリーズのコンセプトを一言タイトルに入れたり、動画内をやったことを画面キャプチャと字幕で紹介するといったやり方が効果的です。
視聴者の目線で考えてみることが大事
ゲーム実況を伸ばしたいのであれば、特に最初のうちは視聴者第一の考え方を徹底しましょう。
その上で大事なのは、もし自分が無名のゲーム実況者を見るとしたらどういう状況かをイメージすることです。
「買うかどうか悩んでいるゲームがある」「攻略法を知りたい」「上手い人のプレイが見たい」など、いくつか考えられると思いますが、重視するのは実況者の存在よりも動画の内容そのものだと思います。
自分が実況者になったときも、その考え方を持つことが大事です。
実況者としてのファンを増やすのは、ある程度再生回数を稼げるようになってからでも遅くはありません。
ゲーム実況で登録者・再生数を伸ばすには?
ここからは、ゲーム実況で登録者・再生数を伸ばすための具体的な方法について見ていきます。
全てを同時にこなすのは難しいですが、1つ1つ確実にチェックしていきましょう。
特定のゲームを極めて上手くなる
ゲームスキルに自信がある人なら、この方針が一番手っ取り早いでしょう。
上手い人のゲームプレイは常に需要が高いですし、他の人には簡単に真似できない分野なので安定した人気を得ることができます。
長期的に配信を続けられるオンライン対戦のゲームを選べば、数年間1作品だけで続けることも可能です。
ただ、この方法を目指すためには、少なくともプレイヤーの上位数%には入る必要があるので、難易度は高いです。
視聴者にとって有益な情報を提供する
「視聴者の目線で」という内容を上でも書きましたが、有益な情報を入れることは非常に大事です。
すでに固定ファンが多い実況者であれば気にする必要はありませんが、無名実況者が再生数を伸ばすためには、動画で視聴者の役に立つことが絶対条件と言ってもいいでしょう。
目的も無くゲームのプレイをただ配信することは極力控えて、どのような人に見てもらいたいのかをはっきりさせることが必要です。
自分の実況はあくまで添え物として、視聴者のジャマにならない範囲でさり気なくアピールをしましょう。
トレンドを取り入れる
トレンドになっているゲームタイトルの実況は非常に効果的です。
わざわざ検索して動画を探す人も多くいるため、チャンスが広がります。
発売直後のゲームであれば普通に実況をするだけでも再生数が稼げるかもしれませんが、あえてニッチなポイントを攻めてみるのも効果的です。
同じようにトレンドを狙ってくる競合もたくさんいるはずなので、「1つの武器や職業などを極めるプレイ」「特定のキャラしか使わない縛りプレイ」など、他の人と少しずらしたコンセプトも面白いでしょう。
チャンネルの方向性をしっかり決める
根本的なところですが、チャンネルの方向性は最初にしっかりと決めておきましょう。
やりたいゲームを片っ端からやるのではなく、ジャンルは1つか2つに絞っておき、ある程度人気が出るまでは広げないといった制限を設けるのがおすすめです。
配信では1つのゲームしかプレイせずに人気を得ている実況者もたくさんいるので、ずば抜けて好きなソフト・アプリがあれば、そこに特化するのも面白いかもしれません。
多ジャンルに手を出しても伸びるのはすでに人気のある実況者だけなので、そのやり方はあまり参考にしないよう気を付けましょう。
SEO対策を行う
SEO対策とは、Googleなどの検索で上位表示させるためのテクニックのこと。
言葉には聞きなじみが無いかもしれませんが、やることは簡単です。
キーワードを選定する
Google検索でYouTube動画をヒットさせるためには、タイトルが最も重要です。
例えば、アイテムの取り方を説明する動画を作ったのであれば、「”ゲームタイトル” ”アイテム名” 取り方」といったワードは確実に含めましょう。
また、検索結果に表示されるタイトルは32文字前後なので、長くなりすぎないようにも注意してください。
ハッシュタグ機能を利用する
概要欄にハッシュタグを入れることも有効です。
「#ゲーム実況」「#”ゲームタイトル”」といった記述を概要欄の最後に入れることで効果が期待できます。
多く入れれば良いというものではありませんが、目安として3つ~5つ程度は書いておくと良いでしょう。
実況するゲームはどうやって選ぶ?
ここまでの内容を踏まえた上で、この見出しては実況するゲームの選び方についてお届けします。
自分が好きなゲームのジャンルを選ぼう
単純なようですが、自分の好きなジャンルはゲーム実況の第一候補にしましょう。
好きであるという感情は視聴者にも必ず伝わりますし、大きな武器にもなります。
好きであれば動画や配信のネタも思い浮かびやすいでしょうし、キャラやストーリーの解説といった深い内容も入れやすいです。
「長時間の耐久配信をひたすら楽しそうにプレイする」など、他の人にはできない差別化にも繋がります。
根強いファンの多いゲームを選ぼう
長年続いているオンラインゲームやシリーズタイトルなど、根強いファンがいてプレイ人口の多いゲームを選ぶようにしましょう。
興味を持っている人が多いということは、それだけ動画を見てもらうチャンスが長期的に多いということです。
上手くいけば特定タイトルの実況者として有名になることができるかもしれません。
流行になっているゲームを選ぼう
トレンドの話でも書きましたが、「流行っているゲーム」もしくは「流行りそうなゲーム」を選ぶことは重要です。
人気に火が付く前から実況を始められればアクセスを独占できる可能性もあるので、自分の好きなジャンルで発売直後のゲームがあれば確実にチェックするようにしましょう。
ゆっくりでのゲーム実況は伸びるのか
解説系の動画などでよく見るゆっくりゲーム実況ですが、自分の声を使うゲーム実況と比較して伸びやすいのでしょうか?
まず、ゆっくりを使うメリットですが、「声に自信が無くても大丈夫」「意外と子供に人気が出やすい」などが挙げられます。
人間味が無くなる代わりに、キャラクターのような親しみやすさが生まれるようなので、ゲームジャンルによっては有効です。
次にデメリットを考えてみると「個性が無いためファンが付きにくい」「編集の手間が大きくかかる」といった内容が挙げられます。
実況動画というよりは解説動画に使われやすいイメージなので、動画のコンセプトによって合う合わないが分かれるでしょう。
ゆっくりゲーム実況をすることで「動画編集のスキルが身につく」といったメリットもあるため、自分の声にこだわらないという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
ゲーム実況をするならやっぱりYouTube?
ゲーム実況と言えばYouTubeを思い浮かべる人が大多数だと思いますが、もう1つ日本で有名なニコニコ動画についても触れておきましょう。
利用者が多く伸びしろがあるのはYouTube
ニコニコ動画や他の動画サイトと比べても、現状において日本で圧倒的に人が集まるのはYouTubeです。
より多くの再生数・登録者を得たいのであればYouTube一択であるようにも思えますが、すでに人気のある実況者が集中している分、無名な人は埋もれてしまうという面もあります。
再生数1桁から脱出できずに諦めてしまう人も少なくありません。
ニコニコ動画は無名ゲーム実況者におすすめ
全ての人に当てはまるわけではないですが、YouTubeで再生回数の全く伸びない動画でも、ニコニコ動画にアップロードしたら少し再生されてコメントも付いたというケースがあります。
ニコニコ動画は仕様的に動画コメントを付けやすいという特徴もあるので、YouTubeに投稿した動画が全く再生されないという方は、活動を試してみるのもおすすめです。
ライブ配信サイト「21LIVE」でのゲーム実況もおすすめ!
今回はYouTube、あるいはニコニコ動画でのゲーム実況をイメージしてお伝えしましたが、他にも伸びが期待されるプラットフォームはありますので、その中から1つのサイトを紹介します。
そのプラットフォームの名前は21LIVE(ニーイチライブ)。
2021年7月に開始された新しいライブ配信サービスです。
ゲーム配信に特化したサービスではないのですが、各自の好きなこと・得意なことを題材にして、スマホ1だけで手軽に始められる仕組みになっています。
今後どのように発展していくのは未知数ではありますが、一番のポイントは出来たばかりのサービスという点です。
YouTubeやニコニコ動画のように人気実況者があふれている場所とは違い、今なら誰にでもチャンスがある状況となっています。
登録は簡単なので、生配信をメインにゲーム実況をしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
ゲームを極めるのにおすすめの専門学校
実況者からは少し離れますが、「ゲームを仕事にしたい」と考えている方におすすめの専門学校を2つ紹介します。
総合学園ヒューマンアカデミーゲームカレッジ
総合学園ヒューマンアカデミー ゲームカレッジは、ゲームに特化した専攻(コース)が用意されている専門学校です。
ここにはプログラマー専攻、プランナー専攻、CGデザイナー専攻、アニメータ専攻、e-Sports専攻、ゲームマネジメント専攻があり、狙いたい職種に合わせてコースを選択できます。
ゲームクリエイターを目指すであれば、プログラマー・プランナー・CGデザイナー・ゲームマネジメント専攻など、プロゲーマーになりたいのであればe-Sports専攻などを選ぶのがおすすめです。
ヒューマンアカデミーでは担任制&少人数制を敷いておりサポート体制は手厚いですし、就職にも強く、場合によっては即面接・即内定も出るチャンスも設けられています。
気になった方は、無料の資料請求をしてみましょう。
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は、ゲームやアニメ、マンガなどの分野について学べる専門学校です。
ここには「ゲームクリエイター学科」「ゲームプログラマー学科」「ゲーム・アニメ3DCG学科」などがあり、選択肢は非常に広くなっています。
こちらも目指す職種に応じて学科を選択することが可能です。
アミューズメント総合学院の強みは「産学共同」での教育体制を敷いていることで、在学しながら市場に作品を出すチャンスもあります。
さらにはゲーム業界への就職率は94%と非常に高く、就職サポートにも強い専門学校です。
こちらも資料請求は無料なので、興味のある方はまず行動してみましょう。
ゲーム実況伸びないのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲーム実況が伸びない理由について紹介してきました。
この記事のポイントを改めておさらいしましょう。
- 伸びにくい実況者の特徴としては「ただゲーム実況をしているだけ」「更新頻度が低い」「実況者同士でのTwitter相互フォロー」「サムネやタイトルが良くない」などがある
- まずは視聴者の目線で動画・配信を考えることが大事
- 伸びる実況を目指すなら「特定のゲームを極めて上手くなる」「視聴者にとって有益な情報を提供する」「トレンドを取り入れる」「チャンネルの方向性をしっかり決める」「SEO対策を行う」といった取り組みが必要
- 実況するゲームは「自分が好きなジャンル」「根強いファンの多いゲーム」「流行になっているゲーム」などから選ぶと良い
- ゆっくりゲーム実況やニコニコ動画での実況なども検討の価値あり
- 「21LIVE」でのゲーム実況もチャンスあり
- ゲームを仕事にしたいなら専門学校の活用もおすすめ
ゲーム実況は一朝一夕でいかない部分もあるので、少しずつできることを増やしていきましょう。