日本が世界に誇る文化の一つである「アニメ」。
そんなアニメ業界を支えているのがアニメーターの存在です✨
しかし、一流のアニメーターになるためには画力が必要不可欠。
そこで今回eスポではアニメーターになるための練習法・上達方法を主に以下の内容でご紹介していきます。
- アニメーターはどんな仕事?
- アニメーターになるために必要なスキル
- アニメーターになるための練習方法について
その他にもアニメーターにおすすめの資格についてもご紹介します❗
アニメーターとは?
アニメーターとはアニメを制作する現場で、アニメの作画を担当する人たちのことを指します。
主に作品の原画を担当する原画マンと原画と原画を繋いで動きを表現する動画マンの2つの行程があります。
つまりアニメーターとはアニメの核とも言えるイラストを担当する重要な職業というわけですね。
「アニメーター イラスト」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アニメーターに必要なスキル
ではアニメーターになるためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
アニメーターになるために習得しておきたいスキルについてご紹介します。
画力
アニメーターはアニメの作画を担当する職業です。
そのため、イラストを描くのは必然であり画力も当然必要となってきます。
画力といっても、キャラクターだけを描くのがアニメーターではなく建物や物などアニメで表現される全てを描けなければなりません。
そのためアニメーターにはどんな絵でも柔軟に対応できるほどの、かなり高いレベルの画力が求められます。
もちろん、画力が高いほど就職する際にも有利になるので、アニメーターになりたいなら画力は必須のスキルと言えるでしょう。
「アニメーター 画力」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
描くスピード
アニメーターは綺麗で美しい作画を求められますが、絵を描くスピードというのも同様に求められています。
それはなぜかというと、アニメーターは1日に何百枚も絵を描く必要があるからです。
アニメには納期が決まっておりその納期に間に合わせるために、素早く正確な絵を効率よく描くスキルが必要になってきます。
なのでアニメーターは、ただ絵が上手だったら務まるというような仕事ではないということですね。
忍耐力
アニメーターには絵を描く具体的なスキルだけでなく、精神的なスキルも必要です。
アニメーターは同じようなカットを何枚も描かなくてはならなく根気が必要です。
それにアニメーターは下積みの期間が長いという特徴もあります。
下積みの間は収入も少ないなど、精神的な苦労に耐えるための忍耐力というのもアニメーターとして働いていく上では必要になってくるでしょう。
コミュニケーション能力
アニメーターは黙々と絵を描いていく仕事だと思われがちですが、実際は様々な工程の人と意見を交換したりするなど、コミュニケーションを取る機会が多くあります。
コミュニケーションの不足による作業の修正などがあるとプロジェクトの進行に支障をきたしてしまいます。
プロジェクトを円滑に進めるためには監督からの要求をしっかりと解釈して読み取る力と、最低限のコミュニケーション能力が大事になってくるでしょう。
アニメーターになるための練習法
アニメーターになるためには画力が特に必要だということが分かりましたね。
画力が無ければ就職すらできない可能性もあるわけです。
しかしアニメーターとして画力を鍛えるためにどのような練習をしたらいいのかわからないという方もいると思います。
そこで次はアニメーターとして画力を鍛えるための練習法について色々とご紹介していきます。
好きな絵や写真を模写する
絵を上達させるためには、まず好きな絵や写真の模写から始めてみましょう。
自分の好きなイラストレーターさんのイラストなどを模写してその絵の特徴を観察してみるのも良いのではないでしょうか。
模写はアニメーターとして画力向上の基本なので、しっかりと練習量を確保して根気強い練習が必要です。
お手本をしっかりと真似して自分のスキルとなるように吸収していきましょう。
人物やキャラクターのいろいろなポーズを描く
人物のイラストを描く上で大切なのが、どのようなポーズでもしっかりと描くことができるということです。
実際の現場では自分が描きやすい構図やポーズだけを担当させてくれるわけではありません。
コンテ通りにどんな構図やポーズでも忠実に丁寧に描く必要があります。
そのため自分が苦手なポーズだとしても、数をこなしてどんな絵でも描けるようにしておきましょう。
デッサンやクロッキーをする
デッサンやクロッキーといった基礎の練習も大切にしましょう。
特にクロッキーは素早く正確な絵を描くとが求められるアニメーターにとってはとても大事な練習です。
対象のものを短時間で描く練習をすることで、忙しい実際の現場でも対応できる能力を身につけることができるでしょう。
絵を描くスピードを上げる練習法
続いては絵を描くスピードを上げる練習法についてご紹介します。
アニメーターとして納期に間に合わせるためには素早く正確な絵を描く必要があるということをお伝えしてきました。
1日に何百枚も絵を描かないといけないという、激務に耐えるためには、毎日絵を描き続けることで絵を描くことに慣れないといけないでしょう。
絵を描くことを体に染み込ませるのと同時に絵の引き出しを作ることで、自然と素早く絵を描くことができるようになります。
その他にも絵を描き始める前にレイアウトを描くことで絵を描く効率を上げることができるでしょう。
レイアウトを書くことで構図を頭の中でイメージしやすく、無駄な修正を減らすことができ時短に繋がります。
このように上手に絵を描くだけでなく素早く絵を描く練習もしっかりと行うようにしましょう。
練習のモチベーションをあげるために資格取得も目指そう!
絵の練習のモチベーションをあげるために資格取得も一緒に目指してみましょう。
アニメーターは資格が無くてもなれる職業ではありますが、資格があると就職に有利になることは間違いありません。
資格があれば練習のモチベーション向上にも繋がると思うので、気になる資格があればぜひチェックしてみてください。
アニメーション実技試験
アニメーターにおすすめする一つ目の資格がアニメーション実技試験です。
アニメーション実技試験はコンテの内容をCGで再現できるかの基礎能力を測られます。
アニメーターとして働く上で大切な理解力が試せるので、この試験に挑戦してみるのもいいでしょう。
画像処理エンジニア検定
続いては画像処理エンジニア検定です。
画像処理エンジニア検定はエンジニアやプログラマーにおすすめされる検定で、画像処理技術を使用した開発及び設計の知識を問われます。
CGクリエイター検定
CGクリエイター検定はCG制作に関する知識の検定です。
CG制作のスキルはアニメや映画などの映像業界のみならずゲーム業界などにも役に立つスキルです。
アニメ制作の際のCG制作スキルを証明できるので、アニメ業界に勤める人にもおすすめの資格です。
色彩検定
最後に紹介するのが色彩検定です。
色彩検定は色に関する知識やスキルを証明する資格で、アニメのみならずファッションや美容、デザインといった幅広い職種で活かすことができます。
アニメ制作の上でも色に関する知識は必要不可欠なので、余裕がある人はこちらの色彩検定も勉強してみるのといいでしょう。
独学よりもプロから学ぼう!アニメーターの専門学校をご紹介
アニメーターとして就職したいなら専門学校がおすすめです。
専門学校ならプロの講師から直接指導を受けられるのと同時に、独学では決して学ぶことのできない現場の流れも学ぶことができます。
ということで次はアニメーターになるためにおすすめの専門学校を2つご紹介していきます。
総合学園ヒューマンアカデミー・ゲームカレッジ
アニメーターになるためにおすすめする最初の専門学校は総合学園ヒューマンアカデミー・ゲームカレッジです。
こちらの専門学校ではアニメーター科というものがあり、2Dのイラストだけでなく3Dの映像を生み出す技術も同時に学べます。
今やアニメ業界でも3Dの技術は必須になってきており、こちらの専門学校で学ぶことにより、ライバルよりも一足進んだスキルを身につけることが出来ます。
3DCG技術を用いた3Dアニメーターのみならず、ディレクター、アニメーション作家などアニメ業界の幅広い職業を目指すことが可能です。
気になった方はぜひ資料請求だけでもしてみてはいかがですか?
アミューズメントメディア総合学院
続いて紹介するのがアミューズメントメディア総合学院です。
こちらの学校のアニメーター・監督専攻では、もともとイラストが得意というわけではないといった経験ゼロの状態からでも2年間みっちり画力向上の基礎を学ぶことができます。
アニメーターとしての土台作りのためにデッサンといった基礎から教えてもらえるので、基本からしっかりと学びたいという方におすすめです。
その他アニメができる実践カリキュラムで実際の現場での流れも学生時代に体験できます。
もちろん基礎だけでなくデジタル技法なども学べるのでアニメーターとして就職にも近づくことができるでしょう。
こちらのアミューズメントメディア総合学院が気になった方はぜひ資料請求をしてみてください。
「アミューズメントメディア総合学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アニメーターの練習法のまとめ
今回eスポではアニメーターの練習法としてたくさんの方法をご紹介してきました。
最後に本記事の内容をまとめてみましょう。
- アニメーターとはアニメの作画を担当する人
- アニメーターは画力の他に描くスピードも求められる
- 画力の向上には模写やデッサン、クロッキーなど基礎練習が大事
アニメーターになるためには基礎の練習を繰り返し、素早く絵が描けるように体に染み込ませることが大事です。
絵は毎日描くことで必ず上達します。
今はアニメーターになるための専門学校もたくさんあるので、アニメーターを目指している人はぜひ頑張ってくださいね!