アニメや映画、ゲームでは欠かせない役職、CGデザイナー。
今回、Pacific MetaマガジンではCGデザイナーについて以下の内容について紹介していきます!
- CGデザイナーになるために資格は必要?
- CGデザイナーに関連する資格
- CGデザイナーの職種と仕事内容
- CGクリエイター検定の試験内容と勉強方法
CGデザイナーになるために資格は必要?
結論からい言います。
CGクリエイターはいわゆる士業などと違い、無ければ仕事が出来ないというわけではありません。
ですが、持っていると有利になる資格や自分自身のスキルアップにつながる様な資格はいくつかあります。
以下では様々な資格について説明していきます!
CGデザイナーに関連する資格
世の中にはCGデザイナーに関係する資格はたくさんあります。
ネットで調べると様々な資格がヒットします。
その中でも取得する過程で自身のスキルが大きく身につくものを中心に紹介していきます!
CGクリエイター検定
CGクリエイター検定はCGクリエイターとして必要なスキルについて様々な種類から出題されます。
大まかに種類について紹介します。
基礎能力であるデッサン等の表現分野、2次元や3次元のCG、知的財産権についてです。
この資格は、CGクリエイターについての知識がまだ無い方におすすめのものとなっています。
色彩検定
色彩検定は身の回りに広がる「色」について学べる資格です。
「色を見わけるのってセンスじゃないの?」って思う方もいるでしょう。
実はセンスだけではなくしっかりとした理論・法則があります。
この理論・法則を学ぶことによって、「色」を自在に操れるようになることでしょう。
Photoshopクリエーター能力認定試験
Photoshopは世界中で使われているグラフィックツールです。
様々なデザイン現場で使われておりほぼ必須なスキルでとなっています。
Photoshopクリエイター能力認定試験は、Photoshopについてどのようなレベルのものを作成することが出来るかというものを自身の能力を高めながら客観的に証明できるものとなっています。
Illustratorクリエーター能力認定試験
IllistratorはPhotoshopと同じように世界中で使われているグラフィックツールです。
こちらも様々なデザイン現場で使われておりほぼ必須なスキルとなっています。
Illistratorクリエーター能力認定試験は、Illistratorについてどのようなレベルのものを作成することが出来るかというものを自身の能力を高めながら客観的に証明できるものとなっています。
CGデザイナーの職種と仕事内容
いくつかの資格について説明しましたが、これらの資格は一体どのような職種で役に立つのでしょうか?
以下では先ほどの資格を活かせる二つの職種について紹介します!
モデラ―
CGデザイナーのモデラーとは名前の通り、対象となるモデルの制作者のことです。
平面(2次元)では表現できないものを立体的に(3次元)で表現する仕事です。
この作業が終わらないことにはモデルを動かすことは出来ません。
つまり、モデラーが居ないことにはCG制作自体が始まらないということなのでとても大事な職種です。1
CGアニメーター
CGアニメーターとはモデラーが作成したモデルを実際に動かす職種です。
作成する対象がどのような雰囲気のものなのかをしっかり見極めてそれを不自然なく実現させなければならないのでやはり大事な職種といえるでしょう。
CGクリエイター検定の試験内容と独学勉強方法
様々な資格や職種を紹介してきましたが、実際どのような感じなのか気になる方もいるでしょう。
CGクリエイター検定を例にとって紹介していきます!
試験内容
初めに共通問題というCGクリエイター検定、Webデザイナー検定、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定共通の問題が1問あります。
次にCGクリエイター検定だけの問題が9問という構成になっています。
この合計10問の中には小問が存在し、すべてが記号を答える試験となっています。
試験時間は単願60分、併願100分となっています。
独学勉強方法
それではスタート位置ごとの勉強法について説明していきます!
【初学者】初学者のかたはまずCG自体になれていただくことをお勧めします。
いきなり問題集では分からないことだらけでしょうので、教本などで基礎を理解した上で問題集に進むことをおすすめします。
そして問題集をこなしていきある程度自信がついたら過去問に挑戦してみてはいかがでしょうか。
経験者ではない分少し時間がかかるルートではありますが、「なんとなく知っている」ではなく基礎から学ぶのでしっかりと身になることでしょう。
【経験者】経験者の方はCGについてある程度の知識があると思いますので、問題集や過去問を解き分からない所を調べるという方法をおすすめします。
これであれば無駄な時間を割くことなく自分が知らないものを効率的に覚えることが出来ます。
CGデザイナーに就職するなら専門学校!
今回Pacific MetaマガジンではCGデザイナーについて説明してきました。
ですが、この記事では資格等の説明はしたものの初心者だし何をしたらいいのか分からない!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな皆さんに代々木アニメーション学院について紹介したいと思います!
代々木アニメーション学院は1978年に設立され約43年間にわたり、12万人もの卒業生を輩出しています!
ただ多いだけでは?と思うかもしれませんが、違います。
この12万は様々な会社でプロとして働いています。
つまり、全国の大勢の代アニ卒業のプロが味方となってくれるのです!
これは他の専門学校にはない長い歴史をもつ代アニだからこその大きな強みです。
歴史があるのは分かったけど実際にはどの様なことをやっているの?
という方に軽く説明していきたいと思います。
代アニでは直接CG学科というものはありませんが、あなたが将来目指している職業によって選べる様々な学部・学科があります。
まずは、アニメ・ゲーム学部です。
ここにはアニメーター科をはじめとする様々なアニメやゲームに関するスキルを身に着けることができる学部です。
次にクリエイター学部です。
ここではイラスト科やフィギュア科をはじめとする様々なクリエイターとしてのスキルを身に着けることが出来る学部です。
このように代アニでその人が将来目指している職業にフィットする学部を選んでスキルを身につけましょう!
また、下記の記事では代々木アニメーション学院についてより詳しく紹介しているので、もしよろしければこちらの記事もあわせてご覧ください!
CGデザイナーに関連する資格についてのまとめ
- CGデザイナーになるために資格は必要か
- CGデザイナーに関連する資格はどんなものがあるのか
- CGデザイナーの職種と仕事内容
- CGクリエイター検定の試験内容と勉強方法
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したCGデザイナーに関する資格はどれも取得すれば自身のスキルの向上と社会に対する自分の価値を上げることとなるでしょう。
たくさんの資格がありましたが、すべてを一気に取得しようとするのはかなり大変なことです。
専門学校に通いながら時間をかけて勉強してみてはいかがでしょうか。
長い期間勉強を続けるということは専門学校に通うだけでは解決しません。
最後に必要となってくるのはやはりその人自身のがんばりです。
Pacific Metaマガジンは読んでくださった皆さんが自身の道で活躍されることを応援しています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
CGデザイナーへの転職に興味のある方はぜひ、下記の記事もあわせてご覧ください!