近年、たくさんのゲームが普及している中で、注目されている「ゲームクリエイター」という職業。
ゲーム好きな方の中には憧れたことがある人もいるのではないでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンではゲームクリエイターについて以下のことをご紹介します!
- ゲームデザイナーとは?
- ゲームデザイナーになるために必要な資格やスキルは?
- ゲームデザイナーの年収や就職先は?
- マイナビクリエイターについて
ゲームデザイナーとは
ゲームデザイナーとは、新しく開発されるゲームのキャラクターやアイテム、背景などのデザインを担う職業です。
主にCG技術を用いて、ゲームのテーマやストーリー、世界観などに合わせてデザインを行います。
1人ですべて担う場合もあれば、キャラクターデザイン、背景デザインなど細かく役割が分かれている場合もあります。
ゲームデザイナーになるには?
ゲームデザイナーは、医者や弁護士などのように学校で決められた勉強をしなければならないなどの決まり事はありません。
学歴や経歴などは一切関係ありません!
しかし、ゲームデザイナーになるためには専門のスキルが必要であるため、大学や短大、専門学校などで知識や技術を身に付けるのが一般的です。
中には、独学で知識や技術を習得し、活躍しているデザイナーもいるため、やはり学歴や経歴などは関係なく、自分次第ということになります!
ゲームデザイナーへの転職に興味がある方は、下記の記事もあわせてご覧ください!
ゲームデザイナーに必要な資格とスキル
先ほど、ゲームデザイナーになるためには専門のスキルが必要だとお伝えしました。
そんなスキル、また資格について詳しく説明していきます!
ゲームデザイナーに必要な資格は?
ゲームデザイナーになるために、必ず取得しておかなければならない資格というのはありません。
しかし、資格を取得しておくと、自分はこのスキルを持っているという証明になるため、就職などにおいて有利になることもあります。
ゲームデザイナーには、CGデザインやプログラミングなどの仕事に直結するスキルが求められます。
したがって、これらのスキルに関連する資格を取得しておくと良いでしょう。
また、自分がこれまでどのような技術を使ってどのような作品を制作してきたのかを示すために、ポートフォリオを作っておくことも大切です。
ゲームデザイナーにおすすめの資格
次に、ゲームデザイナーは持っておくと良い資格を紹介します?
CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、公共財団法人画像情報教育振興協会が主催するCG技術の知識や知識を応用する能力を測る資格です。
ベーシックとエキスパートの2段階のレベルに分かれており、検定日は年に2回です。
ベーシックではCGの歴史や特性、産業分野における利用などの知識、制作スキルの基礎などが出題されます。
一方、エキスパートでは応用的なスキルに加え、制作に関する法律などが出題されます。
また、2次元CGと3次元CG両方のスキルを問われるため、この資格を取得すると、仕事の幅が広がるのではないでしょうか?
近年のゲームはCG技術が使われているものがほとんどなので、非常に有効な資格であるといっても過言ではないでしょう。
同じ公共財団法人画像情報教育振興協会が主催する資格として「CGエンジニア検定」もあるので、気になる方はチェックしてみてください!
マルチメディア検定
マルチメディア検定は、CGクリエイター検定同様、公共財団法人画像情報教育振興協会が主催しています。
レベル、検定日も共にCGクリエイター検定と同様です。
マルチメディア検定は、その名の通り、テレビやスマートフォン、パソコンなどをはじめとする、日常生活にあるすべてのメディアについての幅広い知識が問われる検定です。
その中で、画像や図形処理、映像技術などメディアの処理技術に関する分野もあるため、ゲームデザイナーの仕事に直結する知識を身に付けることが出来ます。
また、日常や社会におけるマルチメディアの応用についての内容なので、ゲームデザイナーでなくても、学生はもちろん、社会人でも取得しておくとアピールできる検定です。
色彩検定
色彩検定は、色彩検定協会が主催し、文部科学省後援の検定です。
その名の通り、色に関する知識や技術を測ります。
色の基礎知識や配色、色彩心理、景観色彩など、色彩に関する幅広い内容を扱います。
レベルは、3級から1級までと、ユニバーサルデザインに関するUC級の4種類、検定日は年に2回です。
デザインにおいて、色彩は切っても切れないものだと思います。
特に、ゲームの世界観を表すためには「色」が重要な鍵を握るのではないでしょうか?
直接的なデザインのスキル資格だけでなく、色彩の資格も持っていると、ゲームデザイナーとしてのアピールポイントが増えるでしょう!
基本情報技術者
基本情報技術者は、国家試験である「情報処理技術者試験」のに含まれる資格の一つです。
プログラマーやシステムエンジニアなどのIT業界で働く人、働くことを考えている人を対象とした試験です。
基礎理論やソフトウェア、システム開発技術などのテクノロジ系の問題が50問、マネジメント系の問題が10問、システム戦略や経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメントなどのストラテジ系の問題が20問出題されます。
基本情報技術者の勉強をすることで、実際にゲームデザイナーの仕事で必要なスキルだけでなく、マネジメントや戦略など、経営に関することも身に付けることが出来ます。
企業のゲームクリエイターになろうと考えている人には、企業に勤めるうえで必要なことも身に付けることが出来るので、この資格を持っていることは非常にアピールできることです!
Microsoft Office Specialist資格
Microsoft Office Specialist(MOS)は、その名の通り、Microsoft Office製品の資格です。
WordやExcelなど、すべてのソフトの機能の理解や処理能力を測ります。
Microsoft Office製品は、バージョンごとに新しい機能が追加されたり、改良されたりするため、バージョンごとに試験が用意されています。
ゲームデザイナーとは言えど、デザインスキルさえ持っていればいいというわけにはいかないこともあるのではないでしょうか?
連絡手段としてOutlookを使ったり、デザイン案のプレゼン資料としてWordやPowerPointを使うこともあるかと思います。様々なデータ管理にはExcelも使えますよね。
どんな職に就いてもMicrosoft Office製品を使う機会は多くあるため、社会人としてこの資格を持っていることに意味があります。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、Webサイト制作においてのデザインやHTMLタグ・CSSなどのコーティング能力を測る資格試験です。
レベルはスタンダートとエキスパートの2種類であり、スタンダートは色彩設計やレイアウト手法などを通してアクセシビリティ・ユーザビリティを考慮したWebデザインが出来ることが求められます。
一方、エキスパートは、CSSを用いてHTMLの構造を維持しながらWebページのレイアウト、デザインを表現できることを求められます。
ゲームデザイナーにとって、Web制作のスキルは必要ないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自身がデザインを担当したゲームのサイトのデザインを任される場合もあるでしょう。
サイト制作まで出来るとなると、企業側も魅力を感じるでしょうし、自身の仕事の幅も広がるのではないでしょうか?
Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は、その名の通りグラフィックツールであるPhotoshopの技術や応用能力を測る資格試験です。
PhotoshopはAdobeが開発している、主に画像編集を行うツールであり、試験のレベルはスタンダートとエキスパートの2種類です。
ファイル操作などの基本的なことから、画像編集、テキスト入力、印刷、保存までPhotoshopを使う際のすべての工程を網羅している必要があります。
近年では、様々な職業において使用されており、大学の授業などで取り入れられていることもあるようです。
デザイナーにとって、Photoshopは頻繁に使うツールの一つであるため、この資格を取得しておくと良いアピールポイントになるのではないでしょうか?
Illustratorクリエイター能力認定試験
こちらもグラフィックツールであるIllustratorの技術や応用能力を測る資格試験です。
Photoshop同様、スタンダートとエキスパートの2種類のレベルが用意されており、DTPファイルやWebデザインパーツの作成能力、指示に従って作品を作る表現力などのコンテンツ制作に関するスキルを測ります。
IllustratorもAdobeによって開発されているツールですが、Photoshopのような画像編集というよりも、1からコンテンツを作成するツールであるため、よりデザイン能力が求められます。
こちらもデザイナーが頻繁に使うツールの一つであるため、取得しておくと良いでしょう!
ゲームデザイナーへの就職が有利になるスキルは?
ここまでは、ゲームデザイナーにオススメの資格をご紹介しましたが、他にはどんなスキルを持っていると就職に有利になるのかを解説していきます!
デザイン力
ゲームデザイナーであるからには、やはりデザイン力は必須です✨
しかし、ゲームデザイナーは自分の好きなようにデザインをして良いわけではなく、ゲームの世界観やストーリーなどに合わせてデザインしなければいけません。
したがって、要望に応える力やゲームの世界観や雰囲気を汲み取って忠実に再現する力も必要となります。
また、自身が携わったゲームのグッズを販売するとなると、グッズデザインも任される場合もあるでしょう?
その場合は、ゲームのファンに求められるデザインや需要のあるデザインを考える能力も必要です。
もちろん、先ほどご紹介した資格試験の中で問われるような色彩能力やコンテンツ作成能力もデザイン力に含まれるためデザイン力と言っても様々な能力が求められます!
プログラミング力
一見、ゲームデザイナーにプログラミング必要なの?と思うかもしれませんが、プログラミングが出来ると有利なこともあります。
プログラミングとは、簡単に言うとコンピューターに指示を出すことです?
プログラミング言語と呼ばれる専用の言語を使って行います。
最近では、初心者でも気軽にプログラミングを始められる参考書が販売されていたり、YouTubeで学んだりする人もいるようです。
プログラミングと聞くと、難しそうなイメージを持つ人もいるかと思いますが、最近は小学生向けのプログラミング教室もあるぐらいなので、一度触れてみてはいかがでしょうか?
コンピューターにプログラミングをすると、高速で大量の情報を処理することが出来るため、作業効率がかなり上がります。
ゲームデザインは、決して楽な仕事ではありません。
数多くの工程をこなす必要があります。
企業に勤めるゲームデザイナーとなると、効率よくタスク処理が出来る人は重宝されますよね。
したがって、プログラミングのスキルを持っていると、ゲームデザイナーとして就職する際に有利になるでしょう✨
ゲームデザイナーの年収はいくら?
近年、数えきれないほどのゲームが普及していますが、気になるゲームデザイナーの年収はどのくらいなのでしょうか?
ゲームデザイナーの平均年収は?
ゲームデザイナーの平均年収は、正社員で約400万円から約500万円と言われています。
また、派遣社員だと時給2000円程度、パートやアルバイトだと時給1200円程度のようです。
勤めている企業や雇用形態、自身のスキルによっても変わってきます。
もちろん、ゲームやゲームのグッズなどの売れ行きに左右されることもあるでしょう。
キャリアアップやスキルアップなど、自分次第でお給料が上がることもあります✨
主な就職先
ゲームデザイナーの主な就職先としてゲームメーカーやゲーム制作会社、IT系企業などがあります。
ゲームメーカーは、ゲームの企画、制作から販売までをすべて自社で行う企業です。
持っているスキルなどに応じた部署に配属される場合もありますし、マーケティングなどゲームデザイナーとしてのスキル以外のスキルが求められることもあります。
ゲーム制作会社は、ゲームメーカーなどから発注を受けてゲーム制作のみを行います。
したがって、とにかくゲームデザインのスキルを重視される場合が多いでしょう。
IT系企業とゲームデザイナーの関係性がいまいちピンとこない人もいらっしゃるかと思いますが、近年アプリ開発部を持っている企業が増えているため、ゲームデザイナーの新しい就職先として注目されています。
このように、ゲームデザイナーといっても、どのような企業に就職するかによって、必要なスキルも異なってくるため、将来を考えてゲームデザイナーになるための勉強をする必要があります。
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Pacific Metaマガジンでは、マイナビクリエーターの評価や口コミなどをまとめた記事を作成しているので、ぜひ読んでみてください!
ゲームデザイナーの資格についてのまとめ
今回は、ゲームデザイナーについてご紹介しました?
ゲームデザイナーは、スキルさえ持っていれば誰でもなることが出来ます!
そのスキルをアピールするために、資格を取得することがおすすめです?
余裕があれば、Web制作やプログラミングも学んで仕事の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
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あなたの持っている才能を活かして、大好きなゲームに携わることが出来るようお祈りしています!
是非夢を諦めずに挑戦してみてください✨