そういえば、ゲームシナリオライターってどの位稼げるのだろうか?
ゲーム業界に興味をもつ方なら一度は気になったことはないでしょうか。
今回Pacific Metaマガジンでは「ゲームシナリオライターの年収について」以下を中心にご紹介します。
- ゲームシナリオライターとは何か
- ゲームシナリオライターの平均年収
- ゲームシナリオライターにおすすめな資格
- ゲームシナリオライターに転職するなら
ゲームシナリオライターについての基本的な知識や年代別の平均収入などについてもご紹介しています。
ゲームシナリオライターの平均年収はいくら?
稼げるのか稼げないのか、人によってイメージは違うかと思いますが、結論としては有名になれば年収1,000万円を稼ぐことも夢ではありません。
ゲームシナリオライターの平均年収は200万~500万ほどと言われています。
さらに売れっ子となるほどの人気ゲームシナリオライターとなれば1,000万円代にものぼります。
かなりの差の開きを感じることでしょう。
そこには企業の規模や業績が関わるのはもちろん、ゲームシナリオライター個人の能力が大きく左右されてくるからです。
例えば全くの初心者がフリーライターとしてスタートした場合、年収200万いく保証はありませんし、下手すれば普通にアルバイトなどで働いた方が稼げるかもしれません。
一方、初心者でも人脈や個人の力である程度の仕事をとることができれば、初年度から少なくとも年収200万円以上は稼げる可能性は高くなります。
それ以上の年収を目指すならば、スキルや経験、人気シナリオライターとなれるかが鍵となってきます。
ゲームシナリオライターの年代別平均年収
年代 | 平均年収(おおよそ) |
20代 | 250~300万弱 |
30代 | 300万前後 |
40代 | 300~400万前後 |
50代 | 500万前後 |
60代以降は引退する者、前線で活躍する者と別れるので一概には言えませんが、年齢に見合うキャリアをもつシナリオライターならば、それまでと変わらないか、それ以上の年収が期待できます。
ゲームシナリオライターが年収を上げる為のコツは?
フリーランスならば結論としては名をあげ、人気になることです。
それに至るまで、こつこつと実績を作り、人脈をひろげ、コンクール等で実力をあげていきます。
名前が売れ、多くの仕事が入るようになれば希望の年収に近づいていくことになります。
企業に所属するなら、人材育成にも力を入れている会社ならば年齢によって実績を積み上げていくことで自然と年収はあがっていくことでしょう。
ゲームシナリオライターはフリーランスより会社に所属する方が年収は高い
基本的には大手企業などに所属する方が年収は高く、安定して働けるでしょう。
フリーランスで駆け出しとなると、初年度年収が200万円前後という話も見かけます。
企業の大小にもよりますが、新卒でも一般の平均年収は期待できます。
新卒ならば、まずは企業に所属して経験を積み、すこしずつ年収をあげていくのがベターかと思います。
ゲームシナリオライターの年収UPを目指す人におすすめの資格
こちらでは必須ではないけれど、持っていると有利な資格をご紹介します。
マルチメディア検定
公式では「マルチメディアに関連するディジタルコンテンツ、情報技術の基本的な知識と、日常生活や社会へのマルチメディアの応用について、幅広い知識を測る」とされています。
マルチメディアに関連する就職をするなら、有利となる資格です。
試験は7月上旬や11月下旬になります。
C言語プログラミング能力検定
ゲームシナリオライターを目指すうえで、持っていれば良い後押しになるだろう資格です。
C言語プログラミング能力検定は、プログラムを作るうえで必須となるC言語をどの程度の水準であつかえるのかを図る検定といえます。
C言語プログラミング能力検定は1級から3級まであります。
検定の時期はすべての級で共通しているのが、6月下旬・1月下旬。
3級のみ9月上旬も受けることができます。
Microsoft Office Specialist
エクセルやワードなどのオフィスソフトに対するスキルを証明できる資格です。
ゲームシナリオライターならばとくにタイピング速度やオフィスソフトを使いこなせなることが前提となるでしょう。
試験方法は2種類あり、最寄りの試験会場で受験する場合は随時。
全国一斉試験の場合は、月1~2回ほど。
ゲームシナリオライターとして年収UPならマイナビクリエイター
マイナビクリエイターはWeb・ゲーム関連の転職支援サービスです。
大手企業の子会社が運営しており、信頼性から安心して利用することが出来ます。
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そのため、現在の職場と比較して年収が高いゲームシナリオライターとしての転職先を紹介してもらえる可能性も十分にあります!
ゲームシナリオライターとして年収UPを目指すならば、まずマイナビクリエイターにご登録するのがおすすめです!
マイナビクリエイターについて、評判から口コミまでご紹介している下記の記事もあわせてご参考ください。
ゲームシナリオライターの仕事内容
ゲームのストーリーに関係する全体を把握したシナリオを考え、作成するのがゲームシナリオライターです。
世界観を考え、それに関わるキャラクターの性格や台詞、キャラクター間の関係、それらの動かし方や演出、アイテム類の説明文、サブストーリーなど、ストーリー展開のすべてを把握し、必要に応じて変更を加えたり反映させていきます。
ゲームをプレイした事がある方は、ご自分がやったことのあるゲームがRPGや恋愛シミュレーションならもちろんのこと、アクションメインのゲームだとしても何らかのストーリーやキャラクター性はあると解るかと思います。
それらを考え、シナリオにするのがゲームシナリオライターです。
作業量は場合によっては膨大になり、責任も大きくなるでしょう。
しかし、ストーリーに引き込まれてゲームをプレイしてもらえる、それによりゲームが人気になっていくとしたら、それは大きなやりがいとなります。
ゲームシナリオライターになるには?
大学を出ていなければいけない?資格がないとなれない?
そんなことはありません。
極端にいえば、新卒でもアルバイトをしている人でも、全くの未経験だとしても仕事をとること、あるいは採用されれば誰でもゲームシナリオライターになることができます。
しかし、大学や専門学校等でプログラミングの知識やグラフィック技術といったゲーム作成に必要なスキルも一緒に身につけるのがスムーズな流れとなるでしょう。
なぜなら、ゲームシナリオライターとしてだけ仕事をすればいい、という企業の人材募集は少ないからです。
関連するスキルをあわせ持つと強みになるに違いありません。
しかし、すでに何らかの学校を出て、また入学するのも難しい…といった場合は、独学で必要スキルを学んでいけば少しずつ年収があがったと語る人も少なくありません。
自分はどういったルートを辿るべきか、将来はどこを目標とするのか、それに至るまでのビジョンを持って考えてみると良いでしょう。
ゲームシナリオライターの年収についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンではゲームシナリオライターの年収についてご紹介しました。
- 平均年収は200万円~500万円前後
- 人によっては1,000万円代も
- 年収の幅は企業所属かフリーランスか、経験やスキル、知名度などによる
- ゲームシナリオライターにおすすめな資格
など、そのほか基本的な情報をお届けしました。
実力次第で高収入も夢ではないので、ぜひ自分にあう方法を見つけてみてください!