ゲーム制作において非常に重要なシナリオ作成。
ゲームのストーリーやキャラクターのセリフなどの作成を専門とするシナリオライターが増えてきています。
そんなゲームシナリオライターを支援する団体もつくられています。
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームシナリオライターをサポートする日本ゲームシナリオライター協会のことについて、以下の内容を紹介していきます。
- 日本ゲームシナリオライター協会とはどのような団体なのか
- 日本ゲームシナリオライター協会に入会する方法について
- 日本ゲームシナリオライター協会で受けることができる講座について
- ゲームシナリオアーカイブについて
ゲームシナリオライターになりたいと思っていても、安定して仕事ができるのか、お金や健康について不安な方も多いかと思います。
本記事では、日本ゲームシナリオライター協会の活動や入会することで受けられる支援についても紹介していきます。
日本ゲームシナリオライター協会とは?
団体名 | 一般社団法人 日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA) |
設立時期 | 2017年6月7日 |
住所 | 東京都調布市小島町2-39-1 センターヴィレッジ101 |
SNS | @info_jagsa |
日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)は、ゲームシナリオライターの資質向上による社会的地位の確立、ならびにゲームシナリオの普及及び質的向上を図ることを目的として設立された団体です。
代表理事である重馬敬さん自身も、コンピューターゲームのシナリオを執筆していました。
その中で、ゲームシナリオライターがお互いに交流する場やライターをケアする組織が欲しいと考えていたそうです。
重馬敬さんや業界関係者のそのような思いから、日本ゲームシナリオライター協会が設立されました。
日本ゲームシナリオライター協会では、ゲームシナリオに関する講演会や確定申告に関するセミナーなどを行っています。
キャリアアップにつながる講座が受けられたり、確定申告や税金について学んだりすることができるのは、フリーランスとして働くことの多いゲームシナリオライターにとって、嬉しい支援ですね。
日本ゲームシナリオライター協会に入会する方法
日本ゲームシナリオライター協会では、公式サイトで会員を募集しています。
入会には条件があり、会員、賛助会員、特別会員いずれかの推薦が必要で、その上で理事会の承認も必要となります。
推薦者が見つからないという方は、事務局にメールで相談してみてくださいね。
入会金はありませんが、年会費12,000円を支払う必要があります。
コンビニ決済、クレジットカード決済、ペイジー(金融機関ATM)決済、口座自動引落の4種類から支払方法を選択することができます。
年会費が少し高いと思われるかもしれませんが、年会費は経費として認められ、領収書の発行もしてもらうことができます。
入会すると、講座やセミナーを会員価格で受けることができたり、文芸美術国民健康保険組合に加入することができるようになったりと、金銭面でも多くのメリットがあります。
ゲームシナリオライター協会で受けられる講座
日本ゲームシナリオライター協会に入会すると、ゲームシナリオライターのスキルアップのためのゲームシナリオ講座やクリエイター講演会、確定申告や税金などについての確定申告対策講座などを受講することができます。
ゲームシナリオ講座は、ゲームシナリオ特有の様々な問題について考えていく講座です。
シナリオ分岐や大量の短編シナリオの執筆方法などについて学ぶことができます。
クリエイター講演会では、有名なクリエイターからゲームに関連する様々な問題などについての話を聞くことができます。
確定申告対策講座では、フリーランスにおける節税法(経費の考え方、小規模企業共済の利用方法など)や健康保険料の支払いなど、実用的な内容を学ぶことができます。
ゲームシナリオアーカイブとは?
日本ゲームシナリオライター協会では、ゲームシナリオアーカイブという取り組みを行っています。
ゲームシナリオアーカイブとは、ゲームシナリオを文化資産として保存、管理し公開していくというものです。
ゲームシナリオは、ゲーム器機の代替わりやサービスの終了などでアクセスできなくなってしまうことがあります。
シナリオを知る機会をつくったり、ゲーム作品を学術的に研究したりするため、ゲームシナリオをアーカイブ化していこうという試みです。
ゲームシナリオライターになるなら代々木アニメーション学院!
ゲームシナリオライターを目指すなら、代々木アニメーション学院がおすすめです。
代々木アニメーション学院は、学校法人ではなく上場企業であるキョウデングループに所属する専門教育機関です。
一般的な大学では受けることが難しい豪華講師陣による授業を受けることができるのが特長です。
実際に業界で活躍しているプロの方の授業を受けることができるので、実践的な知識や技術が確実に身につきます。
代々木アニメーション学院の校舎は、東京、池袋、大阪、なんば、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢と、日本全国に10校あります。
テキストや授業時間数、授業単元、カリキュラムの進行は全校で統一されているため、10校のどこで学んでも同じ技術が身につきます。
そのため、学年の途中で転校することも可能です。
また、代々木アニメーション学院では業界関連企業と連携し、卒業後も就職をサポートしてくれる制度があります。
一般企業への就職や住居サポート、アルバイトの紹介など、充実したサポートが受けられるのも魅力の1つです。
日本ゲームシナリオライター協会についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、「日本ゲームシナリオライター協会はどのような団体なのか」というテーマについて、以下の内容を紹介してきました。
- 日本ゲームシナリオライター協会は、ゲームシナリオライターの資質向上やゲームシナリオの普及、質的向上を図ることを目的として設立された団体である
- 日本ゲームシナリオライター協会に入会するには、会員、賛助会員、特別会員いずれかの推薦、理事会の承認が必要
- 日本ゲームシナリオライター協会への入会金はないが、年会費が12,000円かかる
- 年会費は経費として認めてもらうことができる
- 日本ゲームシナリオライター協会に入会すると、スキルアップや確定申告などに関する講座を受けることができる
- 日本ゲームシナリオライター協会では、ゲームシナリオアーカイブというシナリオを文化資産として保存・管理する取り組みを行っている
- ゲームシナリオライターを目指すなら、さまざまなサポートが受けられる代々木アニメーション学院がおすすめ
ゲームにおいて、シナリオの重要性は日々高まってきています。
今後、ゲームシナリオライターの需要もどんどん高まっていくと思われます。
日本ゲームシナリオライター協会のように、困ったときの受け皿があると働く上でとても安心できますね。
興味をもたれた方は、ぜひ入会を検討してみてください✨