CGクリエイターはCGソフトを使用し、コンピューターグラフィックス(CG)で映像を作成する職業というのはご存知でしょうか。
今回eスポでは、CGクリエイターになるために以下の情報をメインにご紹介いたします。
- CGクリエイターになる手段は?
- 同等の職業
- 平均年収
- スキルや資格について
- おすすめの専門学校
そのほか、おすすめなテキストや就職などについてもとりあげています。
CGクリエイターになるにはどうしたらよい?
CGクリエイターはCGデザイナーとも呼ばれます。
CGクリエイターになるために必須な資格はありません。
独学でもCG制作スキルさえあれば、就職は可能ということになります。
とはいえ、どのように学べばいいのか解りませんよね。
その方法や流れをご紹介いたします。
大学や専門学校でCGデザインを学ぶ
CGクリエイターは、CGの知識はもちろんのこと、デッサン力や芸術的センス、コミュニケーション力、発想力や地道にコツコツと仕事をする根気も必要です。
さらには海外製のソフトを使用するための英語力も必要となるでしょう。
大学や専門学校ならば、それらの必要な資質が総合的に学べます。
たとえばセンスに焦点をあてた場合、他の生徒の作品に触れることで刺激をうけることができます。
多くの作品を見て、実際に自分でも試していくことでより洗練されていきます。
あなたの技術がさらに輝いていくことでしょう。
コミュニケーション力や地道な作業に慣れるといった点でも、学校ならば友人たちと切磋琢磨しあいながら、課題をこなしていくうちに自然と身についていきます。
さらに制作した作品はポートフォリオ(実績)として、就職活動をするときに「こんなこともできます」というアピールになります。
勉強しながら作品をつくり、必要な経験を積むことができるのが最大の利点ではないでしょうか。
将来的にスキルを証明する実績も作れるので、初心者からはじめる方は大学もしくは専門学校への入学がオススメです。
CG映像制作会社などに就職する
大学や専門学校を卒業して就職するか、独学である程度の知識をつけて就職するかに分かれるかと思います。
新卒ならば未経験でも就職は可能でしょう。
しかし、転職や中途採用の場合は何も知識がない未経験では難しいかもしれません。
CGを作成するために必要なソフトのなかには難解なものもあります。
独学をするには少し根気と努力が必要となるでしょう。
少しでもスキルを身につけ、実務を経験し、力をつけていくのが堅実となってきます。
CGクリエイターになるために求められるスキルは?
こちらの項目であげているスキルのほか、海外製のCG制作ソフトを使用するための英語力やセンス、ビジネススキルも必要となってきます。
デッサン力
CGのデザインをするのですから、物の立体感や形を正確に把握するためにも必要です。
コミュニケーション能力
ほとんどの場合がチームで仕事をすることになります。
正しく伝える力や協調性は重要といえます。
発想力
技術の進歩が著しい分野でもあります。
常にあたらしい知識をとりいれ、発想力に転換する必要性もでてきます。
その他のクリエイター職に必要なスキルや適性について詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!
CGクリエイターになるためにおすすめの資格
こちらでは以下のふたつの資格をメインにご紹介します。
CGクリエイター検定
公式では「2次元や3次元のCGの基礎、デザイン、映像制作の基本、 モデリングやアニメーションなどに関する知識を測る」とされる検定です。
アドビ認定プロフェッショナル
スキルや知識の証明はもちろん、なんといっても世界でも使える国際資格です。
世界中のアドビ製品を使用している「クリエイターに共通するスキル」を持つ証明になります。
CGクリエイターになるための勉強におすすめの本
CGクリエイター向けの本に悩んだら、まずこちらをご覧になってみてはいかがでしょうか。
Mayaベーシックス 3DCG基礎力育成ブック
難解なMayaというソフトの機能を説明している初心者向けの本です。
作りながら学んでいくことができます。
CGクリエイターになるためのポートフォリオ制作の教科書
作った作品を実績としてのせる「ポートフォリオ制作」に関する本です。
CG関係に焦点があてられているので、CGクリエイターを目指す方は見ることをオススメします!
Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! !
こちらもMayaのテキストです。
「どうやればモデリングを上手くできるのか」に焦点をあてています。
CGクリエイターになるなら代々木アニメーション学院もオススメ
CGクリエイターを目指すなら、代々木アニメーション学院がおすすめです❗️
なんといっても43年間の歴史をもち、12万人の卒業生をほこっています。
上場企業に所属しているので、信頼感や知名度は抜群で、安心して専門教育を受けられます✨
講師は第一線で活躍するプロが実践指導しています。
現場の生の声を聞くことで不安の解消にもつながるでしょう。
なにより、就職してからも即戦力としての活躍が期待できます。
学費に関しても大学が4年間に対し、専門学校は2年間ですので費用も抑えることができます。
また、代々木アニメーション学院は全国に学校があります。
案外あなたの身近にもあるのかもしれませんね✨
代々木アニメーション学院について気になる方は、ぜひ無料の資料請求をしてみてください!
「代々木アニメーション学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
CGクリエイターにあたる職業について
CGクリエイターといっても、すべてを1人でこなすわけではありません。
制作の段階による役割分担があり、それぞれに名称があります。
モデラ―
デザイン画を元に、重厚感や立体感のある造形にモデリングしていく仕事です。
3Dの細部までつくりこむことになるので、観察力や造形力、想像力といったものが求められます。
エフェクター
映像に炎や爆発、魔法のようなエフェクトを演出するといった特殊な効果を施し、よりリアルでクオリティの高い作品に仕上げていきます。
コンポジター
かんたんに言えば、最後の総まとめをする役割です。
映像の解像度やコントラスト、不要な映り込みを消したりといった調整をして完成させます。
テクスチャーアーティスト
3Dモデラーが作成したモデルに質感をあたえます。
イメージとしては塗り絵に色を塗るように、3Dモデルにテクスチャを貼り付けて本物ぽくしていきます。
CGクリエイターの平均的な年収は?
300万円~500万円が平均で、なかには年収1000万円以上の方もいるようです。
転職系のサイトやクリエイターの本音サイトなどを調べた印象では、20代の方は300万円未満が多く見受けられました。
CGクリエイターのなり方についてのまとめ
今回Pacific MetaマガジンではCGクリエイターのなり方についてご紹介してきました。
まとめると、つぎのようになります。
- CGクリエイターはCGデザイナーとも呼ばれる
- CGクリエイターになる必須の資格はないが、スキルは必要
- 初心者で学ぶなら大学や専門学校がスムーズな流れ
- 新卒なら未経験の就職も可能
- 転職なら少しでもスキルをつけてから
- 平均年収は300万円~500万円、なかには1000万円以上も
- 専門学校なら代々木アニメーション学院がオススメ
このほかには、CGクリエイターにあたる職業や求められるスキル、参考テキスト、オススメな資格などもご案内しています。
独学でも少しずつスキルをつけることで就職も可能です。
学校ならば、求められる幅ひろい知識や経験、実績を積むことができます。
あなたの状況にあわせて、ぜひ検討してみてくださいね。