「映像クリエイターは将来性のある職種なの?」「映像クリエイターってかなり増えたけど需要はあるか気になる?」
近年Youtuberの人気が高まっていることから映像クリエイターの仕事に興味を持つ人が増え、このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは「映像クリエイターの将来性」について以下の内容を紹介します。
- 映像クリエイターとはどんな職種なのか?
- 映像クリエイターの現状と将来性について
- 映像クリエイターになる方法
- 映像クリエイターの月収・年収
- 映像クリエイターのメリット・デメリット
- 映像クリエイターに向いている人の特徴
その他にも有名映像クリエイターについて過去に制作した作品についても解説していきます。
映像クリエイターになりたいけど将来が不安だという方はこの記事を読めば、映像クリエイターの仕事の将来性について知ることができますよ。
映像クリエイターとは?
動画クリエイターとはそもそもどんな職種なのでしょうか?
動画クリエイターはTV番組やCMなどの映像制作の仕事に携わっている人のことをいいます。
近年ではYouTubeなどの映像編集サイトでの映像編集を行う人も増えており、なじみ深い職業の1つになっていますよね。
動画クリエイターというと映像編集者をイメージする方も多いかと思います。
しかし動画の企画や演出を行うディレクターやプロデューサーも動画クリエイターに含まれています。
このように編集から企画、演出まで映像制作に関わる人を映像クリエイターと呼ぶのです。
映像クリエイターの現状と将来性は明るいの?
YouTubeなど動画投稿サイトや映像編集ソフトが普及したことで、将来的に映像クリエイターとしての活躍を夢見る方もいるかと思います。
映像クリエイターを志す方の中には映像クリエイターが将来性のある職業なのか心配している方もいるのではないでしょうか?
ここからは映像クリエイターの現状と将来性は明るいのかどうか解説していきます。
映像クリエイターの現状
結論から言うと映像クリエイターの現状は、成長中であるといえます。
映像クリエイターが成長中の業界といえる根拠には、YouTubeなどの動画投稿サイトの動画需要の高まりにあります。
実はニールセンデジタル株式会社が発表したデータによると2015年から2019年にかけての5年間で、スマホからの動画視聴時間が約5倍にもなったという事実が判明したのです。
このデータからもわかるように多くの人が日々動画投稿サイトを利用しており、大物芸人やタレントの動画投稿サイトへの参入などにより、今後もさらに成長を続けていくと予想できます。
動画投稿には映像クリエイターが欠かせない存在であり、映像クリエイターの需要が高まっているというのが現状なのです。
映像クリエイターの将来性
続いて映像クリエイターの将来性について見ていきましょう。
現状はかなりの需要がある職業でも、新規参入した動画クリエイターが増えることで今後動画クリエイターが飽和してしまうのではと心配している方も多いでしょう。
現在では映像編集ソフトや機材の性能が高く、簡単に映像編集ができるようになっていることからも映像クリエイターのハードルは下がっているものの、字幕を付けたり、簡単なカットのみの映像編集では稼げなくなることが予想されます。
例えば海外の動画であれば英語を日本語に訳した字幕を付けた動画や、日本の動画に英語字幕を付けるなど他のクリエイターとは異なる自分だけの強みを持つことが武器となります。
そのため映像クリエイターとして今後も活躍していくためには、センスや技術を伴った映像編集技術や他の映像クリエイターとの差別化が重要になってくるでしょう。
映像クリエイターになるには?
映像クリエイターになるにはどうすればいいのでしょうか?
一般的には「映像学科」や「グラフィックデザイン学科」などがある専門学校や大学に通い、映像制作のスキルや知識を学ぶという方法がありますが、独学から映像クリエイターになった方も多数います。
独学の場合にはYoutubeの動画を参考にしたり、オンラインスクールなどで学ぶなど学校に通わずとも学習する環境が充実しているのです。
このように映像制作のスキルや知識を身に着けることで、映像制作会社の社員やフリーランスの映像クリエイターとして活躍できるようになるでしょう。
フリーランスの映像クリエイターはクラウドソーシングサービスなどの求人サービスを活用し、クライアントとマッチングし仕事を自分で取りに行く必要があるため、収入が安定にくいというデメリットもあります。
自分が映像クリエイターとして会社所属になるかフリーランスとして活動するかそれぞれのメリット・デメリットを把握しておくことも大切です。
「独学で映像クリエイターを目指す方法」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
映像クリエイターの月収・年収は?
映像クリエイターの月収・年収について調査してみました。
映像クリエイターの平均年収は300万円から600万円の方が多く、月収に換算すると20万円から40万円程になるでしょう。
ここで紹介したのはあくまで平均値で、大手映像制作会社などになれば年収700万円、さらには1000万円近くの収入を得ている映像クリエイターもいるのです。
映像クリエイターの年収を左右する要素としては、所属する会社や立場のほかに、クリエイターとしての技術やセンスも大きな要素の1つなのです。
「映像クリエイターの年収」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
映像クリエイターを仕事にするメリットとは?
Youtubeなど動画投稿サイトの動画の需要が高まっている現在、映像クリエイターを仕事にするメリットとはなんなのでしょうか?
ここからは映像クリエイターを仕事にするメリットを3つ紹介していきます。
将来性がある
映像クリエイターを仕事にするメリット1つ目は、将来性があるという点です。
映像クリエイターは動画投稿サイトの動画需要の高まりから、需要が高まっている職業ということは先ほども紹介しましたね。
最近では新型コロナの流行もあり、外出を自粛し巣ごもり需要が高まったことから、動画投稿サイトを利用する人が増えたことも動画視聴時間の増加につながったと考えられます。
また、動画を使った企業広告やTVの人気芸能人の動画投稿サイトへの参入に加え、5Gの拡大などによって今後さらに動画、映像クリエイターの需要が高まるでしょう。
独学でも目指しやすい
映像クリエイターを仕事にするメリット2つ目は、独学でも目指しやすいという点です。
映像クリエイターは専門学校や大学に通わずとも、現在は独学で学習する環境が整っています。
また、映像編集ソフトや機材の進化により、誰もが手軽に映像編集や映像制作を始められるようになったことから、独学から映像クリエイターを目指しやすくなりました。
昨今では世代を問わず様々な人が映像編集をおこない、Youtubeに動画を投稿していますよね。
反響が目に見える
映像クリエイターを仕事にするメリット3つ目は、反響が目に見える点です。
映像クリエイターが作った動画は動画投稿サイトでは再生数や高評価数など、目に見える形で反響がわかりやすいため、たくさん再生されたり高評価が付けばそれだけモチベーションにつながります。
また、なにより自分の制作した制作物を動画として形に残し、多くの人に見てもらえるという喜びも感じられるのです。
その他にも、コメント欄の評判をみて一喜一憂したり、今後の映像編集のアイデアをもらうこともあるでしょう。
映像クリエイターを仕事にするデメリットとは?
ここまで映像クリエイターの仕事のメリットを紹介しました。
今度は反対に映像クリエイターを仕事にするデメリットについて解説していきます。
常に勉強を続ける必要がある
映像クリエイターを仕事にするデメリット1つ目は、常に勉強を続ける必要がある点です。
映像制作の世界では常に新しい技術が生まれており、映像クリエイターとして活躍し続けるためにはアンテナを高くし、新しい知識やスキルに関する勉強を続けなければいけません。
このような姿勢を持たなければ、時代遅れな動画しか作ることができないため、視聴者に求められなくなってしまうでしょう。
このように映像クリエイターとして日々働きながら、勉強を続けるという環境は人によってはデメリットと感じてしまうこともあるでしょう。
収入を伸ばすにはスキルが必要
映像クリエイターを仕事にするデメリット2つ目は、収入を伸ばすにはスキルが必要な点です。
現在では技術の進歩や学習環境が増えたことで数多くの映像クリエイター新規参入しましたが、その中でも稼げるクリエイターになるにはスキルが求められます。
例えば映像編集スキル以外に迫力のある動画を撮るためのドローン撮影スキルやCG制作スキル、動画には欠かせない音響に関するスキルを持っていることで、他の映像クリエイターと差別化が図れるのです。
逆にいえば他のクリエイターと同じようなスキルしかない場合には、他のクリエイターと競争になったり、低単価案件しか受けられないことにもなるでしょう。
映像クリエイターに向いている人はどんな人?
ここからは映像クリエイターに向いている人の特徴について紹介します。
4つの特徴を紹介しますので、自分が当てはまっているかどうかチェックしてみましょう。
発想力がある
映像クリエイターに向いている人の特徴1つ目は、発想力があることです。
多くの人を惹きつける人気動画を作ったり、日々新しい映像を制作し続けるためには発想力は欠かせません。
発想力とは先天的なものではなく、日々アンテナを高くし様々な情報や他のクリエイターの作品を見ることがセンスや自分の引き出しを増やすことに繋がるのです。
魅力的な動画を制作するためにも様々なものから刺激を受けることが大切なのです。
想像力がある
映像クリエイターに向いている人の特徴2つ目は、想像力があることです。
想像力と発想力は一見同じなのではと思うかもしれませんが、発想力は「アイデアを生み出す力」で想像力は「未体験なことや現実にないことをイメージする力」と少し意味が異なります。
映像クリエイターにとって、どんな動画が求められているのかや具体的なターゲットをイメージする創造力は重要な能力といえます。
コミュニケーション能力がある
映像クリエイターに向いている人の特徴3つ目は、コミュニケーション能力があることです。
映像クリエイターは制作者と技術者によってなりたっているため、動画を円滑に制作したり、より良いものにするためにはコミュニケーションが欠かせません。
また、クライアントの要望に応えるためにも、クライアントがどんな動画を求めているのか、報酬や予算はいくらなのかをすり合わせる必要があります。
そのため、コミュニケーション能力なしではクライアントの要望に応えられず、チームとしての連携もままならないでしょう。
映像クリエイターとして1つの動画を作り上げるためにも、コミュニケーション能力は大切なスキルなのです。
向上心がある
映像クリエイターに向いている人の特徴4つ目は、向上心があることです。
動画の世界は日々新たな技術が生まれているため、常に勉強を続ける姿勢が大切なのです。
また、流行やニーズを理解したり、たくさんの動画を生み出すためにも様々な情報や芸術に触れる必要があります。
このように映像クリエイターは常に勉強したり、情報を収集することが求められているため向上心を持つ人が求められるでしょう。
その他のクリエイター職に必要なスキルや適性について詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!
有名な映像クリエイターを紹介
有名な映像クリエイターを過去作品や経歴について見てみましょう。
ここで紹介する映像クリエイターは山田健人さんです。
山田健人さんはアーティストのMV制作や自身も音楽ユニット「yahyel」のメンバーとしてVJを担当するなど映像クリエイターとして幅広い活動をしています。
Suchmosや米津玄師さんといった人気アーティストのMVを手がけ、宇多田ヒカルさんの「忘却 featuring KOHH」では第16回MTV Video Music Awards Japanで最優秀コラボレーションビデオ賞を受賞するなど輝かしい実績を持った人物なのです。
そんな有名映像クリエイターの山田健人さんですが、映像制作に打ち込むようになったのは大学生のころからで、その後はフリーランスとして活動をされていました。
映像クリエイターの勉強をするなら代々木アニメーション学院!
映像クリエイターの勉強をするには専門学校や大学に通う方法が一般的とのことですが、どの学校に通えばいいのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでPacific Metaマガジンでは映像クリエイターを目指す方に代々木アニメーション学院をオススメしています。
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映像編集に関してはテロップやカットなど基礎的な編集技術から、BGMやエフェクトに関する技術を身に着け、高クオリティの映像制作ができるクリエイターになれるでしょう。
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映像クリエイターの将来性についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは「映像クリエイターの将来性」について以下の内容を紹介してきました。
- 映像クリエイターは5Gの拡大や動画市場の拡大により今後も需要が高まる職種であり、将来性もある。
- 映像クリエイターは映像編集ソフトや独学でも映像制作を学習できる環境が整っていることから、さらに多くのクリエイターが生まれる時代になる。しかし、簡単な編集技術では高い収入を得ることは困難になり、今後は映像編集以外のスキルや他のクリエイターとの差別化が必要になる。
- 映像クリエイターとして活躍し続けるためにも、日々生まれる新たな技術を学び続ける姿勢をもつことや芸術作品や読書など色々な情報をキャッチする能力が大切。
映像クリエイターは今後も需要が高まる職種であることがわかりましたが、映像クリエイターとして生き残るためには他のクリエイターにないスキルやセンスを磨く向上心を持ち続けることが大切といえますね。