様々な映像を制作することを仕事にしている方を映像クリエイターといいます。
テレビ制作にかかわるディレクターや、映画での映像編集、YouTuberなどの動画制作などが映像クリエイターと言われる職業です。
また、最近ではコロナの影響で在宅でできる仕事を探す人も多いため、フリーランスの映像クリエイターとして自宅で動画編集の仕事をしている方も増えているようです。
このように、様々な働き方を選ぶことのできる映像クリエイターは今後、ますます注目される将来性のある仕事だといえるでしょう。
そこで今回Pacific Metaマガジンは、そんな映像クリエイターを目指す方のためにおすすめの専門学校について調べました。
- 映像クリエイターになるためにオススメの専門学校ってどこ??
- 映像クリエイターになるために専門学校をおススメする理由ってなに?
- 映像クリエイターの専門学校に通うメリットとデメリットってなに?
- 映像クリエイターになるにはどんな方法がある?
- 映像クリエイターになるために必要な資格はある?
- 映像クリエイターは稼げる?平均年収は?
映像クリエイターを目指す方は、ぜひ最後まで見てくださいね!
映像クリエイターを目指せるオススメ専門学校
Pacific Metaマガジンがオススメする映像クリエイターの専門学校についてまとめます!
とくにおすすめの専門学校は代々木アニメーション学院とアミューズメントメディア総合学院になります。
学科や学部、有名な卒業生や就職率など記載していますので、ぜひ参考にしてください。
代々木アニメーション学院
学部・学科・コース名 | YouTuber科 |
有名な卒業生 | – |
就職率 | 在学中にデビューできる |
所在地 | 東京、大阪など全国10都市 |
公式HP | 代々木アニメーション学院 |
代々木アニメーション学院のYoutuber科は2020年に開校した学科になります。
最新VR機器を導入し、Youtube投稿に必要な撮影、編集などのスキルを基本から学ぶことができます。
一番のオススメポイントは、なんといっても現場で実際に働くプロから学ぶことができる点です。
そのため、最前線の技術を学生のうちから身につけることができるため、卒業後は即戦力になれます。
1年次は、主に基礎知識を中心に学び、2年次は、映像クリエイターに必要な動画編集の講座を学ぶことができるだけでなく、Youtuberとして在学デビューをすることができます。
学生のうちからデビューし、プロの指導を受けながら動画制作をする経験は、貴重な経験になりますね。
より詳しい情報について気になるという方は、ぜひ資料請求をしてみてください!
また、「代々木アニメーション学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
アミューズメントメディア総合学院
学部・学科・コース名 | ゲーム・アニメ3DCG学科 |
有名な卒業生 | – |
就職率 | 公式発表ないが就職デビュー実績をまとめたサイトあり |
所在地 | 東京、大阪 |
公式HP | アミューズメントメディア総合学院 |
アミューズメントメディア総合学院のゲーム・アニメ3DCG学科では、映像編集の基礎から3DCG等のハイレベルな映像編集まで幅広く技術を身につけることができます。
在学中に映像制作の基礎を何度も練習し、基礎をしっかり理解し、応用を学ぶため現場で活用できる確かな技術を身につけることができます。
また、就職率の公式発表はありませんでしたが、在学中にインターンシップとして会社で実際に働くことができたり、企業の人事担当の方を呼び、学内で面接を行うなど、現場との強いつながりがあります。
そのため、実力が認められれば、それがそのまま就職につながるため就職のチャンスがどの学生にもあることが魅力です。
会社にて直接学ぶことのできる経験は、職場の雰囲気もわかりますし、就活の際に役立つでしょう。
アミューズメントメディア総合学院も、無料で資料請求をすることができます!
また、「アミューズメントメディア総合学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
東京工学院専門学校
学部・学科・コース名 | 映像メディア学科・動画クリエイターコース |
有名な卒業生 | – |
就職率 | 100%(2019年度) |
所在地 | 〒184-8543 東京都小金井市前原町5-1-29 |
公式HP | https://www.technosac.jp/eng/ |
東京工学院専門学校は、動画編集や、配信などの動画配信のための技術を磨き、クリエイターとして必要な技術を身につけることができます。
1年次は映像を制作するために必要な基礎知識を学びます。
2年次になると、学生同士でチームを組み、映像制作をします。
企画・内容・脚本だけでなく出演者の選定も行うようです。
また、各種学校内で行われるイベントの収録や配信も学生が行うので、実践に近い授業内容となっています。
HAL東京
学部・学科・コース名 | CG・デザイン・アニメ4年生学科 CG映像コース 昼間部 |
有名な卒業生 | 東 勇也(AKB48など人気アイドルグループの映像制作に関わる) |
就職率 | 100%(2021年度) |
所在地 | 東京・大阪・名古屋・パリ |
公式HP | https://www.hal.ac.jp/tokyo/course/cg_movie |
HALでは、プロ用のCG機械を導入しているので、即戦力として現場でいかせる技術を学ぶことができます。
また、4年制でありゆとりを持った教育プログラムになっているため、映像制作について知識がゼロの方でも、4年後にはプロになれる技術をみにつけることができます。
また、卒業後にHALのパリ校への留学をすることもでき、世界を見据えた活躍を目指している方には特におすすめとなっています。
日本電子専門学校
学部・学科・コース名 | CG映像制作科 |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 92.6%(年度記載なし) |
所在地 | 〒169-8522 東京都新宿区百人町1-25-4 |
公式HP | https://www.jec.ac.jp/course/cg/av/ |
日本電子専門学校は、映画やドラマ制作など、ほかにも様々な映像制作で求められるVFXを学ぶことができます。
VFXの技術については、現場経験豊富な講師が指導しており、VFXに関わる全行程を身につけることができるのが特徴です。
現場で役立つスキルを学べるため、卒業後、すぐに有名なミュージシャンのミュージックビデオ制作に関われる卒業生も多くいるようです。
東京デザインテクノロジーセンター
学部・学科・コース名 | CG映像クリエイター専攻 |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 100%(2011~2020年度) |
所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-11-10 |
公式HP | https://www.tech.ac.jp/course/list/cg/ |
東京デザインテクノロジーセンターは、在学中に映像クリエイターに必要なソフトウェア技術を習得することができます。
企業から課題をもらい、作品制作を行うので即戦力としてみるみる力が身に付きます。
一番の特徴は、4年制大学卒業と同等の資格である高度専門士の資格を取得できることです。就職の際に役に立つかもしれませんね!
東放学園
学部・学科・コース名 | 放送芸術科 2年制/職業実践専門課程 |
有名な卒業生 | 松崎 秀峰さん(炎の体育会TVディレクター) |
就職率 | 公式発表なし |
所在地 | 〒168-0063 東京都杉並区和泉2-4-1 |
公式HP | https://www.tohogakuen.ac.jp/toho/art/ |
東放学園は、あのTBSの教育事業本部から生まれた学校として、業界に強いパイプを持つ学校です。
そのため、就職率こそ公式発表はありませんが、テレビ業界の大手に就職している卒業生が多くいます。
現役のテレビスタッフからの講義や、映像制作に関わる技術、Webコンテンツの制作も学ぶことができるため、映像クリエイターだけでなく幅広い職種を選択できるのも魅力です。
大阪総合デザイン専門学校
学部・学科・コース名 | クリエイティブ学科/デジタルクリエイティブコース |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 92.1%(2018年度) |
所在地 | 本館・中津校舎(大阪) |
公式HP | ttps:h//www.oscd.jp/course/creative/ |
大阪総合デザイン専門学校は、世界で求められる最新の技術を使用し創造性の高いコンテンツ制作のできるクリエイターを目指すかたにおすすめとなっています。
最先端で活躍する講師陣による確かなカリキュラムとなっており、3DCGの技術を2年で習得することができます。
卒業までに様々なグラフィックツールを学ぶことができるほか、専用の制作スタジオも完備されており、様々なコンテンツ制作に対応できる学習環境になっています。
情報科学専門学校
学部・学科・コース名 | web技術科 |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 97.1%(2020年) |
所在地 | 〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-17 相鉄岩崎学園ビル |
公式HP | https://isc.iwasaki.ac.jp/courses_t/web_system.html |
情報科学専門学校のweb技術科では、webのプロを目指すことができる専門科となっており、映像制作に必要な資格試験の対策を受講することができます。
そのため、結果として卒業までに映像制作の技術をみにつけることができます。
就職サポートや資格取得対策も充実しているため、おすすめです。
中央情報大学校
学部・学科・コース名 | ネット動画クリエイター学科/動画制作専攻 |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 100%(2021年) |
所在地 | 〒370-0841 群馬県高崎市栄町13−2 |
公式HP | https://www.chuo.ac.jp/cid/department/internet-video-creator |
中央情報大学校では、映像制作に必要な技術を学ぶのはもちろん、人を惹きつける魅力的な企画の考え方についても学ぶことができます。
何度も動画制作を行うため、制作毎に自分にあった制作方法を模索することができるでしょう。
専門学校 九州ビジュアルアーツ
学部・学科・コース名 | CG映像学科 |
有名な卒業生 | なし |
就職率 | 100%(何年度か記載なし) |
所在地 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-8-24 |
公式HP | https://www.kva.ac.jp/course/cg_vfx/ |
専門学校 九州ビジュアルアーツは、2年間で専門性の高い映像制作の技術を習得することができます。
また、ポートフォリオの制作もプロが指導してくれるので、就職の際に自分の技術を示すために役立つでしょう。
講師陣に、ハリウッドの映画製作に携わっている方がいたりと、世界で活躍している方が多いのも魅力です。
映像クリエイターを目指す際に専門学校へ通うメリット
専門学校に通うメリットは、基礎を身につけることができる、即戦力となれる、就職率が高いことがあげられます。
以下で詳しく解説します!
基礎をしっかりと身に付けられる
映像系専門学校の多くが、1年次にしっかりと基礎を押さえ、2年次に発展させるカリキュラムを組んでいます。
そのため、映像制作について知識がゼロの方でも卒業後には映像制作のプロとして働くことができる知識をみにつけることができます。
即戦力としての技術を学べる
映像系専門学校では、実際に現場で働くプロの方が講師をしている場合が多く、今まさに現場で使用している知識を身につけることができます。
また、映像制作するために必要な機材も最先端のものを使用している場合が多く、その使用方法を卒業までに習得できます。
映像コンテンツ制作に必要な資格試験取得のサポートをしている学校もあります。
そのため、卒業後にはすぐに現場で即戦力として働くことができるようになります。
就職率が高い
業界とのパイプをもっている学校が多くあり、卒業後の就職率は90~100%と高くなっています。
就職サポートが充実しているほか、在学中に企業から直接依頼を受けて課題を制作することもあるため、実力を認められれば、そのまま就職!ということもあるようです。
映像クリエイターを目指す際に専門学校へ通うデメリット
専門学校に通うメリットについて紹介しましたが、逆にデメリットとしてあげられるのは、学費の高さ、進路変更の難しさです。
以下で、詳しく解説します。
学費が高い
最先端機器を導入していたり、世界で活躍しているような現役のプロを講師として雇っています。
そのため、大学に比べると学費は抑えられますが、それでもある程度の金額は必要になります。
専門科目しか学べないので路線変更が難しい
専門学校は、よくも悪くも映像制作技術の専門科目に特化しています。
そのため、映像制作について深く学ぶことができ、それが魅力でもあるのですが、逆に映像制作以外の道を選択したくなっても、路線変更が難しいことが懸念されます。
専門学校以外の手段で映像クリエイターになるには?
映像クリエイターになる方法は、専門学校へ通う以外に、大学へ通う、専門スクールで学ぶ、独学で学ぶことの4つが考えられます。
それぞれの特徴についてまとめました。
大学へ通う
美術大学や、映像・芸術大学への進学でも映像クリエイターを目指すことができます。
しかし、学費が専門学校に比べ高額になることが多く、美術大学については受験対策にデッサンなどの対策も必要になってきます。
主に、制作側のプロデューサーなどを目指すかたにおすすめです。
専門のスクールに通う
専門学校と同じように、映像制作に関する技術を身につけることができます。
しかし、民間のスクールになりますので学歴にはなりません。
社会人向けのスクールやオンラインスクールなどもあり、様々な生活環境に合わせた学び方を選べる点は魅力的だといえるでしょう。
独学で学ぶ
自分で自由に学ぶ時間を選びたい方や学費をおさえたいかたには、独学で映像クリエイターにある方法もあります。
しかし、専門学校のように就職サポートがあるわけではないため、会社に就職することは難しいようです。
まずは、フリーランスから始める必要がありますが、仕事を取れるかは、その人の腕次第ということになるため収入面での不安定さが懸念されます。
「映像クリエイターになるための独学での勉強法」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
映像クリエイターに資格は必要?
映像クリエイターになるために、資格は必要なのでしょうか?
以下、映像クリエイターになるために必要な資格について調べましたのでご参照ください。
映像クリエイターになるために現在、必要になる資格はありません。
しかし、自分の実力を客観的に認めてもらうために、映像制作に関する資格をみにつけておくとよいでしょう。
映像クリエイターに役立つ資格には以下があります。
映像クリエイターの平均年収は?
映像クリエイターの年収は、平均で約448万円(引用元:映像制作の仕事の年収・時給・給料)のようです。
給与幅は、281~778万円と開きがあることが特徴なので、クリエイター個人のスキルや経験によって年収が大きく変わります。
日本の平均年収が、約433万円であるため、映像制作のスキルを磨くことができれば、平均よりも多く稼ぐことができます。
自分の実力、努力で年収をアップさせる可能性がある映像クリエイターは将来性が高く夢のある職業といえるのではないでしょうか?
「映像クリエイターの年収」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
映像クリエイターの勉強ができる専門学校についてのまとめ
今回、Pacific Metaマガジンでは映像クリエイターになるための専門学校について以下の内容を中心にまとめました。
- 映像クリエイターになるためには専門学校に通うことがおすすめ
- とくにおすすめの専門学校は代々木アニメーション学院とアミューズメントメディア総合学院!
- 映像クリエイターになるために必要な資格はない
- 映像クリエイターは自分の技術を磨くと年収をアップさせることのできる将来性のある職業
映像業界は、映像制作技術の発展とともに、その市場をどんどん伸ばしており将来性のある業界といえます。
そのため今後も映像クリエイターの需要は伸び続け活躍の場は広がるでしょう。
今こそ、専門的な技術を身につけ映像業界で活躍するチャンスです!
この記事が、映像クリエイターを目指すかたの参考になると嬉しいです。