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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

21Sharesが欧州でZECとETHFIの現物担保型ETPを上場。主要暗号資産以外へ投資商品を拡充する方針

暗号資産運用会社の21Sharesは、ユーロネクスト・パリおよびアムステルダムにおいて、Zcash(ZEC)およびEther.fi(ETHFI)の現物担保型ETP(上場投資商品)を上場しました。今回のZcash ETPの立ち上げは米国でのETF上場に続くものであり、欧州市場では初の事例となります。発行企業が主要な暗号資産の枠を超えて提供商品の多様化を進めている動きを反映したものとみられます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイト編集方針をご覧ください。

欧州初のZEC ETP上場と取扱資産の拡大

21Sharesは、プライバシー機能を持つ暗号資産であるZcash(ZEC)および分散型金融(DeFi)プロトコル関連のEther.fi(ETHFI)を裏付けとする現物担保型ETPの取引を、ユーロネクスト・パリとユーロネクスト・アムステルダムで開始しました。

米国市場においてGrayscaleによるZcash ETFの上場が行われたことに続く動きであり、欧州市場においては初めてZcashに連動するETPが導入された形となります。暗号資産投資商品の分野ではこれまでビットコインやイーサリアムといった大型銘柄が中心でしたが、運用各社が主要暗号資産以外のトークンへも取り扱いラインナップを広げている実態が示されています。

規制市場におけるアルトコインアクセスの進展

今回の現物担保型ETPの上場により、欧州の投資家は暗号資産を直接保有・保管することなく、既存の証券口座を通じてZECやETHFIへの投資機会を得られるようになるとされています。

発行各社が主要銘柄以外の資産を裏付けとする商品を相次いで整備している背景には、規制された伝統的な取引所インフラを通じて、より幅広いアルトコインや特定の機能を持つトークンへのエクスポージャーを確保したい市場の需要があるとみられます。

ポイント

  • 21Sharesがユーロネクスト・パリおよびアムステルダムにZECとETHFIの現物担保型ETPを上場した点
  • 米国でのETF上場に続き、欧州市場において初となるZcashのETP取引が実現した点
  • ETP発行企業が主要暗号資産にとどまらず、取扱商品の幅を拡大している点
  • 証券口座を通じて主要銘柄以外の多様な暗号資産へアクセスする環境が整備されつつある点

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