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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

Zanoがブロックチェーンをロールバック。Gateway Address不正利用を受け約1か月前のハードフォーク直前に巻き戻す方針

プライバシー重視のブロックチェーンであるZanoは、Gateway Address(ゲートウェイアドレス)を対象とした不正利用(エクスプロイト)を受け、ブロックチェーンを約1か月分ロールバックしました。同ネットワークは、当該機能が導入された「ハードフォーク6」の直前にあたるブロック高で再起動されています。ブロックチェーンの履歴を約1か月分巻き戻す措置は異例であり、不正利用への緊急対応として実施されたものと見られます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

不正利用に伴うロールバックの実施

Zanoは、Gateway Addressに関連する脆弱性を突いた不正利用が発生したことを受け、ブロックチェーンの履歴を巻き戻す措置を実施しました。今回の対応により、ネットワークはGateway Address機能が実装されたハードフォーク6の直前のブロック高から再起動されています。なお、Zanoはプライバシー保護技術を用いたレイヤー1ブロックチェーンとされています。

技術的背景と対応

Gateway Addressは、ハードフォーク6によって新たにネットワークへ導入された機能でした。しかし、この機能に関わるエクスプロイトが確認されたことから、プロジェクト側は当該機能が導入される直前の状態までチェーンを巻き戻す判断を下したと見られます。約1か月前という長期間にわたるブロックチェーン履歴のロールバックは極めて異例の措置であり、不正利用の影響を排除するための抜本的な復旧策として行われたものと見られます。

ポイント

  • ZanoがGateway Addressを標的とした不正利用を受け、ブロックチェーンを約1か月分ロールバックしました。
  • ネットワークはGateway Addressが導入されたハードフォーク6の直前にあたるブロック高で再起動されています。
  • 約1か月分におよぶブロックチェーン履歴の大規模な巻き戻しが実施された点において、インシデントへの緊急対応として注目されます。

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