Amazon Web Services(AWS)は、ブロックチェーン管理サービス「Amazon Managed Blockchain(AMB)」のサポートを2027年9月29日に終了すると公式ドキュメントで告知しました。新規顧客の受け付けは2026年10月29日に停止される予定で、既存顧客はサポート終了日までに別の環境へシステムを移行する必要があります。同サービスは2019年以降、大手企業の情報管理やビットコイン、イーサリアムを活用したWeb3アプリの開発基盤として利用されてきたため、現在運用中のシステムを抱える事業者には早期の対応が求められます。
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新規受付の停止とサービス移行のスケジュール
AWSが公表した移行計画によると、AMBの新規顧客の受け付けは2026年10月29日をもって停止されます。既存の顧客については、2027年9月29日までは通常どおりサービスを利用することが可能です。
ただし、2027年9月29日のサポート終了後はサービスの全機能にアクセスできなくなります。AMBを利用してアプリケーションやシステムを運用している事業者は、サービス終了期日までに代替環境への移行を完了させる必要があり、AWSは利用者に対して早期に移行計画を策定するよう促しています。
AMBのこれまでの歩みと提供されてきた機能
AMBは、ブロックチェーンの構築や運用に伴う設備管理などの負担を軽減し、企業がアプリケーション開発に専念できるようにするサービスとして、2019年4月30日に一般提供が開始されました。日本市場向けには同年5月2日に提供が始まっています。
提供開始の初期には、食品大手のネスレや米通信大手のAT&T、シンガポール取引所(SGX)が利用企業として挙げられていたほか、日本国内でも2019年6月にソニー・ミュージックエンタテインメントが音楽の権利情報を処理するシステム基盤として導入しました。その後は企業向けの情報管理基盤にとどまらず、ビットコインやイーサリアムのネットワークへの接続、取引履歴や残高の取得といった機能にも対応領域を広げ、Web3アプリケーションの開発を支援してきました。
ポイント
- AWSがブロックチェーン管理サービス「Amazon Managed Blockchain(AMB)」のサポートを2027年9月29日に終了することを決定しました。
- 新規顧客の受け付けは2026年10月29日に停止され、既存顧客は2027年9月29日までに他環境への移行対応が求められます。
- 2019年の提供開始以降、ネスレやソニー・ミュージックエンタテインメントなどの大手企業に採用されてきた実績があります。
- ビットコインやイーサリアムへの接続や残高取得などWeb3開発支援にも活用されていたため、稼働中システムの移行スケジュールの早期確保が必要となる点で注目されます。
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