NEAR Intentsのゼネラルマネージャー(GM)は、プロトコルから不正流出したハッキング資金約380万ドルが全額返還されたことを明らかにしました。公開されていたビットコイン回収用ウォレットには、約34.59 BTCの着金が確認されています。NEAR Intentsは、ブロックチェーン間の資産交換などを支援するクロスチェーン取引プロトコルとされています。同プロトコルは資金返還の発表に先立ち、失われた資金を全額補償することをすでに公約していました。
クリプトマーケットの動きは、総研プライムの週刊レポート「週刊クリプトマーケット」で毎週追っています。最新号を読む(初月無料)
株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。
380万ドル相当の流出資金回収とビットコインウォレットへの着金
NEAR Intentsのゼネラルマネージャーによると、ハッキング被害に遭っていた約380万ドルの資金が全額返還されたと報告されました。
プロトコル側が事前に公開していたビットコイン回収用ウォレットアドレスには、約34.59 BTCが受領されています。NEAR Intentsは異なるネットワーク間での取引を容易にするチェーン抽象化インフラなどを提供しているとされており、今回の着金によって流出資産の回収が進められた形となります。
事前に表明されていたプロトコルによる全額補償方針
NEAR Intentsは、今回の資金返還が完了する前の段階から、流出した資金の全額を補償する方針を表明していました。
プロトコル側が早期に全額補償の姿勢を打ち出していたことに加え、流出資金そのものが回収用ウォレットへ戻されたことで、利用者資産の損失を防ぐための措置が講じられたものと見られます。
ポイント
- NEAR Intentsのゼネラルマネージャーが、ハッキングにより流出した約380万ドル全額の返還を公表した点
- 公開されていたビットコイン回収用ウォレットに、約34.59 BTCの着金が確認された点
- 資金の返還に先立ち、プロトコル側が失われた資金を全額補償することを事前に誓約していた点
- 事前の補償方針と実際の資金回収により、利用者保護に向けた対応が取られた点