資産運用会社のBrevan Howardが、Ripple Primeを活用して複数資産(マルチアセット)を対象としたブローカレッジ、清算、および資金調達(ファイナンシング)を行う方針を明らかにしました。Ripple PrimeはBrevan Howardに対してこれらの包括的なプライムブローカレッジサービスを提供する予定です。両社は過去にBrevan Howardが米Rippleに出資した関係にあり、今回の採用によって双方の連携が一段と深まる形となります。伝統金融市場とデジタル資産市場が交わるなかで、大手ヘッジファンドが暗号資産企業の金融インフラを本格的に導入する動きとして注目されます。
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複数資産に対応する業務基盤の提供
今回の決定により、Brevan HowardはRipple Primeを通じて複数資産の取引執行、清算、資金調達の各機能を利用することになります。Ripple Primeは、米Ripple社が機関投資家向けに展開しているプライムブローカレッジサービスとされています。
通常、プライムブローカー(機関投資家向けの総合証券取引・管理支援サービス)は、顧客であるファンドに対して取引の仲介や決済、担保管理、資金調達などを包括的に支援します。Brevan HowardはRipple Primeのプラットフォームを活用することで、多様な資産クラスにまたがる取引管理や資金運用の効率化を図る狙いがあると見られます。
資本関係から実務利用への関係深化
Brevan HowardとRipple社は、もともとBrevan Howard側によるRipple社への投資を通じて関係を構築していました。今回の契約拡大は、従来の投資家と投資先という枠組みを超え、実際の運用業務を支えるインフラとしてRipple社のサービスを導入することを意味します。
大手機関投資家が自社のコアな運用業務において暗号資産発の金融インフラを採用することは、デジタル資産関連技術が伝統的な金融取引環境においても実用に耐える水準に達していることを示す事例の一つになると考えられます。
ポイント
- Brevan Howardが複数資産のブローカレッジ、清算、資金調達にRipple Primeを採用します。
- Brevan Howardによる過去のRipple社への投資関係から、実務インフラの利用へと両社の連携が深化しました。
- 機関投資家が求める包括的なプライムサービスをデジタル金融基盤が提供する点において注目されます。
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