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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

トルコ当局がHex創業者リチャード・ハート氏を拘束。400万ドルと時計64個などを押収

暗号資産プロジェクト「Hex」およびレイヤー1ブロックチェーン「PulseChain」の創業者として知られるリチャード・ハート氏が、トルコのイスタンブールで拘束されたと報じられました。今回の措置は、フィンランド当局の要請に基づいて国際刑事警察機構(インターポール)が発行した赤手配書(国際逮捕手配書)によるもので、加重脱税の容疑が持たれています。現場からは数百万ドルの現金や多数の高級品が押収されたと伝えられており、国際的な法執行機関の連携が暗号資産業界の著名創業者に及んだ事例として関心を集めています。ただし、現時点で現地の警察当局による公式な確認発表は行われていません。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

イスタンブールでの身柄拘束と押収品の状況

現地メディアの報道によると、トルコ警察および情報機関の担当者が、イスタンブールのベシクタシュ地区にあるハート氏の拠点を対象に作戦を実施し、同氏の身柄を拘束しました。

捜索現場では、現金、携帯電話、宝飾品、銃器が押収されたと報告されています。トルコの現地報道によると、押収された現金は400万ドルに達し、さらに64個の時計も含まれていたと伝えられています。ただし、報道各社によると、トルコ警察当局による公式な身柄拘束の確認はまだ行われていない状況です。

フィンランド要請の赤手配書とこれまでの法的経緯

インターポールの公開記録によると、今回の拘束手続きはフィンランドを要請管轄区域とする赤手配書に基づいています。容疑として挙げられているのは加重脱税(悪質な脱税行為)です。

ハート氏をめぐっては、以前に米証券取引委員会(SEC)による別件の法的追及が行われていましたが、その民事訴訟は2025年に棄却された経緯があります。過去の米国規制当局による訴訟が棄却された一方で、フィンランド当局の刑事告発に端を発する国際的な法執行手続きが進展した形となります。

ポイント

  • トルコの警察および情報機関が、HexおよびPulseChainの創業者であるリチャード・ハート氏をイスタンブールで拘束したと報じられました。
  • 現場からは400万ドルの現金や64個の時計、携帯電話、宝飾品、銃器が押収されたと伝えられていますが、現地の警察当局による公式確認は未完了の状態です。
  • 今回の身柄拘束は、フィンランド当局の要請によりインターポールが発行した加重脱税容疑の赤手配書に基づくものです。
  • ハート氏に対する米SECの訴訟は2025年に棄却されており、過去の民事訴訟とは異なる国際的な脱税事案として捜査が進められている点で注目されます。

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