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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

セキュリティ企業SocketがFirefox上の偽ウォレット拡張機能16件を検出。Mozillaが10月5日までに非公開化の対応

セキュリティ企業のSocketが、ウェブブラウザFirefox向けに配信されていたRabbyおよびOKXウォレットを偽装した16件の不正な拡張機能を発見しました。Socketによると、ブラウザを運営するMozillaは10月5日までにこれらのアドオンを非公開化する措置を完了したとされています。一方で、一度リカバリーフレーズが攻撃者に流出したウォレットについては、偽の拡張機能を端末から削除するだけでは安全性を確保できないと指摘されています。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

偽ウォレット拡張機能の検出とMozillaによる公開停止

セキュリティ企業であるSocketは、Firefoxの拡張機能プラットフォーム上で、人気ウォレットであるRabbyおよびOKXを模倣した偽のアドオン16件が公開されていたことを確認しました。RabbyやOKXは暗号資産の保管や分散型アプリケーションとの接続に広く用いられているウォレットとされています。

Socketの報告によると、Mozilla側は10月5日までに該当する16件のアドオンをすべて非公開化(公開停止)しました。これにより、新たなユーザーがプラットフォームから不正な拡張機能を誤ってダウンロードするリスクは遮断されたと見られます。

リカバリーフレーズ漏洩に伴う資産管理上のリスク

今回の事案においてSocketは、該当する拡張機能をアンインストールして削除するだけでは、すでにリカバリーフレーズが流出してしまったウォレットの保護にはならないと警告しています。

リカバリーフレーズは暗号資産ウォレットの復元や取引の承認に直接関わる根幹の機密情報です。悪意のある拡張機能に入力して外部へ漏洩してしまった場合、第三者が別の環境からウォレットを復元して資産を移動させることが可能となるため、ブラウザ上の拡張機能を削除しただけでは根本的なリスクを排除できないと見られます。

ポイント

  • セキュリティ企業のSocketがFirefox上でRabbyとOKXを偽装した16件の不正拡張機能を検出した点
  • Mozillaが10月5日までに該当アドオンの非公開化を実施した点
  • 拡張機能を削除しても流出したリカバリーフレーズの安全性は回復しないと警告されている点
  • 機密情報が漏洩した場合には単純なアプリ削除にとどまらない資産保護対応が求められる点

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