リキッドステーキングプロトコルのDivaが、計画されていたメインネットのローンチを中止し、プロジェクトの終了に向けて初期ステーカーへ預け入れ資産の引き出しを求めていることが明らかになりました。公開前の保管庫には約654.5 ETHが残存しているものの、終了声明において代替となるガバナンストークンDIVAの配布は行われない方針が示されています。長期間にわたりローンチを待機していた初期支援者に対する補償策が提示されない形での撤退となり、プロトコルローンチ前におけるインセンティブ設計やリスク管理の観点から注目されています。
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メインネット公開の中止と初期ステーカーへの資産引き出し案内
Divaはメインネットでの正式公開を行わないまま、プロジェクトの巻き戻し(シャットダウン)を行う決定を下しました。これに伴い、ローンチを見越して事前に資産を預け入れていた初期ステーカーに対して、資金を引き出すよう案内が出されています。
Divaは分散型バリデータ技術(DVT)を活用したイーサリアム向けリキッドステーキングプロトコルとして開発が進められていたプロジェクトとされています。初期参加者を募るために設置されていた2つの事前ローンチ用ヴォールト(資産保管庫)には、現時点で合計約654.5 ETHの資産が確認されています。
代替となるDIVA配布の不存在とその影響
今回のプロジェクト終了に関する公式声明では、期待されていたDIVAトークンの配布に代わる措置は提示されていません。
事前預け入れを行っていたユーザーは、プロトコルローンチに伴うDIVAトークンの獲得などを想定してETHを預け入れていたと見られますが、そのインセンティブが得られないまま元本の回収のみを行う状況となっています。プロジェクトの公開中止に伴い、事前インセンティブプログラムの受け皿が失われた事例として、業界内における事前資金調達やポイント・トークン付与設計の不確実性を示す出来事といえます。
ポイント
- Divaがメインネットのローンチを正式に中止し、プロジェクトの終了手続きに入った点
- 2つの事前ローンチ用保管庫に残る約654.5 ETHについて、初期ステーカーに引き出しが案内されている点
- 終了声明において、ステーカー向けに代替となるDIVAトークンの配布が提示されていない点
- プロトコルローンチを前提とした事前インセンティブプログラムが報酬なしで終了した点
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