NFTマーケティング支援を手がけるスシトップマーケティングは、東日本高速道路(NEXCO東日本)と長野県千曲市が開催する「高速道路で行こう!千曲市よってこスタンプラリー」に、NFT技術を活用したデジタルスタンプラリーシステムを提供しました。同システムはGPSによる位置情報判定とOCRによるレシート購買判定を組み合わせることで、「訪問」と「購買」という2種類の行動をひとつの施策で一括判定できる仕組みを備えています。大手インフラ企業と自治体が連携し、Web3技術を地域観光の振興や高速道路利用の促進といった実社会の施策に組み込む取り組みとして注目されます。
株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。
GPSとOCRを統合した周遊・購買判定の仕組み
今回スシトップマーケティングが提供したシステムは、NFTを活用したデジタルスタンプの発行および管理から、各対象スポットでの取得判定までを担っています。
参加スポットは千曲市内の観光地など18か所と、長野県内にあるNEXCO東日本のサービスエリア・パーキングエリア6か所の計24か所です。観光地ではスマートフォンのGPS機能を用いて現地への来訪を判定します。一方で、地域の店舗やサービスエリア・パーキングエリアのショッピングコーナーでは、スシトップマーケティングのレシート販促ソリューションである「SUSHI TOP OCR」を活用し、購入レシートの撮影・アップロードを通じて購買行動を確認します。
参加者は専用アプリを導入することなく、ブラウザ上で特設ページを開き、GoogleまたはAppleのアカウントを利用して参加する仕様となっています。暗号資産ウォレットの管理を意識させない設計により、一般ユーザーのスムーズな参加を促す構成と見られます。
自治体・インフラ企業の連携基盤と地域活性化の展開
本企画は、NEXCO東日本と千曲市が締結している「(仮称)屋代スマートIC周辺での交通拠点整備に係る千曲市と東日本高速道路株式会社との連携と共創に関する協定」の一環として実施されます。千曲市エリアの観光振興と高速道路の利用促進を同時に目指す取り組みです。
また、外部企業とともに次世代の高速道路サービスの実現や地域活性化を図るNEXCO東日本のオープンイノベーション施策「ドラぷらイノベーションラボ」のプロジェクトのひとつにも位置づけられています。スタンプラリーの開催期間は2026年10月30日から2027年1月31日まで、プレゼント応募は2027年2月7日まで受け付けられ、取得数などに応じた3種類の賞を通じて計120名に千曲市の特産品やNEXCO東日本のオリジナルグッズが進呈されます。
スシトップマーケティングはこれまでにも、京阪電気鉄道や東急電鉄の沿線周遊企画、島根県石見地域の周遊スタンプラリー、セブン銀行との共同施策、宇都宮市のブランディング事業などへNFT技術を提供してきました。鉄道や金融機関に続き、高速道路と自治体の連携領域においてもNFT技術の実装実績が積み上がっています。
ポイント
- スシトップマーケティングがNEXCO東日本および長野県千曲市のスタンプラリーにNFTシステムを提供し、千曲市内観光地18か所と県内SA・PA 6か所を対象に展開されます。
- GPSによる訪問判定と「SUSHI TOP OCR」によるレシート購買判定を統合しており、周遊行動と消費行動の双方をNFTスタンプで検証できる技術運用の点で注目されます。
- ブラウザアクセスに加えGoogleやAppleのアカウント連携を採用しており、暗号資産の事前知識がない一般層にも参加障壁を低く抑えた設計と見られます。
- NEXCO東日本の「ドラぷらイノベーションラボ」および自治体との連携協定に基づく施策であり、Web3技術を活用した地域交通インフラの活性化モデルとして注目されます。
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