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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

米連邦第2巡回区控訴裁がCoinbaseとKalshiの保護申請を却下。取引停止や既存ポジション閉鎖は求めない方針

米連邦第2巡回区控訴裁判所は、暗号資産取引所大手のCoinbaseと予測市場プラットフォームのKalshiが求めていた、州当局の法執行に対する暫定的な保護措置を却下しました。この決定はコネチカット州とニューヨーク州における予測市場への執行を巡るものです。一方で同裁判所の命令は、取引の停止や既存ポジションの閉鎖までは義務付けていません。州による規制執行リスクが高まるなかで、直ちに市場運営が強制停止される事態は免れたと見られ、業界動向の観点から注目されます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

州当局による法執行と控訴裁判所の判断

米連邦第2巡回区控訴裁判所は、CoinbaseとKalshiが求めていた州当局の法執行に対する暫定保護の申し立てを却下しました。

本件の対象となっているのは、コネチカット州およびニューヨーク州における予測市場関連の法執行です。両社は州レベルでの規制執行から事業を保護するための法的措置を求めていましたが、控訴裁判所によってその保護が退けられた形となります。

取引継続と既存ポジションへの影響

控訴裁判所による暫定保護の申し立ては却下されたものの、出された命令はプラットフォーム上での取引停止を義務付けるものではありません。

また、ユーザーがすでに保有している既存ポジションの閉鎖(クローズ)についても命令の対象外とされています。そのため、両社は州当局からの執行リスクを抱えつつも、現時点において取引システムそのものの即時停止やポジションの強制決済を回避できている状況にあると見られます。

ポイント

  • 米連邦第2巡回区控訴裁判所がCoinbaseとKalshiに対する暫定的な保護措置を却下した点
  • コネチカット州およびニューヨーク州における予測市場の法執行が対象となっている点
  • 裁判所の命令はプラットフォームの取引停止を求めていない点
  • 既存ポジションの閉鎖も義務付けられておらず、即時の事業停止は回避されたと見られる点

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