ゲーミングPCでオンラインゲームなどをプレイする時にはfps(フレームレート)を確認しなければ、十分な性能を発揮できないことがあります。
特にフォートナイトやAPEXなどのゲームの場合にはfpsの性能が勝敗を決定することも多いので重要です。
今回Pacific Metaマガジンでは以下のことを紹介していきます。
- ゲーミングPCでのfpsの重要性について
- 240fpsを出すために必要な性能について
- ゲーミングPCの注文方法
240fpsでゲームをすることによって生まれるメリットなどにも合わせて解説します。
ゲーミングPCにおける「240fps」とは?
ゲーミングPCにおける240fpsは最高レベルのフレームレートであるため、240fpsでゲームをプレイするためにはソフトウェア面だけでなくハードウェア面でも環境を整えることが必要です。
フレームノート(fps)とは
フレームレート(fps)は1秒間に処理できるフレーム数のことを指し、フレームレートが高ければ高いほど高画質でゲームプレイが可能です。
例えばフレームレートが240fpsであれば、一秒間に240回フレームを処理していることになりますが、ゲーミングPCの性能やゲーム側の設定によってフレームレートは決定します。
一般的な映画やテレビではフレームレートは24fpsです。
なぜ240fpsが必要なのか
なぜ240fpsが必要なのかはゲーミングPCでApex Legendsやフォートナイトを遊ぶ際などには、fpsが低ければゲーム画面自体が滑らかに動かずにカクカクとして動きになります。
ゲームのプレイ自体は60fpsや144fpsでも可能ですが、60fpsでは画面の動きが遅くラグが発生しやすく、144fpsでも状況によってはラグが発生します。
244fpsではラグが発生する可能性が低いです。
「ゲーミングpc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
「ゲーミングPC とは」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
240fps出すためのゲーミングPCのスペック
240fps出すためのゲーミングPCのスペックは搭載されているPCパーツによって決定されます。
どれくらいのスペックが必要か把握することは大切です。
しかし、高性能なPCパーツを選択すれば良いわけではなくバランスを考えなければ十分な性能を発揮できないボトルネックと呼ばれる状況になります。
グラボ
ゲーミングPCで240fpsを出すためにはグラボ(グラフィックボード)の性能が重要です。
グラボは映像の美麗さを決定するPCパーツのため高性能なものを選択する必要があり、最低でもRTX3070以上を搭載することが大切です。
CPU
CPUはゲーミングPC全体の処理やコントロールを行うので、CPU性能が低いと処理能力を十分に発揮ができません。
CPUは最低でもCore i7-11700Kを搭載することによって十分な性能を引き出せます。
メモリ
メモリはCPUなどから直接情報をやり取りするのでCPUの性能が高くてもメモリの性能が低ければ十分な性能を発揮できないことがあります。
メモリの大きさは最低でも16GBが推奨ですが、注意点としてはCPUとメモリのバランスには特に気をつけなければボトルネックが発生しやすいです。
主要PCゲームの240fps張り付きスペック
主要PCゲームの240fps張り付きスペックについて紹介していきます。
張り付きスペックとは本当に高いフレームレートでゲームをプレイする際に必要なスペックのことです。
Apex Legendsの240fps貼り付きスペック
CPU | Core i7 11700 |
グラボ | RTX3080 |
メモリ | 16GB |
フォートナイトの240fps張り付きスペック
CPU | Core i7 11700 |
グラボ | RTX3060 |
メモリ | 16GB |
マインクラフトの240fps張り付きスペック
CPU | Core i5 12400 |
グラボ | RTX1660 |
メモリ | 16GB |
240fpsで遊べるゲーミングPC5選
240fpsで遊べるゲーミングPC5選を紹介していきますが、基本的にはノートよりもデスクトップをおすすめします。
デスクトップゲーミングPCの方が同価格帯では性能面で高いだけでなく、アップグレードもしやすいからです。
安い/お手頃価格モデル
ますは安い/お手頃価格モデルから紹介してきます。
LEGION T750i (第11世代インテル)
CPU | Core i7-11700K |
グラフィックボード | RTX3070 |
ストレージ | 2TB |
メモリ | 16GB |
ゲーミングPCとしての能力を十分に持っているだけでなくカラフルなデザインは置いているだけでも目を引きます。
冷却システムの高性能化によって静穏でのゲームプレイが可能です。
G-GEAR GA5A-F210/T
CPU | Ryzen5600X |
グラフィックボード | RTX3060 |
ストレージ | 500GB |
メモリ | 16GB |
最初からゲーミングPCとしても高い性能を誇っていますが、マザーボードが将来的にはカスタマイズをしやすいように設計されているので、自分自身でゲーミングPCをアップグレードした人には向いています。
G-TUNE H5
CPU | Core i7-11800H |
グラフィックボード | RTX3070 |
ストレージ | 1TB |
メモリ | 16GB |
ノートパソコン型のゲーミングPCですが、ゲーミングPCとしての使用以外にもビジネスシーンなどにも対応できます。
充電なしで最大10時間ほどの使用が可能な点も魅力的です。
本格志向/ハイエンドモデル
本格志向/ハイエンドモデルの紹介をしていきます。
GARELLIA UA9R-R39
CPU | Ryzen 9 5900X |
グラフィックボード | RTX3090 |
ストレージ | 1TB |
メモリ | 32GB |
ゲーミングPCの性能の目安として用いられるベンチマークは最高レベル5であり、基本的にはどのようなゲームでも張り付きスペックで遊ぶことが可能です。
メーカーの自信作であり、デザイン面でも非常に洗練されています。
GARELLIA UA9R-R38
CPU | Ryzen 9 5900X |
グラフィックボード | RTX3080 |
ストレージ | 1TB |
メモリ | 32GB |
ベンチマークは最高ランク5であり、ゲーミングPCとして完成されている製品ともいえるので特別なアップグレードなどは必要ではなく、購入から末永く使用でます。
PCゲームで240fps出すための設定
PCゲームで240fpsを出すためには設定も注意しなければ、240fpsは出せません。
PC内設定
最初にPC内設定を変更する必要があります。
電源プランの選択
電源プランは初期設定ではバランス設定になっていますが、最大までゲーミングPCの性能を使うためには高パフォーマンスモードにしてください。
システムの詳細設定
システムの詳細設定からパフォーマンスを優先にすることによって、ゲームパフォーマンスを優先するようになります。
ディスプレイ設定
ディスプレイ設定からフレームレートを最大数値に変更することによって対応が可能です。
Nvidia設定
Nvidia設定はグラフィックボードに関する設定であり、この設定を変更することによって高画質化などにも対応します。
ゲーム内設定
Apex Legendsやフォートナイトなどではゲーム内設定からフレームレートについて設定する必要があり、ゲーム設定を変更しなければゲーミングPC側の設定をどれだけ変更しても意味がないので注意してください。
240fpsを出すためにゲーミングモニターにもこだわろう
240fpsを出すためにはゲーミングPCの性能以外にもゲーミングモニターが240fpsに対応しているものを使用してください。
BenQ XL2546K
メーカー/ブランド | BenQ |
モニターサイズ | 24.5インチ |
リフレッシュノート | 240Hz |
応答速度 | 記載なし |
解像度 | 1920×1080 |
高さ調節機能 | あり |
公式価格 | 69,400円 |
Dell ALIENWARE AW2521H
メーカー/ブランド | Dell |
モニターサイズ | 24.5インチ |
リフレッシュノート | 360Hz |
応答速度 | 1ms |
解像度 | 1920×1080 |
高さ調節機能 | あり |
公式価格 | 125,180円 |
ALIENWARE ゲーミングモニター 24.5インチ AW2518H 240Hz
メーカー/ブランド | Dell |
モニターサイズ | 24.5インチ |
リフレッシュノート | 240Hz |
応答速度 | 1ms |
解像度 | 1920×1080 |
高さ調節機能 | あり |
公式価格 | 50,500円 |
「ゲーミングモニター」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/gaming-device/19248/240fpsを出せるゲーミングPCはどこで買うのが良い?
では、240fpsを出せるゲーミングPCはどこで買うのが良いのでしょうか。
ゲーミングPCの購入はBTOメーカーがベスト
ゲーミングPCの購入はBTOメーカーがベストです。
BTOメーカーでは専門家が揃っているだけでなく、購入後のサポートや保障に関しても充実しています。
ドスパラ
ドスパラはコストパフォーマンスに優れているゲーミングPCが多く初心者でも使いやすいスペックやお手頃価格が特徴です。
サポート面でも充実しているので初めてのゲーミングPCにはおすすめです。
パソコン工房
パソコン工房ではゲーミングPCだけでなく、ビジネスPCなどにも力を入れているので様々な相談に応じてくれます。
ゲーミングPCの周辺機器やパーツなども充実しています。
マウスコンピューター
マウスコンピューターは同程度の性能でも特にコストパフォーマンスに優れているだけでなく、注文から発送までの間が短いので注文後すぐにゲーミングPCが手元に届けることが可能です。
フロンティア
フロンティアはゲーミングPCの性能面でも優れていますが、特徴はデザイン性の高さです。
室内などに設置した際に空間に溶け込むようなシックな雰囲気はインテリアとしても十分です。
家電量販店がNGな理由
家電量販店がNGな理由としてはゲーミングPCの取り扱い自体が少ないので、自分が欲しいゲーミングPCが販売されていないことが多いです。
また、ゲーミングPCに関しても専門的な知識を持っている人が少ないので質問などしても解決できないこともあります。
カスタマイズなどに関しても対応していないことが多く、購入後のサポートや保障に関してもBTOメーカーに比べると物足りません。
中古がNGな理由
中古がNGな理由としては専門的な知識や技術を持っているのであれば問題ありませんが、中古ゲーミングPCには古すぎて性能が低いものや動作不良のジャンク品が混ざっています。
ジャンク品に気づかずに購入した場合などには修理のために余計な出費が必要になってしまい、支出を通算すれば新品が買える金額になることも多いためです。
そのため初めてのゲーミングPCには中古はおすすめできません。
240fpsを出せるBTOパソコンの注文の仕方
240fpsを出せるBTOパソコンの注文の仕方について紹介していきます。
自分自身がどういった目的でゲーミングPCを使うかによって注文の仕方は変わるので注意してください。
①使用目的をはっきりさせる
使用目的をはっきりさせることが重要です。
例えば240fpsを出すこと以外にも動画配信や動画編集を行うのであれば注文の仕方も違ってきます。
ゲーミングPCを注文する場合ンには最初に使用目的についてはっきりを決定することが大切です。
②PCの種類を決める
ゲーミングPCには種類が大きくわけてデスクトップとノートパソコンの2種類があるので、特定の作業場所のみで使用するのか場所を選ばずに使用したいのかによってデスクトップかノートパソコンを決定してください。
③OSを決める
有名なOSは主にWindows・macOS・ChromeOSの3種類です。
それぞれにメリットとデメリットがあるので自分自身が使いやすいOSや慣れているOSを選択することをおすすめします。
④予算に合ったPCを探す
ゲーミングPCを購入する場合には最初に予算を決定してから条件にあったゲーミングPCを探すのが一般的です。
ゲーミングPCで240fpsをゲームを選ばずに出したいのであれば、20万円~30万円が予算として準備することをおすすめします。
⑤希望のカスタマイズをする
BTOメーカーやゲーミングPCによって違いますが、購入時に希望をすればゲーミングPCのカスタマイズも可能です。
カスタマイズ対象としてはメモリやSSDなどが対象になっているので、カスタマイズを希望するならしっかりと確認してください。
⑥購入手続きをする
最終的にどのようなゲーミングPCを購入するかを決定した後には実際に購入手続きをすることによって注文が完了します。
購入手続きにはクレジットカード決済や振り込み対応をしているメーカーが多いのですが、気になる場合はホームページなどに記載しています。
240fpsを出せるゲーミングPCについてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは以下のことを紹介してきました。
- 240fpsはゲーミングPCに求める性能も高い
- 設定をしなければ十分な性能は引き出せない
- BTOメーカーでの購入がおすすめ
240fpsはあらゆるゲームでの最高fpsクラスなのでそれだけゲーミングPCやゲーミングモニターは高性能なものが必要になります。