最近何かと話題が多いNFTゲームでは、実際に副業に至るまで稼ぎつつプレイされている人もいます。
NFTゲームを日本人で副業にしている人はまだ少ないですが、海外では副業としている人も多くいます。
今回Pacific MetaマガジンではNFTゲームでの副業についてご紹介します。
- NFTゲームとは?
- NFTゲームを副業にして稼ぐ方法
- NFTゲームで副業を始めてみよう
- 副業に最適なNFTゲーム5選
- NFTゲームを副業とする際の注意点
- NFTについて解説しているYoutuber
副業にオススメのNFTゲームも併せてご紹介します。
NFTゲームとは?
NFTとはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略で暗号資産になります。
非代替性トークンとは、暗号化されたデータであり他の何物にも替えられない物になります。
NFTゲームとはアイテムなどがNFTで仮想通貨として取り扱われるゲームになります。
NFTゲームをプレイすることで稼げる
NFTゲーム以外のオンラインゲームでは、ゲームのキャラクターやアイテムなどデータ改ざんされる恐れがあるためそのもの自体では稼げません。
NFTゲームはデータの改ざんなどがされにくいため、そのものを使って他のマネーと交換できたりするのが特徴的で集めれば集めるほど交換できて稼げるというシステムです。
そして、NFTゲームの中ではランキングマッチや対人戦があるものもあり、勝利すればするほど良い報酬がもらえてさらに稼げるというシステムになっています。
サービスが終了してもアイテムやキャラクターのデータが残る
NFTゲーム以外のゲームはサービスが終了すると、一緒にそのゲームのアイテムやキャラクターは使えなくなります。
ですが、NFTゲームのアイテムやキャラクターは暗号化されたデータのため、無くなることがなくしっかりと財産として残るのが特徴的です。
残ったデータの使い道としてサービスが終了したゲームだけでなく他のNFTゲームで同一のアイテムやキャラクターとして使える等様々な使い道があります。
そのため、サービスが終わったからと言って集めたアイテムやキャラクターが無駄になりません。
不正が発生しにくい
一般のオンラインゲームでは、データの管理は運営しかおこなっておらず、データが不正に変更された時に運営が確認しないとわからないものでした。
ですが、NFTでは暗号データ化しているため、それ不変の文字情報コードのため改変ができず不正が発生しにくいという特徴があります。
データとして多数のプレイヤーが持っているため、例えば誰かがデータを改ざんすれば他のプレイヤーが持っているデータと照らし合わせる事ができるためすぐにわかります。
ユーザー同士の取引を可能にすることによって、相互のNFTのデータの監視体制にもつながっています。
NFTゲームを副業にして稼ぐ方法
NFTゲームでの副業とは、NFTを稼ぐということで実際にゲームをプレイする方法も含めていくつかあります。
ここではその方法についてご紹介します。
play to earn(ゲームをプレイして稼ぐ)
実際にゲームをプレイして、自身のプレイヤーとしての能力を高めていってプレイヤー内の上位を目指したり、スキルを高めてアイテムを稼いでいく方法になります。
NFTゲームは基本的にプレイすればするほど、自身の持っているキャラクターが強くなりますその強くなったキャラクター等でゲームを有利に進められるようになります。
また、NFTゲームの中にはランキング形式のものがあり、上位に入るとアイテムや報酬がもらえます。
その報酬が、トークンに変えられるためプレイをすればするほど稼げるので沢山プレイをして自身のキャラクターやプレイヤーを強くしていくことは大事になります。
その他にも、NFTゲームの中ではクエスト報酬として課題をクリアすれば報酬がもらえるものもあり無料でもプレイをしっかりとすれば報酬が稼げます。
invest to earn(ゲームのキャラクターやアイテムを運用して稼ぐ)
NFTゲームのキャラクターやアイテムは自身の資産として使えることを前提に、それらを用いて他プレイヤーに交渉をすることができます。
例えば、自身の持っているゲームのキャラクターやアイテムをレンタルで貸し出し使用できるようにするなどです。
NFTをレンタルしている間は、借しだしている人はそのアイテムを使うことができないですが、その分レンタル収益をもらうことができます。
また、プレイヤー同士の商売だけでなく一定量の暗号資産を運営に一定期間預ける事でステーキング報酬というものがもらえる制度があるNFTゲームも多いです。
その他にも別のゲームのNFT同士をかけ合わすことによって新しいNFTを作ったりNFT自体を使って様々なことができます。
create to earn(ゲーム外で付加価値を生み出す)
NFTゲーム内だけでなく、ゲーム外の現実でもNFTゲーム自体に付加価値を生み出して稼ぐ方法です。
NFTゲームによっては、プレイヤーがそのゲーム内に自身で新しくゲームやイラストなど作成することができるものがあります。
また、ゲーム自体の広告に関する情報などを行うと報酬金がもらえるシステムがあるNFTゲームもあります。
また単純に運営や公式が広告に報酬を出さなくてもNFTゲーム自体がプレイ人数が増えるほど、交渉相手も増えるため単純な広告をするだけでも効果があがります。
また、その他にも自身でNFTゲームの中では動画を作って稼げるシステムがあるものもあります。
NFTゲーム同士でも、コラボをする時がありそういったコラボの際には両方のゲームをプレイすることによって報酬が得られることなどもあります。
NFTゲームで副業を始めてみよう
NFTゲームで未経験で副業を始める際には、先に準備をしないといけないことがいくつかあります。
副業を始める際には、コインチェックに登録し、ウォレットを作成、NFTゲームをプレイして、仮想通貨を日本円に変える。
①コインチェックに登録する
まず非代替性トークン等の暗号資産を日本円などに変えられるようにするため暗号資産取引所のコインチェックに登録をし口座を開設します。
コインチェックでは約17種類もの暗号資産を取り扱っており、様々なブロックチェーンゲームの暗号資産と取引ができるのが魅力的です。
登録の仕方は簡単で、まずはアカウントを作りスマホの写真で顔認証と本人確認書類を登録するだけです。
登録をしたら、日本円を入金した後に500円から硬貨を購入することができ通貨の取引ができます。
②MetaMuskでウォレットを作成する
MetaMuskとは仮想通貨用のインターネット上のウォレットです。日本語に対応しているという点が特徴的です。
ウォレットを作成する理由としては様々なトークンを1つのウォレットで管理しやすくなる他様々なプラットフォームに接続できます。
仮想通貨には様々な種類があるため、複数のNFTゲームをプレイする時などは特に管理しやすくなります。
使う際にはPCではWebブラウザの拡張機能がスマートフォンの場合はアプリが必要になります。
ただし、ビットコインのブロックチェーンには対応していないなど使えない場合もあるため他のものと併用して使うことをオススメします。
③NFTゲームをプレイする
交換する取引所と管理するウォレットを作成したのであれば、実際にNFTゲームをプレイします。
NFTゲームによって、稼ぎ方は様々ですがほとんどが実際にゲームをプレイすることが必要となります。
NFTゲームをプレイすることによって、様々な方法はありますが仮想通貨に変えられるNFTデータやアイテムなどが入手できます。
入手したNFTデータは仮想通貨に変換を行うか、NFTデータとして資産として持っておくか選べます。
④仮想通貨を日本円に換金する
NFTゲームの仮想通貨を入手できたのであれば、それらをコインチェックで日本円に換金します。
登録しておいたコインチェックにて、販売所でコインチェックと仮想通貨を売買するか取引所でユーザー同士で取引ができます。
販売書では売買のタイミングによって相場が上下する方法をとっていたり、金額を自身で設定できない等のデメリットもあります。
取引所では、ユーザー同士が取引をするため金額をお互いが決める事ができるのがメリットです。
ただし、規定の金額より高めに設定をすると売れない場合もあるため確実に早く取引したい時などには向いていないでしょう。
副業に最適なNFTゲーム5選
NFTゲームの中でも特に副業とする際に最適なおすすめのゲームを5つご紹介します。
Axie Infinity
仮想通貨 | AXS |
開発元 | Sky Mavis |
対応デバイス | パソコン、Andoroid(初期設定にパソコンが必要) |
Axie Infinityはフィリピンを中心としたアジアの中で多くの人にプレイされているNFTゲームです。
プレイ人口がとても多く、Axie Infinityだけで豪遊できるほどの年収を稼いでいるプレイヤーもおり、副業として始めるには適切なタイトルかもしれません。
始めにキャラクターであるAxieを3体購入しなければプレイが始められず、無料では始められません。
ただし、以前は普通にプレイするだけでも稼げましたが、2022年2月より対人戦にもしっかりと勝たないと多く稼ぐのが難しくなっています。
The Sandbox
仮想通貨 | SAND |
開発元 | the Sabdobox |
対応デバイス | PC(windoes、Mac) |
The Sandboxはゲームを作成できるプラットフォームであり、それらを暗号資産で買ったり売ったりできるNFTゲームでもあります。
NFTゲームの副業でもものづくりができるのが特徴的なゲームです。
またメタバース的要素もあり、LANDという土地がゲーム内に作られ、そのLANDを保有するためにも資産が必要と本格的自身の土地が持てます。
LANDでは様々なイベントなどがおこなえるため、所有者には有名企業が持っているものもあるのが特徴的です。
様々な有名な企業がパートナーになっており、地盤が安定しているのも魅力的です。
Sorate
仮想通貨 | ETH |
開発元 | Sorate |
対応デバイス | Webブラウザ |
サッカー選手をカードにしたNFTゲームです。
最大の特徴として、現実のサッカー選手の戦績がNFTゲームに反映されるということです。
自身で選手を選んでチームを作り、その選手が実際のサッカーの試合で活躍などした時に自身のカードの価値があがります。
カードには無料で手に入るものもありますが、ほとんどのレアリティの高いカードはオークションで落札するか他のユーザーから購入しなければ手に入りません。
それらを用いてより強くするのもよし、売買をするのもよしと現実とリンクしているためサッカーが好きな人には特におすすめのゲームです。
CryptoSpells
仮想通貨 | MHCコイン |
対応デバイス | Webブラウザ、iphone、Andoroid |
CryptoSpellsは日本最大級のNFTゲームをキャッチコピーとしているカードゲームです。
プレイヤー自身でオリジナルカードが発行できたり、ユーザーが主役となるゲームを目指しているということで、毎月カードのパラメータの調整をユーザー投票で実施しています。
また、日本のゲームということもあってゲーム説明が読みやすいのも魅力的で、公式がゲームについて簡単に説明をしているブログもあります。
CryptoSpellsで手に入れたカードの使い道は様々あり、プレイヤー同士でカードの交換が出来たり、このゲームで手に入れたカードは他のNFTゲームでも使えるものがあります。
JobTribes
開発元 | Digital entertainment Asset |
仮想通貨 | DEAP COIN |
対応デバイス | webブラウザ(パソコン、iphone、Andoroid等) |
JobTribesは職業をテーマに異世界バトルを行うトレーディングカードゲームです。
Webブラウザでインストールせず、メールアドレスの登録だけでゲームを始められるのでとても簡単です。
バトルに使うコインが給料日になると、暗号資産に変えられるなどシステムもわかりやすいです。
公式でもスカラーシップを勧める作りになっており、公式コミュニティや募集ギルドなどの掲載を活発におこなっています。
また制作陣が日本でも活躍している人が多いというのもNFTゲームの中では特徴的です。
NFTゲームを副業とする際の注意点
NFTゲームを副業とする際にもリスクがあります。
NFTゲームを副業にするためにはリスクをしっかりと把握して、注意をする必要があります。
ゲームを始めるまでの手順が多く複雑
日本で開発されているものが少なく海外で作られている物が多いため、通訳しながらでないとダウンロードが難しいものが多いことが特に理由となります。
また、NFTゲームを始める際もただダウンロードすればいいというものだけでなく、先にトークンを買わなければいけないなど、始めるのに予算が必要になる場合もあります。
無料で始められるものでも、アカウント登録に手間が必要であったりします。
法整備が追い付いていない
NFT自体が比較的最近できたものというだけあって法整備が追い付いていない面があり、完全に安全とは言い切れない点があります。
NFTに限らず、海外も含むインターネット上についてのデジタルデータは法的に定義されていなかったり、日本だけの法では収まりきらないのも特徴です。
そのため、トラブルになった際など法での対応が難しく、今後どのような扱いをされるのか予測が立てづらいのも難点です。
ゲームのクオリティが低い
NFTゲームを作っている会社が、一般的なコンシューマーゲームや他のソーシャルゲームの会社ではないことが多いため、それらと比べるとゲーム自体のクオリティが低めです。
また、NFTゲーム本質自体に、稼げる事を目的に集中しすぎて遊んでいるという感覚にのめり込みにくい事があるのもクオリティを感じづらい点になります。
今後一般的なコンシューマーゲームを作っていた人や会社がNFTゲームに開発をすれば、クオリティが上がる可能性があります。
NFTゲームについて解説しているYoutuber
NFTゲームについて解説しているYoutuber(ユーチューバー)についてご紹介します。
Let’s PLAY TO EARN!!/レッツプレイトゥアーン!!
KokiさんはNFTゲームについて、おすすめのNFTゲームや攻略動画だけでなく最新のNFTゲームについて発信を行っているチャンネルです。
また、Kokiさんは現役エンジニアのため技術的な面からも、ゲームのルール等について解説しています。
主に、NFTゲームについてある程度知っているという方向けになります。
それだけでなくNFTゲームについて初めての方でもわかりやすく説明している動画もあります。
メリットやデメリットなどまとめて紹介されているためとてもみやすい動画になっています。
オニヅカ先生の仮想通貨チャンネル
オニヅカさんはホワイトリストやエアドロップ、NFTゲームでの実際の稼ぎ方について紹介しているYoutubeチャンネルです。
1万人もチャンネル登録者がいるという点でも沢山の視聴者からみられていることもわかります。
特徴としてNFTゲームを従来のアニメやゲーム作品に近いものを紹介している点です。どういったゲームなのかがわかりやすくなっています。
また、オニヅカさん自身が2015年から暗号資産の仮想通貨に自身の投資などを参入したため、仮想通貨に対する経験もしっかりとあるのがとても安心できます。
NFTゲームを副業にすることについてまとめ
いかがでしたか、今回Pacific MetaマガジンではNFTゲームを副業にすることについてご紹介しました。
まだ、日本ではNFTゲームを副業にしている人は少ないですが、今から始めれば稼げるチャンスはたくさんあります。
- NFTゲームを副業して稼ぐ時は、実際にプレイして稼ぐ、アイテムを運用する、ゲーム外で付加価値をつけるの3通りの方法がある。
- NFTゲームを副業にする際には準備が必要になる。
- NFTゲームで副業する際のリスクには注意して行う。