2018年に設立されてから世界中の仮想通貨投資家が利用しているBybit(バイビット)。
仮想通貨について知識が少なく、興味はあるけれどなかなかはじめられない方もおられるかと思います。
Bybitは、初めて仮想通貨取引をする方でも安心して始められる取引所です。
今回Pacific Metaマガジンでは、Bybitについて興味がある方に向け、下記の内容をご紹介してまいります。
- Bybitの特徴
- Bybitの現物の買い方
- Bybitでレバッジをかける時の買い方
- BybitでのUSDTやBitDAO・ADA・XYM・shib・GMの買い方
- Bybitで買い方に迷った時の対処法
Bybit(バイビット)とは?
はじめにBybit(bybit/バイビット)について簡単にご紹介しておきたいと思います。
シンガポールの仮想通貨取引所
設立 | 2018年3月 |
所在 | シンガポール |
代表 | Ben Zhou |
取扱通貨 | 143種類(2022年6月) |
レバレッジ | BTC100倍/アルトコイン50倍 |
追証制度 | なし |
取引手数料 | メイカー手数料…-0.025% テイカー手数料…0.075% |
送金手数料 | 無料 |
Bybitは、シンガポールで設立された仮想通貨取引所です。
正式名称は「Bybit Fintech Limited」。
利用者数も多く、2022年6月時点で世界130か国で合計250万人以上のユーザーがいます。
デリバティブ仮想通貨取引所ランキングでは4位に輝いたことがあるほどの注目度と実績があります。
仮想通貨FXに特化していて、ハイバレッジで仮想通貨FXをしたい方にオススメの取引所です。
口座開設も簡単な上、日本語でのサポートも充実しているので仮想通貨取引初心者の方でも安心して利用できます。
特徴
Bybitの主な特徴は次の通り。
- 画面が見やすく、分かりやすい
- Maker手数料は「-0.025%」、最大100倍のレバレッジを設定が可能
- サイトおよびカスタマーサポートが完全日本語対応である
- クレジットカード決済可能(VIZA/Masterカード)
- 取引手数料はクラス制度である
- スマホからでも取引が可能
- 日本円決済可能(デポジットは直接円は不可)
Bybitはクレジットカードでも決済が可能なので、登録後すぐに取引を開始することができます。
登録も簡単ですので、気軽にはじめることができるのはうれしいですね。
コールドウォレット・2段階認証、ハッカー潜入捜査なども導入しているのでセキュリティ面でも安心です。
Bybitを始める前に、Bybitを始めるメリット・デメリットを細かく紹介している記事もありますので、こちらもぜひお読みください!
Bybitの現物での買い方は?
ここからは、Bybitの現物での買い方を詳しく説明していきます。
Bybitの現物取引では、3種類の注文方法があります。
サイトからのやり方を詳しく説明しますので、参考にされてみてください。
いずれの注文方法でも、まずはサイト画面のナビゲーションバーの「現物」をクリックしましょう。
(携帯端末アプリからの買い方は画面右下にある「現物(Spot)」をタップしてください。)
その後、「取引ペア」を選択しておきます。
分かりやすいように、注文はBTCを使って説明していこうと思います。
指値注文
- 「指値(Limit)」を選択
- 「注文価格(Order Price)」を入力
- 購入・売却したいBTCの枚数を入力するかパーセンテージバーを使用する
※BTCを購入したい場合、現物アカウントの利用可能残高は10,000USDT。 - 「BTCを買う」か「BTCを売る」をクリック
成行注文
- 「成行(Market)」を選択
- ・買い注文時/USDTの金額を入力
・売り注文時/支払うBTCを入力
※パーセンテージバーを使用することも可能。現物アカウントの利用可能残高は10,000USDT。 - 「BTCを買う」か「BTCを売る」をクリック
条件付き注文
- 「条件付き(conditionerl)」を選択
- トリガー価格(Trigger Price)を入力
- 「成行価格」か「指値価格」を選択
※指値価格のときのみ注文価格を入力 - ・成行購入/USDTの金額を入力
・指値購入/BTCを入力
・売却時/売却するBTCの量を入力
※パーセンテージバーを使用することも可能。現物アカウントの利用可能残高は10,000USDT。
Bybitでレバレッジをかける場合の買い方は?
レバッジ取引は、手元に資金があまりない方でも資産を大幅に増やす可能性があるのが魅力ですね。
とはいえ、レバッジは一時的にお金を借りて取引するというやり方の特性上、現物取引よりも細かいルールや仕組みがあります。
そこで、レバッジ取引をするときのやり方やメリット・デメリットなどの詳細を理解した上で取引に入ることをおススメします。
ここでは、Bybitでレバッジ取引をする場合の詳細を説明していきます。
Bybitのレバレッジ取引について詳しく知りたい方はあわせてこちらの記事もご覧ください!
クロスマージン
クロスマージンはデフォルトのマージン(証拠金)モードで、強制決済を防ぐため、口座の利用可能残高全額を使用するシステムです。
つまり、証拠金はいつも最高額の状態になっているわけです。
ロスカットのリスクが少なくなる半面、ロスカットになってしまったときには口座の残高が全てなくなってしまうという特徴があります。
(Bybitでは「破産価格」という独自の基準でロスカットを決定しています。)
Bybitのクロスマージンについてまとめると下記のようになります。
- レバッジの設定はユーザーでも可能となっている
- 実効レバレッジは、ポジションの最大損失額をもとに計算
※ポジション価格 ÷(利用可能証拠金)+ ポジション証拠金 - 未実現損益は、ポジション証拠金をもとに計算
※未実現損益(%)= 未実現損益 ÷ 必要証拠金
なお、レバッジの変更について、単一のポジションのみを保持していて、アクティブ注文がない場合にはポジションサイズ、参入価格、ポジションを保有に使用される資産合計額は変動しないため、強制決済価格に影響はありません。
ところが、アクティブ注文をしていたり、同じ資産を共有する複数のポジションを保持している場合にはレバレッジを変更すると強制決済価格に影響するので注意してください。
分離マージン
分離マージンは、口座残高とポジションの証拠金を別で管理し、強制決済により失う最大額を制限できるため、リスク管理ができるモードのことです。
ポジションの証拠金を自身で設定していくので、クロスマージンのように自動で口座資金が追加されることはありません。
とは言え、証拠金が少ないぶんロスカットのリスクは上がってしまいます。
- 分離マージンの実効レバレッジはマーク価格をもとに計算
※マーク価格 = インデックス価格 ×( 1 + 資金調達ベーシス)
※実効レバレッジ = abs(マーク価額)÷(マーク価額 – 破産価額) - 証拠金の管理が複雑なため知識が必要である
レバレッジをかけるメリット
レバッジをかけるときの最大のメリットは、やはり証拠金以上の利益を得られるチャンスがあることでしょう。
元手が少なくても資産を大幅に、効率的に増やすことができるのは現物取引ではありえません。
また、レバッジ取引は「価格が上がるか下がるか」を予測して取引をするので、タイミングをみて空売りをすれば、仮想通貨の価格が下がっていても利益を得られるということも大きな魅力になります。
ほか、時間に縛られることなく24時間取引をすることができることもうれしい点ですね。
レバレッジをかけるデメリット
レバッジ取引では、大きな利益を得られるのと同様、損失も大きくなることには注意が必要です。
値動きがあまり大きくなくても、レバッジの倍率によって損失は膨らんでしまいます。
さらに、仮想通貨はドルや円、株式取引と比べると価格の変動が大きい取引ともいえます。
ですので、価格変動からくる損失もレバッジの分だけ大きくなります。
損失金額が大きくなりすぎて証拠金維持率が一定水準を下回ると、取引が自動的にできなくなってしまう(凍結)ため、レバッジ取引で一気に取引中止になってしまうこともあります。
BybitでのUSDT(テザー)の買い方は?
ここからはBybitでいろいろな仮想通貨の買い方を説明していきます。
まずは、BybitでのUSDT(デザー/usdtsol)の買い方からご紹介します。
- Bybitにログインし、ホーム画面右上の「資産」をクリック、「デリバティブアカウント」を選択する
- 所有しているBTCを確認し、「交換」をクリックする
- 「交換」の欄に左側が「BTC」、右側が「USDT」になるように選択し、交換したい量を決定し、下にある「交換」をクリック
交換が無事にできていれば画面に「交換成功」の表示が出ます。
ちなみに、Bybitでメインに買われている仮想通貨はまずこのUSDTを購入してから、それを他の仮想通貨に交換する方法が多いので、しっかり覚えておきましょう。
BybitでのBitDAO(ビッダオ)の買い方は?
BitDAO(ビッダオ/BIT)は2022年7月現在、Bybitからしか購入することができません。
ですので、他のプラットフォームで仮想通貨の取引をしている人でも、Bybitに口座開設をする必要があります。
BybitでBitDAOを購入する手順は以下のようになります。
- 他の取引所などから仮想通貨をbybitの口座に入金
(Bybitがメインで取引をしている場合は省く) - 仮想通貨を現物取引で売却してUSDTに両替する
※Bybitのメニュー「現物」から「USDT」を選択し、検索枠にBitDAOと記入
(Bybitで取引をしている方はBITをUSDTに変える方法を参照) - 現物のBTC/USDTにて、BITを購入
BybitでのADA(エイダコイン)の買い方は?
ADA(エイダコイン)は匿名性が高い仮想通貨として注目を浴びている仮想通貨です。
2021年8月から日本でも取り扱いができるようになり、今後の将来性からも持っておきたい仮想通貨のひとつですね。
Bybitでadaを購入する時は、まずUSDTを購入してください。
USDTをADAに変えることで手続きは終了です。
通貨の交換は上記のBitDAOを購入する方法と類似しています。
(最後検索枠に入れる文字をADAに変えてください。)
BybitでのXYM(シンボル)の買い方は?
XYM(シンボル)はエンタープライズでの利用を想定して開発されたブロックチェーンプラットフォームです。
2021年11月から現物取引に上場しました。
Bybitでは、XYMの購入方法もシンプルです。
まず、所持している仮想通貨をUSDTに交換します。
(買い方は先のBitDAO購入法と同じで、最後の検索窓をXYMに変えるだけです。)
現物のBTC/USDTからXYMを購入すれば終了となります。
Bybitでのshib(SHIBA INU/柴犬コイン)の買い方は?
shib(柴犬コイン)は、イーサリアムネットワーク上で稼働するERC20トークンでBTCやETHを上回る成長率を誇る人気ミームコイン(ネタコイン/草コイン)です。
shibはどこの取引所でも米ドルを受け付けていません。
Bybitでも同様なので、USDTを介して取引しなければなりません。
ですので、最初にUSDTに交換する作業をしてください。
USDT購入後にshibへ変えれば手続きは終了です。
BybitでのGM(GM Wagmi)の買い方は?
GM(GM Wagmi)も他の仮想通貨と同様に、USDTを購入してからGMに変更する方法で購入します。
GMは有名なインフルエンサーが支持をすることで注目度が急上昇したミームコインです。
他にはない所としては、コミュニティが大変活発な点が挙げられます。
また、売買される度に手数料の1%ずつ焼却される仕組みになっているので、売買される分だけ供給量が減ります。
結果希少性が増すので、価格も高騰しやすいという特徴があります。
Bybitで買い方に迷ったらどうすればいい?
Bybitでは上記でご紹介した仮想通貨の他にも、everdome(エバードーム)やリップル、sol、fame mma、sand、matic、nft、メタマスクなど、多くの取引があります。
中には少しやり方が特殊なものもあり、よくわからない場合もあるでしょう。
もしもBybitで買い方に迷ってしまったときは、サイトにある公式ページの「Bybit アカデミー」内にある「暗号資産のすべてを学ぶ」を参照してください。
こちらは仮想通貨取引の初心者向けガイドとなっていて、Bybitでの仮想通貨の購入や入金の流れ、用語や注意点などをカンタンに理解することができます。
仮想通貨を買うならBybit
これまでご紹介したように、Bybitは安全性も高く、操作も簡単で取扱い通貨も多岐に渡ることから、ユーザーの評判も大変良い仮想通貨取引所となっています。
スマホアプリにも対応しているため、通勤中などの出先でも気軽に取引できるのも心強いポイントですね。
さらに注文スピードも早いので、時間ギリギリを狙った攻めの取引ができるのも大変魅力的です。
その上、初回入金時やアンケート、キャンペーンなどで取引通貨をもらえたり、賞金を懸けたトレーニングバトルでトレードを楽しむこともできます。
Bybitは初めて取引をする方にも、別の取引所から乗り換えを考える方にも自信を持っておすすめできる取引所です。
なお、口座は18歳未満の未成年では開設できないので注意してくださいね。
(18歳以上であっても一人暮らしではなく、親権者との同居が義務付けられています。)
Bybitの登録申し込みはわずか2分ほどあればできてしまうので、是非一度登録してみてください!
ちなみに、Bybitの本人確認は任意となっていますが、1日の出金限度額が増やせたり、利用できる機能が増えたりするので、やっておいて損はないでしょう。
Bybitの買い方についてのまとめ
今回、Pacific Metaマガジンでは、Bybitの買い方を中心に下記内容でご紹介してまいりました。
- Bybitの会社概要や特徴
- Bybitの現物取引3種類の買い方の詳細
- Bybitをレバッジ購入する時のやり方2種類とメリット・デメリット
- BybitでUSDT(デザー/usdtsol)を買うときのサイト操作のやり方
- BybitでBitDAO(ビッダオ/BIT)を買うときのサイト操作やり方
- Bybitで「ADA(エイダコイン)」「XYM(シンボル)」「shib(柴犬コイン)」「GM(GM Wagmi)」のそれぞれの購入方法と通貨の特徴
仮想通貨での取引はうまくすれば少額の投資で儲かるというメリットがあり、投資家の中でも積極的に利用している方も多いですね。
Bybitは仮想通貨を使った投資のデビューにも分かりやすいようにサイトに色々な工夫がされています。
興味がある方は是非一度口座を開設し、取引を経験されてみてください!
まずはじめはキャンペーンや口座開設サービスを利用して無料でチャレンジしてみると良いと思います!