Edoverse(江戸バース)は、日本の歴史上にある時代のひとつ「江戸」をモチーフにしたメタバース空間です。
德川家宗家第19代 德川家広氏が監修者ということで話題となり、リアルな江戸の世界が現代の仮想空間に再現されるのではないかと期待されています!
今回Pacific Metaマガジンでは、Edoverseについて以下の内容を紹介します。
- Edoverseとは?
- EdoVerseの特徴
- Edoverseの魅力
- Edoverseの今後の展望について
未だ謎が多いEdoverseですが、一体どのようなプロジェクトなのでしょうか?
本記事ではその全貌に迫ります!
Edoverseとは?
運営会社 | Edoverse株式会社(親会社:Shinwa Wise Holdings株式会社) |
サービス開始日 | 2023年末予定 |
トークン | Edo Koban |
Edo Zeni | |
Base coin | Ethreum |
Protocol | ERC20 |
公式サイト | https://edoverse.io/ |
Twitter(英語版) | Edoverse Official |
Twitter(日本版) | 江戸城不動産@江戸バース |
Edoverse(江戸バース)は、日本の歴史上にある時代のひとつ「江戸」をモチーフにしたメタバース空間です。
メタバース上に、江戸時代が現代に存続している場合の世界を再現。
日本文化・芸術への理解を促進しつつ、貧困問題を解決するメタバースとして教育格差・貢献者への永続的な経済的価値の還元、貢献者全員にチャンスを付与することをコンセプトとしています。
ユーザーは「Edoverse」内の土地を購入し、 屋敷を建てたり事業を営んだりと、 アバターを通じてリアルな江戸の生活を楽しむことができます。
2022年7月には、Edoverseで使用する通貨Edo Koban、Edo Zeniの発行、および土地の売り出しを開始しました。
将来的にはEdoverse内でのDeFi、NFTアートの展示、さらには観光などのトークンエコノミクスが構想されています!
Edoverseの監修には徳川19代 德川家広氏が就任しています。
さらに公式アンバサダーには、元力士のKONISHIKI氏が就任しています!
Edoverseの特徴
江戸の街をモチーフにしたEdoverseには一体どのような特徴があるのでしょうか?
歴史に基づいたEdoverseならではの特徴を紹介します!
Edoverseの世界で広がるエコシステム
Edoverseが目指す世界はユーザーが土地を持ち、屋敷を建て、事業を営み、購買活動をする経済圏です。
Edoverseの世界では、将来的に合計100のNFTアートギャラリーを用意し、取引を通じて文化が発展することを目指しています。
Edo KobanとEdo Zeni
Edoverse内で使われる通貨は「小判」と「銭(ぜに)」をNFTトークンに置き換えた「Edo Koban」と「Edo Zeni」です。
「Edo Koban」は主に江戸バース内でのロールの変更、他藩への移動やコミュニティ投票に用いられ、Zeniよりも希少なトークンとして扱われます。
勲章や名誉・称号の形として貰えるトークンとなるようです。
これは、江戸時代の高級貨幣であった「小判」と同じ扱いですね!
Edoverseの経済活動に一般的に使用されるのは「Edo Zeni」です。
主には商品の流通に用いられ、本エコシステムの中で最も流通するユーティリティトークンとなります。
段階的に江戸の土地が売り出されている
Edoverseの土地は段階的に売り出されることが予定されています。
内郭の付近の城下町から順に販売が始まっています。
2022年7月にはPhase1として大名小路地区(上記画像:赤枠)が9,690区画販売されました。
現在の地図に置き換えると、東京・有楽町エリアです。
販売時の価格は$500でした。
Phase2以降では大手前エリア(上記画像:紺色の枠、黄色の枠)が販売予定です。
Edoverseの魅力
Edoverseには、江戸時代ならではの魅力に加え、メタバース本来の特徴を掛け合わせ、Edoverseならではの魅力を生み出しています。
こちらでは、その一部を紹介します!
徳川19代 德川家広氏がEdoverseを監修
Edoverseの監修には、徳川家の末裔である德川家宗家第19代 德川家広氏が就任しています!
江戸時代に深い理解がある德川家広氏が監修についているのであれば、Edoverseの世界観もよりリアルなものに近づきそうですね。
德川家広氏はEdoverseについて、以下のように語っています。
封建社会というイメージの強い江戸時代にこそ、資本主義の抱える大半の問題を根源から解決しうるユニークな文化・風俗があったそうです。国民主権・自由主義に慣れた現代人の我々からすれば、とても信じられない、あっと驚くような社会制度が、その実、300年近く続く平和な社会を創り上げた礎になっていたとするならば、コロンブスのたまごの発想で、地球規模のあらゆる問題に侵食された現代に持ってきてしまえばいい。ブロックチェーン、暗号通貨の最先端技術を豊富に取り入れ、CoolでRockでFunkyに、持続可能な日本社会を、江戸時代をメタファーに表現してしまうことこそ、日本初、そして日本発の、メタバース革命ド本流なのではないでしょうか。
アートコンプレックス
Edoverseは、江戸時代が現代アートの発展に寄与した時代であることに着目し、アート文化の発展を強く推進しています。
すでにEdoverseで構想されているエコシステムの一つにNFTアートの取引が加えられていることから、Edoverseのメインコンテンツの一つとして考えられていることは間違いありません。
Edoverse内では「アートコンプレックス」と呼ばれるNFTアートのギャラリースペースを西の丸地区という内郭一等地に展開予定です!
江戸体験・観光
Edoverseでは、まるで江戸時代にタイムスリップして観光をしているかのような体験をすることができます。
本当の江戸時代には、日本の越境に関所があり、通行手形(パスポート)を持っていなければ、自由に行き来できませんでした。
Edoverseでは、ウォレットを通行手形代わりに、飛脚とともに各地を自由に移動できる世界観を構想しています!
これはある種、本当の江戸時代を超えた要素になり得ますね!
Edoverseの今後の展望について
Edoverseの今後について、代表取締役の倉田陽一郎氏とアドバイザーの松田元氏の対談によると、Edoverseはメタバース本来の利便性を追求し、リアルな空間を超えた便利な世界を築き上げることを構想しているようです。
話の中では土地の価格にも触れており、今後Edoverse内の土地の価値が学術的に検証されることを期待していると語っていました。
将来的にはかなりのユーザーを巻き込んで、経済的にも、教養的にも、持続可能性にもアプローチできるプロジェクトとなることを想定しているようです!
Edoverseについてまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、Edoverseについて紹介しました。
現在構想されている世界観を通じて、Edoverseがどういうビジョンを持って進んでいるプロジェクトなのか理解できたのではないでしょうか。
気になっている方は、ぜひEdoverseの土地購入を検討してみてください!