暗号資産bOSMOのスマートコントラクトに不具合が発生し、裏付け資産がほとんど残らない事態となっていることが判明しました。当該コントラクトでは依然として安価な新規発行(ミント)が可能な状態が続いており、分散型取引所などの流動性プールにリスクが及んでいる状況です。これを受けて保有者に向けた補償計画が進められているものの、指定されたスナップショット(権利確定のための保有状況記録)の実施後に購入されたbOSMOについては補償の対象外とされる方針です。
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スマートコントラクトの不具合と流動性プールへのリスク
bOSMOのスマートコントラクトにおいて不具合が生じたことで、トークンの価値を支える裏付け資産が極めて少ない状態に陥っています。なお、bOSMOはCosmosエコシステムの分散型取引所Osmosisに関連するリキッドステーキングトークンとされています。
現在もスマートコントラクトの仕様により安価なコストでのトークン発行が可能な状態が解消されておらず、これによって市場の流動性プールがさらなるリスクに晒されていると見られます。本来の資産裏付けを欠いたトークンが市場に流入することで、流動性提供者が損失を被る懸念が生じています。
保有者補償計画の策定と対象外となる取引
裏付け資産が大きく減少した事態を受け、影響を受けたトークン保有者を対象とした補償計画の策定が進められています。
ただし、補償の対象範囲は厳格に限定される方針です。基準となるスナップショットの取得後に行われた取引で取得されたbOSMOについては、補償の対象には含まれないと明記されています。不具合の発生や価格の歪みを利用して事後的に購入されたトークンへの補償を排除し、本来の被害を受けた保有者の救済に絞り込む対応が取られるものと見られます。
ポイント
- bOSMOのスマートコントラクトに不具合が発生し、裏付け資産がほとんど残されていない状態となった点
- 依然として安価な新規発行が可能な状態であり、関連する流動性プールに影響が及ぶリスクが存在する点
- 被害を受けた保有者に向けて補償計画の策定が進められている点
- スナップショット以降に購入されたbOSMOは補償対象から除外される方針である点
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