モジュラーブロックチェーンを手がけるCelestiaは、新機能「Fibre」を有効化し、ロールアップからバリデータへの直接アップロード機能を開放しました。Celestiaは取引の検証を行うバリデータによって支えられるデータ可用性層を提供しているとされており、今回のリリースによりロールアップ側のデータ送信経路が拡充されます。初期仕様としては1ブロックあたり128 MiBのブロブサイズと200件の送信が許容されていますが、これは過去に記録されたテラビット規模のベンチマーク環境よりも抑えられた水準であり、段階的な稼働を進めていると見られます。
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バリデータへの直接データ送信機能の導入
Celestiaが有効化したFibreは、ロールアップ(ブロックチェーンの処理能力を高めるスケーリング技術)がトランザクションデータをバリデータ(検証者)へ直接アップロードできるように設計された機能です。従来の伝送経路からバリデータへの直接送信を可能にすることで、ロールアップが取り扱う大容量データの受け入れ態勢を整える狙いがあると見られます。
初期リリースの制約とベンチマークとの差異
初期リリースにおける受け入れ上限は、1ブロックあたり128 MiBのブロブ(データのまとまり)および200件のFibre送信に定められています。今回の本番運用でのパラメーターは、テラビット単位の処理性能を記録した事前ベンチマーク試験と比較して、アップロードサイズが小さく、ブロック生成の間隔も遅い設定が用いられています。運用初期におけるネットワークの安定性を確保するため、試験環境よりも保守的な制限を課した形で提供が開始されたと見られます。
ポイント
- CelestiaがFibreを有効化し、ロールアップからバリデータへの直接データアップロードを開放しました。
- 初期リリースにおける上限は、1ブロックあたり128 MiBのブロブおよび200件のFibre送信に設定されています。
- テラビット規模を記録した事前ベンチマーク時と比べ、アップロード容量やブロック間隔を抑えた慎重な立ち上げとなっている点で注目されます。
- ロールアップ開発者にとってデータ送信の選択肢が増加し、インフラとしての柔軟性が向上したと見られます。
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