イールド(利回り)プラットフォームのLuloは、同プロトコルのBoost預金において、Neutrlに対するエクスポージャーが原因で約6.4%のドローダウンが発生していると発表しました。一方で、元本保護を目的とするProtected預金については影響を受けていないとしています。また、対象となっているNeutrlの償還コントラクトでは、1 NUSDに対して0.51 USDCが提示されている状況です。高利回りと元本保護を切り分けるDeFi(分散型金融)のリスク管理モデルの実態を示す事例として注目されます。
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Boost預金に約6.4%の影響、Protected預金は保護を維持
Luloの公表によると、今回の資産減少はBoost預金に生じており、Neutrlへのエクスポージャーによって約6.4%のドローダウンに直面しています。LuloにおけるBoost預金は、より高いリターンを得る代わりに損失を優先して引き受ける第一損失資本としての役割を持つ設計とされています。
これに対し、Protected預金は今回の事象による影響を受けていないとされています。リスク許容度に応じて資金枠を分離する仕組みが適用された結果、保護対象の預金資産は保全された形となります。
Neutrlの償還レートとNUSDの状況
今回の影響要因となったNeutrlは、イーサリアム上で展開されるシンセティック・ドルプロトコルとされています。現在、Neutrlの償還コントラクトでは、1 NUSDあたり0.51 USDCのレートが提供されていると報告されています。
基準となる1ドル相当の価値に対して約49%のディスカウントが生じている状態であり、この担保価値の低下がLuloのBoost預金における約6.4%のドローダウンにつながったものと見られます。
ポイント
- LuloのBoost預金において、Neutrlへのエクスポージャーにより約6.4%のドローダウンが発生した点
- 元本保護を目的としたProtected預金には影響が及んでいないと公表されている点
- Neutrlの償還コントラクトにおいて、1 NUSDにつき0.51 USDCの交換レートが提供されている点
- 高利回りと引き換えに損失を優先吸収するDeFiのリスク階層設計が機能している点
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