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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

Gnosis Payが消費者向けカードシステムの侵害を確認。資金流出はなく影響規模は非開示とする方針

暗号資産決済カードサービスを提供するとされているGnosis Payにおいて、一般消費者向けカードシステムへの不正アクセスが発生したことが確認されました。暗号資産ポートフォリオ管理ツールを展開するとされているRotkiの創設者が公開した通知によると、11月3日にシステムへの不正アクセスが発生し、住所やカード情報、ウォレットの詳細情報が流出したと主張されています。Gnosis Payはシステムの侵害を認める一方、預かり資金や法人向けプラットフォームへの影響はないと説明していますが、被害を受けた顧客数は公表していません。Web3決済インフラにおいて、資金の安全だけでなく個人情報やウォレットアドレスのプライバシー保護が問われる事例として関心を集めています。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

不正アクセスによる個人情報とウォレット情報の流出

今回の事案は、暗号資産ポートフォリオ管理ツールとされるRotkiの創設者が、自身のアカウントに関する情報流出を指摘したことで明るみに出ました。

同氏が共有した通知画面のスクリーンショットによると、Gnosis Payの消費者向けカードシステムに対して11月3日に不正アクセスが行われたと説明されています。同氏はこの侵害によって、自身の住所、カード情報、そしてウォレットの詳細情報が流出したと述べています。暗号資産と法定通貨の決済を接続するシステムにおいて、個人を特定する情報とオンチェーンのウォレット情報が同時に漏洩する懸念が示された形です。なお、同通知においては、企業向けプログラム(enterprise programs)への影響はなかったと記載されています。

プラットフォームの被害範囲と顧客数の非開示

Gnosis Pay側も消費者向けカードシステムに対する侵害の事実を認めています。

同社が説明した内容によると、ユーザーの資金(funds)に対する直接的な影響は生じておらず、法人向けプラットフォーム(enterprise platform)も被害を受けていないとされています。侵害された範囲は消費者向けのカード基盤に限定されていると主張されていますが、現時点で何人の顧客がこの不正アクセスの被害を受けたのかについては具体的な数値が開示されていません。

ポイント

  • Gnosis Payが消費者向けカードシステムにおいて不正アクセスによるセキュリティ侵害が発生したことを確認しました。
  • Rotki創設者の公開情報によると、11月3日に侵害が検知され、住所やカード情報、ウォレットの詳細情報が流出したとされています。
  • Gnosis Payは顧客資金および法人向けプラットフォームやプログラムには影響がないと説明しており、被害の範囲が限定的である点が強調されています。
  • 被害を受けた顧客の総数が非開示となっていることから、インシデントの全体規模の把握という観点で今後の対応が注目されます。

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