「フリーランスの映像クリエイターになるにはどうすればいいの?」「フリーランスの映像クリエイターの年収ってどうなの?」
多数のYouTuberが活動を行っている近年、映像クリエイターを志す人の中にはこのような疑問を抱く方もいるのではないでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは「フリーランスの映像クリエイター」について以下の内容を紹介します。
- フリーランスの映像クリエイターになる方法
- フリーランスの映像クリエイターの年収
- フリーランスの映像クリエイターとして働くメリット
- フリーランスの映像クリエイターに必要なスキル3選
- フリーランスの映像クリエイターの仕事依頼時の単価相場
その他にも、フリーランスの映像クリエイターを目指す方におすすめの本も5つ紹介します。
映像クリエイターとして今後フリーランスになりたいと考えている方も参考にしてみてくださいね。
フリーランスの映像クリエイターになるには?
フリーランスの映像クリエイターになるにはどんな方法があるのでしょうか?
ここからはフリーランスの映像クリエイターになる方法を2つ紹介します。
映像制作会社で経験を積んで独立する
フリーランスの映像クリエイターになる方法1つ目は、映像制作会社で経験を積んで独立する方法です。
映像制作会社に勤めることで、働きながら映像制作に関する経験や実績を積むことができ、フリーランスの活動に活かせるでしょう。
映像制作会社では映像編集だけでなく、撮影からディレクションなど映像制作に関する様々な業務を経験することができるためおすすめです。
映像制作会社で働いた経験があれば、経験者として仕事を受注する際に有利になることもあります。
映像制作会社で制作した成果物や実績の中でポートフォリオとして使えるものがあれば、まとめておくとフリーランスの活動の際に役立つでしょう。
スクールや独学で勉強して開業する
フリーランスの映像クリエイターになる方法2つ目は、スクールや独学で勉強して開業する方法です。
映像制作の知識やスキルを身に着けるには、映像制作関係の専門学校や大学に進む方法が一般的ですが、独学でも映像制作について学ぶことはできます。
近年では映像制作に関するオンラインスクールやYouTubeなどのサービスで映像制作に関するノウハウを公開しているクリエイターも多数おり、独学でも映像制作を学ぶ環境が整っています。
特にスクールでは映像制作のプロに直接質問できたり、中には実際に案件をこなしながら学べるスクールもあるため、独学でも実務レベルの知識やスキルを身に着けられるのです。
スクールや独学で学んだあとはクラウドソーシングサイトなどで募集している案件をこなし、経験を積みましょう。
クラウドソーシングサイトは未経験からでも受注できる案件が多数あり、初心者や未経験者にはおすすめです。
クラウドソーシングサイトで実践経験を積むことで、高単価案件に挑戦できるようになれば、収入も安定するようになるでしょう。
フリーランスの映像クリエイターの年収はいくら?
フリーランスの映像クリエイターの年収はいくらくらいなのか気になる方も多いでしょう。
フリーランスの映像クリエイターの年収は幅広く、実績の少ないクリエイターは200万円から300万円程ですが、有名なクリエイターともなれば年収1,000万円程稼ぐ方もいます。
このようにフリーランスの映像クリエイターの年収に差があるのは、フリーランスの映像クリエイターが出来高制となっており、クリエイターの実績や知名度などによって単価が大きく異なるためです。
また作業内容によっても単価が異なるため、映像編集だけでなく、撮影や音響スキルなどその他のスキルをもっておくことは高単価の案件獲得につながるでしょう。
「映像クリエイターの年収」についてより詳しい情報を知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
フリーランスの映像クリエイターになるメリット
フリーランスの映像クリエイターになるメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
ここからはフリーランスの映像クリエイターになるメリットを2つ紹介します。
自分の好きな時間や場所で働ける
フリーランスの映像クリエイターになるメリット1つ目は、自分の好きな時間や場所で働ける点です。
フリーランスの映像クリエイターは出勤する必要がなく、自宅やお気に入りのカフェで自由に働けるためストレスなく仕事ができます。
またクライアントが提示した納期を守ればいいため、日中集中できない場合には、夜間に業務を回すことも可能なのです。
このように自分の好きな時間や場所で自由に働けるというのはフリーランスの映像クリエイターの大きなメリットの1つといえます。
仕事を選べる
フリーランスの映像クリエイターになるメリット2つ目は、仕事を選べる点です。
映像制作会社に所属する場合には、仕事を自由に選ぶことはできず、中には自分の興味がないような案件を担当することもあるでしょう。
しかし、フリーランスの場合には自分で仕事が選べるため興味のある案件を狙って仕事を取りに行くことができます。
また、案件を獲得するには、クラウドソーシングサイトを利用して企業とマッチングするか、企業に直接営業する必要があったりと仕事に関することを自分ひとりですべて行うため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
フリーランスの映像クリエイターに必要なスキルは?
フリーランスの映像クリエイターには映像制作会社で経験を積む方法とスクールや独学からフリーランスになる方法がありますが、フリーランスとして欠かせないスキルには何があるのでしょうか?
ここからはフリーランスの映像クリエイターに必要なスキルを3つ紹介していきます。
フリーランスの映像クリエイターを目指す方は自分に必要なスキルは何か探す手掛かりになれば幸いです。
営業力
フリーランスの映像クリエイターに必要なスキル1つ目は、営業力です。
フリーランスになると自分で仕事を取りに行く必要があるため、営業力は欠かせないスキルとなるでしょう。
自分の意見やアイデアを提案することでより良い作品が作れるようになれば、クライアントからの信頼や評価にもつながります。
また中にはチームを組んで映像制作をする場合もあるため、多くの人が関わるチームでは営業力があることで円滑に制作を進められるでしょう。
映像編集スキル
フリーランスの映像クリエイターに必要なスキル2つ目は、映像編集スキルです。
映像編集スキルは映像クリエイターには必須のスキルといえます。
Adobe系のソフトスキルなど動画編集ソフトを使いこなせるスキルも重宝されますが、アニメーションやCGの制作スキルなど何か1つ得意な編集技術を持っておくことで自分の強みになるでしょう。
また映像編集の世界では日々新しい技術が生まれているため、新しい知識や技術を取り入れるアンテナの高さも求められます。
コミュニケーション能力
フリーランスの映像クリエイターに必要なスキル3つ目は、コミュニケーション能力です。
これは営業力と共通する部分がありますが、フリーランスとして仕事を取りに行く際にはクライアントと直接連絡を取り合う必要があるため、コミュニケーション能力が求められます。
フリーランスといっても、クライアントやチーム制作の場合にはチームメンバーとコミュニケーションを取る必要があるためコミュニケーション能力は不可欠なのです。
クリエイター職の適正について詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!
フリーランスの映像クリエイターの仕事依頼の費用相場
フリーランスの映像クリエイターの単価はクリエイター個人でそれぞれ異なりますが、実際にフリーランスの映像クリエイターに仕事を依頼する場合にどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
それではフリーランスの映像クリエイターの仕事依頼の費用相場について調査してみました。
フリーランス映像クリエイターの単価の相場
フリーランスの映像クリエイターの単価の相場は5万円から15万円程度です。
映像制作の費用は個人のスキルに左右される部分もありますが、テロップのみ追加なのか撮影から編集まで行うかなど作業範囲によって単価が変わってきます。
フリーランスは企業と比べて人件費が抑えられるため、企業に依頼するよりも単価が安くなりますが、有名クリエイターや実績を積むことで、1件あたり50万円から100万円といった高単価案件を獲得することも可能です。
単価の金額の決め方
フリータンスの映像クリエイターへの単価はどのように決まっているのでしょうか?
先ほども簡単に紹介しましたが単価は動画の編集範囲や動画の長さなどによって大きく異なります。
例えばYouTube用の動画の編集のみの場合には3分の動画で1万円から、同じ尺の動画であっても撮影から編集までなら10万円からと単価に大きく差があります。
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本
ここからはフリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本を5つ紹介します。
これから勉強を始めようと考えている方は参考にしてみてくださいね。
映像編集入門 動画を自在に操るコツ
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本1冊目は、「映像編集入門動画を自在に操るコツ」です。
東京工芸大学芸術学部同映像学科教授を勤めたこともある岡村征夫さんによる著書です。
本書では観る人を惹きつけ、わかりやすい映像作品を作るコツが書かれた本で、映像編集に関すること全般を理解できるようになっています。
仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本2冊目は、「仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法」です。
この本は動画、映像プロデュースの企画・制作や講演、セミナーなどを行う株式会社ハウスチャイルド代表の家子史穂さんによる著書です。
この本では動画がどのように使われているのかの活用事例から動画撮影から編集までの基礎知識などについて解説しています。
図解だからわかりやすい 映像編集の教科書
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本3冊目は、「図解だからわかりやすい映像編集の教科書」です。
この本は劇場用アニメ『テクノポリス21C』をはじめ劇映画作品、テレビドラマなど数々の映像作品を作ってきた井上秀明さんによる著書です。
この本では古典的な映画の編集技法や井上秀明さん独自の編集技法など実践で使える映像編集技法をわかりやすいイラストと共に解説しています。
知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本4冊目は、「知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応」です。
この本は映像編集講座の企画から運営、コンテンツ作成などを行うオフィス・ユニコ代表の河野緑さんが執筆しています。
この本では動画編集ソフトPremiere Proを使った動画編集の流れやテクニックをサンプル動画と合わせて学ぶことができます。
新版 映像制作ハンドブック
フリーランスの映像クリエイターの独学におすすめの本5冊目は、「新版映像制作ハンドブック」です。
この本はカメラや編集ソフト、ターンキーを販売するグラスバレー株式会社による著書です。
映像制作のプロによる映像制作時に押さえておきたい技術や作業について基礎的なものからカメラの高さとアングル、カメラワークなど具体的なノウハウまで幅広く学ぶことができます。
「独学で映像クリエイターになる方法」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
フリーランスの映像クリエイターになるなら代々木アニメーション学院!
フリーランスの映像クリエイターになる方法として映像系の専門学校や大学に通うという方法もあります。
そこでPacific Metaマガジンではフリーランスの映像クリエイターにおすすめの専門学校として代々木アニメーション学院を紹介します。
代々木アニメーション学院のYouTuber科では映像クリエイターになるために、必要な撮影から動画編集までを学ぶことができます。
代々木アニメーション学院がおすすめの理由として、映像制作のプロ講師による授業や撮影機材、最新のVR機器など充実した環境で映像制作について学べる点が上げられます。
動画編集ソフトの使い方といった基礎からSEやエフェクトの追加についても学ぶことができ、最終的には企画、台本制作、撮影、編集など動画制作を1人で行う実践的なカリキュラムを通して活躍する映像クリエイターに成長できるでしょう。
また就職面でも関連企業との連携によって、映像制作会社へのインターンや採用枠が設けられているため、映像制作会社で経験を積んでからフリーランスを目指したい方にもおすすめです。
「代々木アニメーション学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
フリーランスの映像クリエイターについてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンではフリーランスの映像クリエイターについて以下のように紹介しました。
- フリーランスの映像クリエイターになるには映像制作会社で経験を積んで独立する方法とスクールや独学で学んでフリーランスになる方法がある。
- フリーランスの映像クリエイターの年収は実績やスキルによって異なり、200万円から300万円の映像クリエイターもいれば、1,000万円近く稼いでいる映像クリエイターもいる。
- フリーランスの映像クリエイターの単価は作る映像の長さや作業範囲、映像クリエイターのスキルによって大きくことなり、1件5万円から15万円が相場だが、1件50万円から100万円の高単価案件を獲得することも可能。
動画の需要が高まっている現在、映像クリエイターは需要のある職種といえます。
フリーランスの映像クリエイターを目指す方はこの記事で紹介したノウハウやおすすめの本などを参考に映像クリエイターとしての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
「映像クリエイターになるのにオススメの専門学校」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!