近年はゲームクリエイターが小・中学生にも人気の職業となっており、目指す人が年々増えています。
その分だけ倍率がますます上がっていくことも予想されるため、きっちり学歴を付けておきたいと考えている方も多いでしょう。
そこで今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームクリエイターを目指すためには国公立大学が適しているのかについて以下の見出しで紹介します。
- ゲームクリエイターとは?
- ゲームクリエイターになるには
- ゲームクリエイターを目指すなら国公立大学がおすすめ
- ゲームクリエイターの将来性
- ゲームクリエイターへの転職ならマイナビクリエイターの利用がおすすめ
ゲームクリエイターになるための様々なルートを紹介しつつ、国公立大学へ進学することのメリット・デメリットを紹介していきます。
ゲームクリエイターとは?
結論に入る前に、ゲームクリエイターについて簡単な説明をおこないます。
具体的な職種や仕事内容を説明した上で、ゲームクリエイターになるまでの代表的なルートを4つ紹介していきます。
主な職種と仕事内容
ゲームクリエイターと一口に言っても様々な職種が存在しています。
代表的な職種は、管理職である「プロデューサー」「ディレクター」や、企画職と呼ばれる「プランナー」、各分野の専門職である「プログラマー」「グラフィックデザイナー」「シナリオライター」「サウンドクリエイター」などです。
目指す職種や現在のスキルによっても最適な進路は変わってきますが、今回の記事では企画職か専門職からゲーム会社に就職し、将来的に管理職を目指すというキャリアプランに基づいて説明をおこないます。
以下の記事では有名なゲームクリエイターを紹介しています。
興味のある方はぜひお読みください!
ゲームクリエイターになるには?
ゲームクリエイターになるまでの進路は、以下の4つが代表的です。
大学については、国公立と私立に分けて見ていきます。
国公立大学へ通う
まず紹介するのは、今回の記事におけるメインとなる国公立大学です。
私立に比べて学校数が少なく受験科目が多いなどの特徴があり、一般的には私立より入学が難しいと言われています。
また、国や都道府県などが運営しているため経営が安定しているという利点や、文学部・経済学部といった一般的な学部が多いという傾向がよく見られます。
私立大学へ通う
私立大学からゲームクリエイターになるケースになるケースも当然存在します。
私立には大学ごとの特色を活かしたユニークな学部も数多く存在しており、国公立よりも選択肢は確実に広がるでしょう。
受験科目も国公立に比べて少ないため、自分の得意分野に合わせた学校を選びやすいという利点もあります。
専門学校やスクールへ通う
大学へ進学する以外に、専門学校やスクールに通って実践的なスキルを身につけるという選択肢もあります。
講義がそれぞれの分野に特化しているため、在学中に専門知識や技術を数多く習得できますし、資格の取得も狙いやすいのがメリットです。
専門学校は2年~3年制となっているところが多いため、1年でも早く就職してお金を稼ぎたいという方には向いている進路と言えます。
独学で学ぶ
独学でゲームクリエイターになるのも不可能ではありません。
プログラミングなどであれば言語ごとの本も充実していますし、独学でフリーランスとして活動しているような方もたくさんいます。
高卒までの学歴だったとしても、今までの経験や成果物を使って上手くアピールすればチャンスはあるでしょう。
独学でクリエイターを目指す方法について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
ゲームクリエイターを目指すなら国公立大学がおすすめ
上の見出しでは、ゲームクリエイターになるまでの4つの進路を紹介しましたが、Pacific Metaマガジンでは様々な要素を比較した上で国公立大学をおすすめいたします。
まず、何だかんだ言っても大手のゲーム会社は大卒を採用する割合が高く、初任給においても専門卒よりも大卒の方が高いケースが多いです。
やりたいことや就職したい企業が決まっている場合はともかく、目標が完全に定まっていない場合は大学を目指すのが良いでしょう。
次は、国公立 VS 私立という話になりますが、出身大学による違いは下の見出しで詳しく見ていきます。
国公立大学と私立大学の違い
まずは国公立大学と私立大学の違いについて見ていきます。
全ての大学が当てはまるわけではありませんが、一般的に良く言われているイメージは以下の通りです。
また、「ゲームクリエイターになるには?」の見出しでもそれぞれの特徴を紹介していますので、そちらも見直してみてください。
学費
大学の学部によっても異なりますが、学費は国公立の方が圧倒的に安いです。
入学から卒業までにかかる費用を比べると、平均的に国公立は私立の2/3程度で済むことが多くなっています。
入学金についてはどちらもさほど変わりませんが、毎年の授業料にはかなりの差があるため4年間トータルではかなりの差となります。
国公立大学は国や都道府県が運営しているため、学費が安くても設備が安定しているのが嬉しいところです。
偏差値
偏差値はピンキリなので一概には言えませんが、全体的に見れば国公立大学の方が高くなっています。
また、上でも紹介しましたが受験科目数については国公立>私立なので、国公立の受験では様々な分野に対応できる学力をつける必要があります。
偏差値が同じだったとしても国公立と私立では考え方が若干異なり、国公立の受験を乗り越えている方が幅広い知識を持っているというイメージが付くでしょう。
ゲームクリエイターを目指す人が国公立大学へ通うメリットとデメリット
続いては、ゲーム制作を仕事にするにあたって、国公立大学を選んでおくメリットとデメリットを見ていきましょう。
先に言っておくと、採用においては「国公立 or 私立」よりも大学名自体が見られるケースがほとんどですが、国公立と私立における特性の違いによって、入社後にはやや違いが出てきます。
そのあたりにも注目してご覧ください。
メリット
国公立大学においては6~7科目の受験が求められることも多いため、国語・数学・英語のほかにも、入学するまでの過程で幅広い知識が身につきます。
特にプランナーなどの企画職やシナリオライターといった職種においては、幅広い分野の知識を蓄えることによって仕事の幅も広がるため、一見ゲーム制作に関係の無い内容でも身に付けておく価値はあるでしょう。
また、専門学校や独学などと比較すると、在学中に一般教養を習得する機会はずば抜けて多くなってくるので、そこでも職種によっては大きなアドバンテージとなり得ます。
デメリット
メリットで説明したことの裏を返せば、特化した知識やスキルが身に付きづらいということが言えます。
特にプログラマーやグラフィックデザイナーといった専門職を目指すにあたっては、学力よりも経験や実績を重視する傾向が強いですが、国公立大学の受験や在籍中の生活においては、自ら積極的に意識をしないと実践的・専門的なスキルを得ることは難しいでしょう。
早めに将来の目標を定め、場合によっては大学の講義とは別に勉強をしておかないと、専門スキルの面で後れを取ってしまうかもしれません。
ゲームクリエイターの将来性
最近は人気の職業となっていることもあり、ゲームクリエイターとして就職するのは簡単なことではありません。
しかし、仮に就職できれば将来性のある職業でもあるのです。
ゲームクリエイターの平均年収は一般の会社員全体と比べても高くなっていますし、ゲーム制作の総責任者であるプロデューサーになれば、一般の人が知る有名人になれる可能性もあります。
プログラマーやデバッガーといった現場仕事を何十年も続けることは体力的に厳しいので、ディレクターやプロデューサーといった管理職へキャリアアップすることを視野に入れつつ、将来を考えていきましょう。
ゲームクリエイターへの転職はマイナビクリエイター
上の見出しではゲームクリエイターの将来性についても見ていきましたが、将来のキャリアを考える上では転職を検討することもあるでしょう。
もし、ゲームクリエイターへの転職を考えている方がいれば、一度マイナビクリエイターをチェックしてみてください。
マイナビクリエイターは、ゲーム・Web・IT業界に特化した転職サイトとなっており、普通のマイナビより分野に特化している分だけ手厚いサポートが受けられます。
また、ゲーム業界の情報・ノウハウも豊富に揃っていますので、クリエイターを目指す方にはぜひチェックして欲しいサービスです。
さらにマイナビクリエイターでは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者がいるため、個人の性格や経歴に合わせた的確な意見をもらえます。
転職した後における、将来のキャリアアップについての相談にも乗ってくれるでしょう。
また、マイナビでこれまでに培ったコネクションを活かして、ゲームメーカーによる説明会といったイベントも数多く開催されています。
マイナビクリエイターの評判や口コミについては、Pacific Metaマガジンでも調査記事も掲載していますので、マイナビクリエイターについてもっと知りたいという方は、こちらも参考にしてください。
ゲームクリエイターの国公立大学についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームクリエイターを目指すためには国公立大学が適しているのかについて紹介してきました。
- ゲームクリエイターになるには国公立大学・私立大学・専門・スクール・独学などのルートが存在する
- 目指す職種や企業によっても変わるが、特定の目標が無いのであれば国公立大学を目指すのがおすすめ
- 国公立大学に身につく幅広い分野の知識・教養は、特に企画職などを目指す上で役立つ
- ゲームクリエイターは管理職を目指せば将来性も高い仕事
- 転職を検討するならマイナビクリエイターを要チェック
全ての人に国公立大学がおすすめというわけではありませんが、考え方の1つとして参考にしてみてください。
ゲームクリエイターへの転職に興味がある方は、下記の記事もあわせてご覧ください!